Webライターの仕事がつらい!対処法と乗り切るためのコツ3つ【今日からできる】
Webライターの仕事がつらい。このまま続けていて大丈夫かな…?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- Webライターの仕事がつらいと感じる原因と対処法
- つらさを乗り切る3つのコツ
この記事を書いている僕は、ブログ歴4年。ライティングスキルには自信があり、Webライターへの仕事発注も行っています。
本記事の執筆者
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
Webライターの仕事はつらい時期があると聞いていたものの、想像以上のつらさに解決策が分からず、不安を抱えている方も多いと思います。
そこで今回は、Webライターの仕事がつらいと感じている方へ、その原因と具体的な対処法をお伝えしていきます。
- 文字単価が低すぎて収入が増えない
- 応募できる仕事がない
- ひとりでいる孤独感
- 自己管理が大変
- 記事を書くのに時間がかかる
- 興味ない仕事にも取り組まないといけない
- クライアントの対応が悪い
どれも今日からできるものばかりなので、ぜひ実践してみてくださいね。
Webライターの仕事がつらいと感じる原因と対処法
Webライターの仕事をしていると、誰にでもつらいと感じる時期があります。
特に初心者の頃は、どうやって解決すれば良いのか分からず、ストレスばかりが溜まっていきますよね。
まずは原因を深掘りしてから、詳しい対処法を見ていきましょう。
①文字単価が低すぎて収入が増えない
精神的にも肉体的にもつらいと感じる1番の原因は、文字単価の低さ。
以下の、文字単価と執筆本数、収入の目安を見てください。
文字単価 | 執筆本数 | 収入目安 |
---|---|---|
1文字0.5〜0.9円 | 3,000字×20記事 | 30,000〜54,000円 |
3,000字×30記事 | 45,000〜81,000円 | |
1文字1.0〜1.5円 | 3,000字×20記事 | 60,000〜90,000円 |
3,000字×30記事 | 90,000〜135,000円 | |
1文字1.6〜2.0円 | 3,000字×20記事 | 96,000〜120,000円 |
3,000字×30記事 | 144,000〜180,000円 |
文字単価1円未満の場合、毎日1記事納品しても月収は45,000〜81,000円。1.5円でやっと10万円を超える計算になります。
1日で執筆できる本数には限りがあるので、初心者ライターさんが収入を増やすためには、文字単価を上げる努力が必須です。
「いやいや。そんなこと分かってるけど、上げられないから困ってるんだよ」と思いますよね。
そこで、初心者ライターさんが単価を上げる、具体的な方法をお伝えします。
単価アップ方法
- 質の高い記事を納品し続けて、単価交渉する
- 単価の高いジャンルをひとつ極める
単価をあげるコツは、「この人がいなくなったら困る」とクライアントに感じてもらうこと。まずは質の高い記事を書いて、クライアントの信頼を得てから単価交渉していきましょう。
また、単価の高いジャンルを狙うのもおすすめです。
単価の高いジャンル例は以下の通り。
不動産、仮想通貨、金融、投資、美容、医療、転職
専門知識の勉強は必要ですが、一般的な案件に比べると競合が少なく狙い目です!
これらは着実に単価を上げる方法なので、焦らず実行していきましょう。
②応募できる仕事がない
Webライターの募集条件を見ると、「ライター経験◯年以上」「複数の実績提出」など、ほとんどが初心者に当てはまらないものばかり。
最初は求められる経験やスキルに、自分が応募できるものなんてない…と絶望するかもしれません。
しかし、諦めるのはまだ早いですよ!
ライティング案件のを受発注できるプラットフォームはクラウドソーシングが一般的ですが、実は他にもあります。
例えば、以下のような場所ですね。
- Twitter(#ライター募集 と検索してみる)
- 求人サイト(indeedやタウンワークなど)
- メディアに直接営業(お問い合わせ欄から)
仕事を探すフィールドを変えてみることで、クラウドソーシングにはなかった案件に出会えるかもしれません。
自分にあった市場を見つけて、怖からずにガンガン提案してきましょう!
③ひとりでいる孤独感
Webライターの仕事は、基本的にひとり作業。オンラインでほぼすべて完結するため、交流の場を意識しなければ人との関わりが少なくなります。
ライティングに関する悩みや、仕事の苦労を分かち合う人がいないのは寂しいもの。
ひとりの孤独がつらいと感じている方は、まずサロンや講座に入って仲間と繋がりを持ちましょう!特にWebライターなら、ライターのための講座やラボがおすすめです。
仕事について話せる場があるだけでも気持ちは軽くなりますし、同じように悩みながら上を目指して頑張る人が側にいると大きな励みになるでしょう。
④自己管理が大変
Webライターの仕事には納期があるため、「いつまでに・何を・どのくらい進めるのか」すべて自分で管理しなければなりません。
いろんな案件が同時進行していくので、管理が甘いと常に納期に追われてしまいますよね。
そこで、自己管理に悩む人はツールに頼るのも一つの方法です。
例えば、タスク管理できるAsanaや、Notionの導入ですね。
このようなツールを使えば、プロジェクトの進捗状況を視覚的に把握できるようになり、優先順位がつけやすく、日ごとのタスクもより正確に設定できるようになります。
気持ちのコントロールだけでは限界があるもの。ツールも上手に取り入れて自己管理していきましょう。
⑤記事を書くのに時間がかかる
書くことに慣れないうちは、どうしても執筆時間が長くなりがちです。執筆しながらリサーチもしていたら、一つの案件にかなりの時間を費やしますよね。
「執筆スピードは慣れ」と聞いて、とにかく数をこなすことに必死になっている方も多いかもしれません。
確かにこれも事実なのですが、実はそれだけでは足りないんですね。
初心者の頃でも生産性をあげるためにできることは、以下の2つ。
- ポモドーロテクニックを取り入れる
- リサーチを執筆前にすべて終える
ポモドーロテクニックとは
25分(作業)+ 5分(休憩)を4セット。終了したら15分〜30分間の長めの休憩をとる。このサイクルを繰り返し行う。
ポモドーロを使うと、集中力の高い状態が1日のなかで断続的に増えてきます。
また、執筆前にリサーチを終えておくことも重要です!書きながら調べていては、いつまでたってもスピードがあがりません。
リサーチして必要な情報をメモしたら、あとは一気に書き上げましょう。
「情報収集+構成→箇条書きでメモ→一気に執筆」といった感じですね。執筆する時は、とにかく手を止めないというのも早く書けるコツです!
なお、さらに記事を早く書きたい方は、爆速で書く方法も参考にしてみてくださいね。
⑥興味ない仕事にも取り組まないといけない
実績やスキルがない最初は、受注できる仕事の多くが「初心者OK」「未経験OK」と書かれているものになるはずです。そういった仕事が必ずしも自分の興味ある分野とは限りません。
興味がないと、リサーチして知識を身につける段階でなかなか情報が頭に入ってこないんですよね。
関心を持って取り組める仕事を増やすには、自分が気になる案件にたくさん出会うこと。
つまり、毎日案件チェックしたり、仲間やディレクターと繋がって日々情報収集することが欠かせません。
特にフリーランスの場合は、繋がりから仕事が生まれることも多いので、日々積極的に動いて情報を集めましょう。
⑦クライアントの対応が悪い
自分のことだけでも悩んでいるのに、人間関係のストレスまで加わるともう最悪です。
どの業界もそうですが、Webライティングの世界にも悪質なクライアントはいます。怒りっぽい、プロジェクトの途中で音信不通、報酬未払い、指摘が抽象的すぎる… など、クライアント選びに失敗すると仕事のつらさが増しますよね。
対応の悪いクライアントに頭を抱えないためには、そもそも付き合わないこと。仕事を受注するまでの段階で、信頼できるクライアントか判断する必要があります。
具体的な判断ポイントは以下の通りです。
- 案件についての説明は具体的か
- 契約条件は妥当か
- 評価は高いか
- 受発注数が一定数あるか
- 直接契約の場合、契約書はあるか(SNSやメディア経由の場合)
契約前の辞退は自由ですので、嫌な思いをする前にしっかり確認しましょう。
Webライターが仕事のつらさを乗り切る3つのコツ
解決策は分かっても、これから本当に稼ぎ続けれるのか不安が残る方は多いと思います。
厳しいことをいうと、時間を切り売りしながらただ仕事をこなしているだけでは、Webライターの収入が大きく増えません。
より安定して稼げるWebライターを目指すのであれば、仕事の幅を広げる必要があります。
Webライターがスキルアップすると、「ディレクター」「編集長」「ライティング講師」「コンサルタント」などのポジションが目指せますよ!
仕事の幅が広がると、「収入が増える→新しい事業や学びに投資する→さらなるスキルアップ→収入が増える…」とサイクルが回りはじめ、時間労働から卒業。ある程度は安定して稼げるようになります。
では、Webライターの仕事のつらさを乗り切り、安定して稼げるようなるためにはどうしたら良いのか。誰でもできる3つのコツをお伝えしていきます。
- 目標を決める
- SEO知識を身につける
- プロから学ぶ
①目標と行動計画を決める
モチベーションに左右されず、確実に毎日のタスクをこなすためには、目標設定と行動計画が欠かせません。
まずは、Webライターとして実績を残すために何を目標にすべきか考えましょう。大事なのは、目標をできるだけ具体的にすること。「Webライティングで稼ぐ」ではなく、「Webライティングで月30万稼いだら、自分の商品を販売し、ライティング以外の収入源をもつ」といった感じですね。
目標達成するための行動計画も、「まずWebライティングで月30万円稼ぐためには、文字単価はいくら?月に何本必要?単価を上げるためには?」と、逆算思考で細かく具体的に決めていきましょう。
ここまで行動計画が明確になっていると、あとは日々のタスクにも落とし込むだけ。やるべきことが決まっているので、毎日迷うことなく作業に取り組めるはずです!
なお、毎日継続してタスクに取り組めるか不安な方は、習慣化のコツを抑えましょう。
②SEO知識を身につける
仕事の幅を広げるには、SEO知識も欠かせません。
ぶっちゃけ、SEO知識があるwebライターはかなり重宝されます。なぜなら、発注者側の負担が大幅に軽減されるから。僕もWebライターさんに仕事を依頼することが多いですが、キーワードさえお渡しすればあとはお任せできるので、とても助かっています。
ニーズ分析から執筆まですべてを行うため、当然ライティングだけの案件より報酬は高くなりますし、仕事も依頼されやすくなるでしょう。
これからWebライターとしてスキルアップしたいなら、SEO知識は必須なので今から勉強しておくべきです。
SEOが初めての方は、超入門で詳しくお伝えしているのでそちらも参考にしてください。
③プロから学ぶ
Webライターのプロになるためには、プロから直接学ぶが1番の近道です。
間違っているのに自己流を続けていても、仕事の幅は一向に広がりません。プロである講師陣から「正しい情報を学ぶ」ことが重要です。ライティングしているなかで出てきた疑問や質問はすぐ解消し、どんどんスキルアップしていきましょう。
実際にプロを側に見ながら学ぶことで、彼らの思考や仕事のやり方もリアルに感じられるでしょう。
「学ぶ→実践→試行錯誤→学ぶ」これを高速で回した人が結果を出します!
まとめ:つらい時期を乗り切って一人前のWebライターを目指そう!
というわけで今回は、Webライターの仕事につらさを感じている方へ向けて、解決策と安定して稼ぐための方法を紹介しました。
本記事の要約
- Webライターの仕事がつらいと感じる原因と対処法
- 文字単価が低すぎて収入が増えない
- 応募できる仕事がない
- ひとりでいる孤独感
- 自己管理が大変
- 記事を書くのに時間がかかる
- 興味のない仕事にも取り組まないといけない
- クライアントの対応が悪い
- Webライターが仕事のつらさを乗り切る3つのコツ
- 目標と行動計画を立てる
- SEO知識を身につける
- プロから学ぶ
- まとめ:つらい時期を乗り切って一人前のWebライターを目指そう!
Webライターは、自分次第でいくらでも将来性を高められる仕事です。
どんどんスキルアップして、仕事の幅を広げていきましょう!