Webライターの副業は会社にバレないの?【5つの条件を守ればバレません】
Webライターって会社にバレずにできるのかな?
今回は、こんな疑問にお答えします。
この記事を書いている僕は、ブログ歴4年。つい最近まで、会社に勤めながら副業ブロガーをしていました。
本記事の執筆者
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
Webライターの副業を始めたいけど、会社にバレるのが不安で一歩踏み出せない人は多いと思います。
結論から言うと、うまく対策をとっていけば副業でWebライターをしていることが会社にばれる心配はありません。
そこでこの記事では、Webライターの副業が会社にバレないための条件や、副業が会社にバレる理由などを解説します。当記事を参考に、安心して副業Webライター生活をスタートさせてください!
Webライターの副業がバレないための条件5つ
早速ですが、会社にバレずに副業したいなら以下5つの条件を守ってください。
- ライター業で本名や顔写真を使わない
- 会社でライターに関わる作業をしない
- 会社で副業の話をしない
- 副業を疑われても認めない
- 確定申告で住民税を普通徴収にする
上記の条件さえ守っておけば、まずバレません。
では、1つずつ解説していきますね。
条件①ライター業で本名や顔写真を使わない
まず、本名や顔写真など、個人が特定されるような情報は出さないようにしましょう。Webライターであれば、個人情報を出さなくても仕事はできます。
具体的には、以下の対策をとるようにしてください。
- ペンネームを使う
- 顔写真の代わりに似顔絵風のアイコンを使う
- 年齢や居住地をぼかす(20代、○○県在住、など)
また、クラウドソーシングやSNS経由で仕事を受けようとしているなら、会社で呼ばれているニックネームなどを使うのも厳禁です。どこで誰が見ているか分かりませんので、容易にあなたと結びつくような情報は出さないのが鉄則、と思っておいてください。
ちなみに僕は、会社員時代は仮面を被ったアイコンを使用していました。「しかまる」という名前も本名とは全く関係ないものです。
条件②会社でライターに関わる作業をしない
次に、当たり前のことではあるのですが、会社でライターに関わる作業をしてはいけません。執筆はもちろん、案件応募やクライアントと連絡を取るのも社外で行ってください。
ちなみに、ありがちなのはスマホでバレるケース。たとえば以下のような場合です。
- 仕事のやり取りのメールを見られる
- クライアントからの連絡の通知を見られる
- クラウドソーシングアプリのアイコンを見られる
ですのでスマホをデスクに置きっぱなしにしたり、不用意にメールを開いたり、といったことは避けてください。
どこにでも人目はありますし、意外と見られているものなんです…
条件③会社で副業の話をしない
そして、会社で副業の話をするのは厳禁です。仮に同僚がWebライターの副業をしていたとしても、仲間意識をもって「自分もやっている」と打ち明けるのも避けてください。
また、会社の人に知られているSNSアカウントで、副業のことを発言するのもやめておきましょう。あとから発言を消しても、もしスクリーンショットを撮られていたら副業の動かぬ証拠となる恐れがあります。
とはいえ、ライティングの悩みを誰かに相談したいこともありますよね。そんな場合は、以下の対策をとりましょう。
- ライター専用のSNSアカウントを作る
- 顔出し不要のオンラインセミナーに参加する
ライター仲間が欲しいのであれば、社外で作るようにしてくださいね。
条件④副業を疑われても認めない
もし上司や同僚から「副業しているらしいね」などと言われたら、焦りますよね。そういう場合は、まず冷静になって「証拠をつかまれているかどうか」を確認してください。
憶測で言っているだけという可能性も高いので、そこで「バレた!」と思って認めてはいけません。たとえば、「なぜそう思われたのですか?」「誰が言ってたんですか?」などと、逆に質問してみましょう。
証拠があると分かるまでは、あくまでとぼけるようにしてください。
また、副業の収入で買ったものを会社に持っていかないなど、普段から疑われないような行動を心掛けるのも大切です。
条件⑤確定申告で住民税を普通徴収にする
副業で収入を得たら確定申告(※)をする必要があるのですが、その際は住民税の納付方法を「普通徴収」にしておきましょう。
(※)確定申告とは
1/1〜12/31の期間に得た給与以外の収入を税務署に申告すること。翌年2/16〜3/15の間に行う。
ちょっと分かりにくいので、まずは確定申告がきっかけで副業が会社にバレる流れを説明しますね。
確定申告で副業がバレるパターン
- 税務署が「給与+副業の収入」を基に住民税を計算する(4月ごろ)
- 住民税を給料から天引き(特別徴収)するために、会社に税額を通知する(5月ごろ)
- 給与に見合わない住民税の金額だと「会社以外から収入を得ている」とバレる
つまり、副業分の住民税が給与天引き額に加算されるからバレるんです。
ですので、副業分の住民税を自分で払えばバレません。これを普通徴収と言い、やり方はとても簡単。確定申告書の住民税欄にある「自分で納付」に〇をつけるだけでOKです。
また、きちんと普通徴収になっているかを確認しておくとさらに安心です。4月中旬~下旬ごろに、市役所や区役所に「間違いなく普通徴収になっているか」を問い合わせておきましょう。
確定申告直後だと役所の手続きが完了していない場合がありますので、問い合わせの時期に注意してくださいね。
Webライターの副業がバレないためにはバランスも大切
また、会社にバレないように副業するのであれば、本業に影響を与えないようにバランスを考えるのも大切です。
具体的には、あらかじめ以下の2点について考えておきましょう。
- 副業で得たい収入
- 副業に充てられる時間(1週間、または1ヵ月単位)
きちんと計画を立てておかないと、以下のような失敗を引き起こす恐れも。
- 副業をやりすぎて体調を崩す
- 急に会社を休んで評価を落とす
- 納期に間に合わずクライアントに迷惑をかける
当然ながら、副業は本業あってのものですので、本業に支障が出てしまっては本末転倒です。また本業・副業に関わらず、お金を稼ぐのであれば、プロ意識をもたなければいけません。Webライターをするなら、納期に遅れるようなことが無いように計画的に仕事を受けるようにしてくださいね。
自分がやるべきことや、できる範囲をきちんと決めておくのが大切です。
【豆知識】副業がバレない「20万円の壁」とは?
実は、副業の収入が年間20万円以下であれば会社にバレません。なぜならWebライターの収入は「雑所得(※)」とみなされ、雑所得が20万円以下の場合は確定申告が不要だからです。
(※)雑所得とは?
雑所得とは、利子所得、配当所得、不動産所得、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、譲渡所得及び一時所得のいずれにも当たらない所得をいい、例えば、公的年金等、非営業用貸金の利子、副業に係る所得(原稿料やシェアリングエコノミーに係る所得など)が該当します。
引用元:国税庁
というのも、そもそも確定申告は税務署が所得税を算出するための制度。雑所得が20万円以下なら所得税が発生しないので、確定申告する必要がないのです。
ですので、副業Webライターの収入を月平均で15,000円程度におさめるのであれば、バレません。
ただし、雑所得が20万円以下でも住民税の対象には含まれますので、自治体への届け出は必要となります。
まとめ:Webライターの副業がバレないように注意して行動しよう
今回は、Webライターの副業が会社にバレない方法について解説しました。
本記事の要約
- Webライターの副業がバレないための条件5つ
- ライター業で本名や顔写真を使わない
- 会社でライターに関わる作業をしない
- 会社で副業の話をしない
- 副業を疑われても認めない
- 確定申告で住民税を普通徴収にする
- Webライターの副業がバレないためにはバランスも大切
- 【豆知識】副業がバレない「20万円の壁」とは?
繰り返しにはなりますが、本記事に記載した5つの条件を守れば、会社にバレることなくWebライターの副業ができます。
また、ライティングが上手くなると分かりやすい書類が作成できたり、要点をおさえて話せるようになったりと、本業で役立つスキルも身につきます。そうすると会社での評価が上がって、出世につながる可能性も。
Webライターはプラスの要素しかない仕事なので、早速始めてみてくださいね。