ブログの文字数はSEOに影響しない話【最適な文字数の目安は〇〇です】
ブログの文字数ってどのぐらいが最適なの?SEOに有利な文字数は?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ブログ記事の文字数はSEOに直接影響しない
- ブログに最適な文字数を判断する目安
- ブログのSEOで文字数より大切なこと3つ
この記事を書く僕はブログ歴3年。収益は月50万円突破しました。
本記事の執筆者
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
本記事ではブログ記事の文字数について解説していこうと思っているのですが、先に結論を。
今まで上位表示記事をたくさん書いてきた僕が断言しますが、ブログ記事の文字数はSEOに影響しません。
じゃあ最適な文字数は?文字数が多い記事が上位表示されているのはなぜ?といった点についてもしっかりお話していくので、早速本題に入っていきましょう!
【結論】ブログ記事の文字数はSEOに関係ありません
SEOにおいて、ブログ記事の文字数は直接順位に影響しません!
そもそも「SEOで上位表示される記事=品質の高い記事」なのですが、記事の品質は文字数で決まるのではなく、”読者にとって価値があるかどうか”で判断されます。
例え500文字であっても、8000文字であっても、上位表示される条件は「読者ファーストの記事になっているか」どうかなんですね。
確かに、2017年頃までは文字数がSEOに関係すると言われていました。その名残から、今でも上位に4万文字以上の記事がきていることもしばしば…。
しかし、そのような時代はもう終わりましたし、文字数を意識して読者に必要のない情報まで入っているような記事は、むしろ逆効果でしょう。
文字数の多いブログが上位表示されている理由
とはいえ、中には最新の記事でも文字数の多い記事が上位表示されています。
これはどうしてかと言うと、記事の網羅性が高いから。
つまり、上位記事の文字数が多くなっている理由は、記事の内容を充実させた結果であるというのが正しい見解ですね。
SEOで評価されているのは文字数ではなく、あくまでも”内容”です!
ブログ記事に最適な文字数はキーワードによって変化する
ブログの記事に最適な文字数というのは、キーワードにより変わるのが当然。
要は、“内容を充実するために必要になった文字数” がその記事の最適な文字数です。
読者ファーストで書けた内容になっているか、読者のニーズに合った記事なのか、その点をクリアできさえすれば、最適な文字数は特にないと言ってOKですね。
ブログに最適な文字数を判断する目安
SEOに有利なのは文字数が多い記事ではなく読者ファーストな記事であり、最適な文字数はキーワードに変化するとお伝えしましたが、やはり長すぎる文章は読者を惹きつけません。
そこで、ブログに最適な文字数の判断材料を2つ紹介しますので、目安として参考にしてみてください。
- ブログ記事の文字数は2000~3000文字が多い
- 人が集中して読める時間は3分~15分
①ブログ記事の文字数は2000~3000文字が多い
ブログ記事の文字数は、2000~3000文字程度で書いているブロガーさんが多いですね。
4000文字や5000文字となれば、読者から長い記事だと認識され、もっと簡潔に知りたかったユーザーがブログから離れてしまうこともあるでしょう。
そもそも、読者が本当に知りたい内容だけを伝えるならぶっちゃけ500文字程度で充分ですし、より深堀し、付加価値を提供していくにしても2000~3000文字程度が妥当です。
実際、僕のブログ記事も2000~3000文字程度が多いですよ!
②人が集中して読める時間は3分~15分
なお、2000~3000文字の記事が多い理由として、科学的な要因もあるんですね。
人間が集中して読める時間は一般的に3分~15分・1分間に読める文字数は平均で400~600文字と言われています。
実際に集中して読める時間や1分間で読める文字数というのは個人差があり、集中できてもせいぜい3分~5分程という方が多いでしょう。その設定で単純計算しても、3000文字以内が適切。
ただし繰り返しますが、最適な文字数は記事によって異なります!
2000文字では多すぎる記事もあれば、3000文字では少なすぎる記事もあるはずなので、臨機応変に設定してみましょう。
ブログのSEOで文字数より大切なこと3つ
SEOに強いブログ記事を書きたいなら、文字数よりも重要視すべきことがあります。
念頭においてほしい大切なことは主に3つ。
- 無駄な情報を入れない
- ブログ記事は読者ファーストで書く
- 視覚的な効果も意識する
順番に、詳しく解説していきましょう。
その①無駄な情報を入れない
ブログ記事をただ淡々と書いていると、話が脱線したり、いらない情報を組み込んでしまったりといったことがありますが、それはSEO的に不利に働きます。
SEOで勝ちたいなら、ただ文字数やキーワードを増やせば良いのではなく、「ユーザーの知りたい情報のみ」を掲載すべき。
無駄な情報は入れないのが無難です。ターゲットの検索意図に沿わないアフィリエイト広告を挿入するのもNGですね。
情報が色々と錯乱しているブログ記事は、決して読みやすいとは言えず、SEOでも評価されないので注意しておきましょう!
その②ブログは読者ファーストで書く
前述でも何度か伝えましたが、ブログ記事で大切なのは“読者ファースト”であるかどうかなんですよね。
もっと深くいえば、読者ファーストに繋がる記事とは、読者のニーズに応えられている記事です。
さっき紹介した”無駄な情報を入れない”というのも読者ファーストな記事に仕上げるため!
ニーズと言っても顕在ニーズと潜在ニーズがありますから、それらを理解した上で、どちらの悩みも解決できるような記事が書ければSEOに評価されるでしょう。
その③視覚的な効果も意識する
読者ファーストといった面では、記事の内容だけではなく、記事内の見出しや箇条書き、画像などといった視覚的要素も必要です。
こういった工夫をすることで、サイト全体が見やすくなりますし、画像や色があればイメージしやすくなり、読者の理解度がより深まると言っても過言ではありません。
見やすい・イメージしやすいと感じるサイトには、読者が都度訪れてくれるでしょう。
視覚的な効果を意識していくことも、読者ファーストに繋がりますよ!
まとめ:SEOで勝ちたいなら文字数よりも本質を理解せよ
では、本記事を要約します。
本記事のまとめ
- ブログ記事の文字数はSEOに直接関係ない
★文字数の多い記事が上位表示されているのは情報を網羅しているから
★最適な文字数はKWにより変化する - ブログに最適な文字数は2000~3000文字を目安に
- ブログのSEOで文字数より大切なこと3つ
①無駄な情報を入れない
②ブログ記事は読者ファーストで書く
③視覚的効果も意識する
何度も繰り返しますが、ブログで重要なのは文字数よりも内容です。
どんな読者に読んでほしいか?そしてその読者が知りたい情報とはなんなのか?分かりやすい記事にするにはどうすればいいのか?
このあたりを意識して、読者ファーストな記事を書いていきましょう!