【SEO超入門】ブログはサイト構造を理解しないと、書いた記事はすべて無駄になる!
アクセスが全然増えない。記事を書きまくっているのに全然伸びなくて焦っている。
こんな悩みを解決します。
ブログで伸び悩む原因は正しい「サイト構造」を理解していないからです。
例えば戦いで団体戦をしているのに、自分だけ「竹槍を持って勝つぜ!」って個人戦をやっているようなものなんですね。
つまり、これでは勝てません。
なので、あなたが明日から団体戦ができるように、今回はサイト構造を理解しないと記事が無駄になるというテーマでお話ししていきます。
この内容を理解することで、ブログ初心者から中級者、上級者まで一気に駆け上がり、圧倒的にライバルと差をつけることができます。
ブログというチーム戦ができるように、全て具体的なやり方を紹介していきます。
今回のテーマ
- トップページで狙うキーワードを決める
- カテゴリーページのキーワード対策
トップページで狙うキーワードを決める
まずあなたに1つ質問ですが、トップページで狙うキーワードは決めていますか?
もし決めていないのなら、あなたのブログの構造が崩れていきます。
例えば、トップページのキーワードに「筋トレ」と決めた場合は、その下にあるカテゴリーページ(下層ページ)には筋トレに関することを書かないといけません。
さらに、下にある1個1個の個別記事も筋トレに関するキーワードを入れないといけないのです。
具体例
- トップページ…「筋トレ」
- カテゴリーページ…「筋トレ 下半身」
- 個別ページ…「筋トレ スクワット やり方」
こういった階層ができるということです。作っていく過程は理解できたものの、ひとつ注意すべきポイントが2つあります。
注意点
- 関係のないキーワードをいれない
- キーワードのカニバリゼーションに注意
関係のないキーワードをいれない
筋トレのことについてブログで書いているのであれば、全然関係のないディズニーランドの話をしたり、ブログの話をいれちゃうと、Googleがあなたのブログを見たときに混乱するのです。
なので、関係のないキーワードはいれないことです。
キーワードのカニバリゼーションに注意
カニバリゼーションとは、簡単にいうと「記事同士の共食い」です。
例えば、A記事とB記事の内容があまりに似過ぎていると、Googleが「同じキーワードで記事を書いているな」と判断して、20位と26位あたりでウヨウヨして上がってこれない状態になるのです。
このように同じキーワードで現れてしまっていることを、カニバリゼーションといいます。
違う内容で書いているのに、カニバリゼーションという共食いが発生すると労力が無駄になるので、マイナスの影響を受けてしまうのです。
今回はカニバリという「記事同士が共食いする現象があるんだな」という認識で十分です。
関連:YouTube 【SEO対策】カニバリになった時の対応策
②カテゴリーページのキーワード対策
カテゴリーページは検索上位にあがってくる可能性があるので、キーワードでしっかり狙う必要があるのです。
どうするのかというと、トップページのキーワード検索意図を選定していくということです。
例えば、「筋トレ」をあなたがトップページで狙うと決めたのなら、筋トレの検索意図として予想されるキーワードをカテゴリーにしていきます。
具体例
- 筋トレ やり方
- 筋トレ 評判
- 筋トレとは
これらを選ぶ基準は、そのカテゴリーページをトップに持ってきたときに、カテゴリー内に入れる記事が沢山あるかどうかで判断しましょう。
例えば「筋トレ 評判」をカテゴリーページにした時、あまり記事を入れるイメージがないので難しいですよね。
一方「筋トレ やり方」は、ベンチプレスやレッグリフトなどのやり方を紹介するイメージができます。
このように、カテゴリーページを作って狙うキーワードをカテゴリーの中に「記事をたくさん入れられるのかどうか」をイメージしていきましょう!
こんな人がカテゴリーページで対象になる
カテゴリーページを作ったら、そのカテゴリーではどんな人が対象になるのか、予想される読者さんなのか考えましょう。
「そこまで考えて作らないといけないの?」と思うかもですが、ここまで考えている人が少ないから考えていることでライバルと差が付くのです。
例えば「筋トレとは」の内容なら、これから筋トレを始めたい人に向けて書きますよね。
「筋トレ やり方」では、筋トレを始めたけど何をしたら良いのか分からない人に向けてです。
「筋トレ 評判」はすこし難しいですが、さらに筋トレの効果を出したい人が新しいメニューに取り組むとき、そのメニューに対しての評判を知りたい人など、ややマニアックなコンテンツを作っておく必要があるのです。
自分がしっかりカテゴリーの対象になる人を意識しておいて、そのキーワードを狙うと決めることです。
決めた内容でしっかり狙っていく構造を作り込むことで、ライバルとの差が生まれます。
個別ページはカテゴリーで狙うキーワードを含むものを選定する
次にカテゴリーページの下にある1個1個の個別ページですが、カテゴリーページに含まれるキーワードで選んでいきましょう。
例えば「筋トレ やり方」でカテゴリーページを作ったなら、その下に来る個別ページは以下のとおり。
具体例
- 筋トレ デットリフト
- 筋トレ スクワット
- 筋トレ ペンチプレス
このように、筋トレのやり方に関するキーワードで紹介していきます。デットリフトもスクワットも、筋トレのやり方に関連していますよね!
こんな感じの構造が理想
- トップページは「筋トレ」
- カテゴリーページは「筋トレ やり方」
- 個別ページは「筋トレ デットリフトやスクワット」
といったキレイな構造ができるようになるのです。
ここまで関連した情報を入れるとGoogleから専門性があると評価されるので、記事を書けば書くほど順位が上がっていきます。
逆に悪い例は、トップページのキーワードを決めずにカテゴリーを作ったり個別ページで適当に書いていくことです。
これでは絶対に勝てないので、先ほど紹介したトップページのキーワードを決めて、どんな人に向けて伝えたいのか書いて行きましょう!
これだけであなたが毎日書いている記事がどんどん活きて、積み重ねの成果が出てきます。
無駄な量を生産するのではなく、まず最初の段階であなたのブログはこの構造ができているのかチェックしましょう。
出来ていない場合は、紙を用意して手書きで良いのでトップページはこのキーワードを狙う、カテゴリーはこれで作るなど考え直してみましょう。
それだけでブロガーとして、アフィリエイターとしてのレベルを一気にあげることができます。
まとめ
- トップページで狙うキーワード:【筋トレ】→ビックワード
- カテゴリページで狙うキーワード:【筋トレ 下半身】→ミドルワード
- 個別記事で狙うキーワード:【筋トレ スクワット やり方】→ロングテールキーワード
上記のように狙うキーワードは変わってきます。
トップページでは検索ボリュームが多いビックワードを目標としつつ、下層のカテゴリーページには「筋トレ 下半身」などのミドルワードを狙います。
何となく記事を書きまくると、狙いたい検索ボリュームが多いミドルワードが獲得しにくくなります。
関連性がある記事はロングテール→ミドルワード記事に内部リンクをつなぐことで、アクセスがミドルワード記事に流れてGoogleの評価が上がります。
その結果、難易度が高い(ライバルが多い)ミドルワードでも検索上位が獲得できるようになるのです。
動画のようにサイト構造を意識的に作っておくことで、コンテンツが重複する可能性も低くなります。無駄な作業が減り、Googleにも評価されやすいブログを作ることが可能です。
次回、第14回は「【アクセス激増】読まれる「まとめ記事」の書き方【結論:SEO最強です】」についてお話します。