【SEO効果を高めるには記事数が大事?】検索上位を獲得する為に必要な要素とは
記事数を増やせばSEO効果を高められるの?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- ブログのSEOに記事数は関係ある?
- SEOで記事数以上に大事な要素5つ
- 記事数を増やすメリット
- SEO効果を短期間で高める記事数の増やし方
- ブログの記事数を増やす際の注意点5つ
この記事を書く僕は、ブログ歴4年。月収は100万円を超えています。
本記事の執筆者
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
低コスト・低リスクで始められるなどの理由で、副業ブログを始める人が増えています。実際にブログを開設して、試行錯誤しながら記事を書いている人も多いでしょう。
とはいえ、記事を書いてもなかなか検索上位に上がらないと悩むこともあるはずです。
中には「とにかく記事数を増やそう」という文章をSNSなどで見る機会もありますが、記事数さえ増やせば本当にSEO効果が高まって記事の検索順位が上がるのでしょうか?そういった情報については、鵜呑みにせずしっかり調べてから取り入れるのが得策です。
そこで今回は、SEOと記事数に関係があるのかについて解説したうえで、検索上位になるためにやるべきことなどについて紹介していきます!
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ブログのSEOに記事数は関係ある?
「SEO効果を高めるためにはとにかく記事数を増やせばいい」と思いがちですが、結論から言うとSEOと記事数は関係ありません。
たしかに記事数を増やせばPV数は増えるかもしれませんが、残念ながらSEO対策をするうえでは逆効果になってしまう可能性も高いです。
というのも、Googleによる記事の評価は記事の量より質が重視されるからですね。仮に記事数が多くても低品質なのであれば、むしろSEO評価は下がってしまい、検索順位が下がってしまう恐れもあります。
もちろん、高品質の記事を増やしていけばSEO効果は高まります。ただし、重要なのは記事数ではなく記事のクオリティです。適当な記事を多く書くよりも、高品質な記事を書くことを意識していきましょう。
SEOで記事数以上に大事な要素5つ
SEOと記事数に関係がないことがわかりましたが、ではSEO対策を行ううえで記事数よりも大事な要素とは一体なんなのでしょうか。
SEO対策で記事数以上に大事な要素は、主に以下の5つあります。それぞれ具体的に解説していきます。
- 量より質を重視する
- ユーザーの検索意図を汲み取る
- E-A-Tを意識した記事を書く
- キーワードに対する網羅性を高める
- オリジナリティのある記事を書く
①量より質を重視する
まず重要な要素として解説していくのが、「記事の量よりも質を重視する」ということです。
先程もお伝えした通り、Googleによる記事の評価では記事数よりも記事の品質によって検索順位の評価が決まります。具体的には、Googleだけでなくユーザーからの評価においても記事数よりクオリティが重視されるのです。
例えば、あなたが一ヶ月で体重を3kg落とす効果的なダイエット法を知りたい場合、以下2つのブログがあったらどちらを読みたいですか?
- 100記事あるが、どの記事も抽象的で参考にならないブログ
- 記事数は10記事だけだが、どの記事も具体的なダイエット法の手順が書かれているブログ
当然②のブログだと思います。もちろん記事数が多いことは大切ですが、それは記事のクオリティが伴ってこそ効果を発揮するものです。まずは量より質を重視して、丁寧な記事づくりをしていきましょう。
②ユーザーの検索意図を汲み取る
次に重要なのが、ユーザーの検索意図を適切に汲み取ることです。ユーザーは悩み解決をしたくて記事を探しているので、自分の悩みに対する解決策が書いていないと感じれば最後まで読まずに離脱してしまいます。
先程の例を踏まえると、例えば一ヶ月で体重を3kg落とす効果的なダイエット法を知りたい人に向けて記事を書く場合、「外見よりも中身が重要なので、ダイエットではなく中身を磨こう」という内容の記事だと検索意図からズレてしまいますよね。
本来の検索意図は「ダイエット法を知りたい」なので、ダイエット法を紹介するのが基本です。上記のような内容を書くのも間違いではないですが、読者の検索意図をしっかり汲み取って記事作成をしましょう。
読者は悩み解決をするために記事を読みにくるので、何に悩んでいるのかを適切に汲み取って最適な解決策を提案するのが多くの記事に求められる役割です。
その役割をしっかりと果たしてこそ読者満足度が高まりGoogleの評価も高まるので、記事を書く際は量よりも質にこだわりましょう。
③E-A-Tを意識した記事を書く
また、E-A-Tを意識した記事を書くことも大切です。
E-A-Tとは、Expertise(専門性)・Authoritativeness(権威性)・Trustworthiness(信頼性)の頭文字をとった言葉のこと。これは、GoogleがSEOを評価するうえで重要視している評価基準を表しています。
ここからは具体的に、E-A-Tの各項目についてより深堀りして紹介していきますね。
専門性とは
専門性とは、ブログで書かれている内容が特定のジャンルに特化しているかどうかという要素のことです。
例えば英会話や旅行についてなどの雑記ブログの中で書かれた筋トレの記事よりも、「筋トレ」ジャンルに特化したブログで書かれた筋トレの記事の方が検索順位が高くなる傾向があります。
さらに狭く絞り込んで「筋トレの中でもジャンプ力に関しては誰よりも詳しく書ける」というくらいになれば、専門性はかなり上がって評価も高まるでしょう。
権威性とは
それに対して権威性とは、特定の分野においてある程度の地位を確立しているかどうかという要素のこと。その分野についてなんらかの実績を出していたり、知名度やブランドを獲得したりしていると評価が高まります。
例えば、医師・弁護士・税理士といった地位を確立している人が各々の専門分野についてブログを書けば、権威性があるとみなされて評価が上がるでしょう。
職業以外にも、「1年間毎日朝活をした」「ブログで月30万円稼いだ」といった実績を作れれば誰でも権威性を生み出せます。実績の有無はライバルの中から突出できるかどうかを左右する可能性もあるので、自分がどんな実績を作れるか考えて挑戦してみるのもおすすめです。
信頼性とは
権威性と似ている要素に「信頼性」があります。信頼性は、記事に書かれた内容の真偽はもちろん、その記事を書いた人が信頼できるかどうかという要素のことです。
例を挙げると、資産運用についての記事を書く際、匿名でプロフィールが空欄の人よりも経歴がはっきりしている銀行マンの方が信頼性が高まって検索上位になりやすいです。
ここまで解説した専門性・権威性・信頼性はすべて大事な要素ですが、特に「専門性」を重視しましょう。というのも、自分が周りの人よりも専門的に書けるジャンルなら、書いていくうちに権威性や信頼性も高まっていくからです。その結果、SEO対策にもなり検索順位も上がるはずです。
専門的で権威性が高く、情報源が確かであることを示す記事の執筆を心がけましょう!
④キーワードに対する網羅性を高める
SEOで重要な要素4つ目は、「キーワードに対する網羅性を高める」ということです。網羅性を高めると高品質の記事になりやすく、読者の悩みをより多く解決できる可能性も高まります。
例えば「筋トレ 食事」というキーワードで記事を書く際、 ラッコキーワードで調べると以下のような関連キーワードが見つかります。
- キーワード:「筋トレ 食事」
- 関連キーワード:
- 「筋トレ 食事 タイミング」
- 「筋トレ 食事メニュー 1週間」
- 「筋トレ 食事制限」
上記を確認すると、「筋トレ 食事」で検索する人は単純に筋トレに効果的な食事メニューを知りたいだけでなく、筋トレ効果を高める食事のタイミングや1週間分のメニュー、食事制限などについても知りたいことがわかります。
こういった内容も記事内で網羅的に書くことでユーザーの悩みを漏らすことなく解決でき、その結果ユーザー満足度を高められます。
このようにキーワードに対する網羅性を高めると、高品質の記事になりやすくユーザーの検索意図を適切に汲み取ることにもつながるので、SEO対策として非常に有効と言えるでしょう。
⑤オリジナリティのある記事を書く
最後に紹介するSEO対策で重要な要素は、オリジナリティのある記事を書くことです。
あるキーワードについて記事を書く際、同じキーワードについてすでに何人もの人が記事を書いているでしょう。その際、オリジナリティがないとわざわざあなたの記事を読む理由がなくなってしまいます。
具体的にオリジナリティとはなにかというと、体験談やレビューなどが該当します。例えば「筋トレ 食事メニュー 1週間」というキーワードの記事を書く際には、以下のような要素がオリジナリティになるでしょう。
「筋トレ 食事メニュー 1週間」におけるオリジナリティの例
- 実際に1週間分のメニューを食べた際の体重・見た目の変化
- 筋トレ効果のあるサプリなどを試した感想・レビュー
- 1週間分の食事メニューの写真・動画
オリジナリティを加える際のポイントは、周りのライバルよりも詳しくて具体的な内容を記載することです。オリジナリティがあるとより説得力のある記事になり、あなたのブログを見る理由になります。
周りのライバルたちとの差別化を図り、オリジナリティのある記事を書いていけばSEO対策になり検索順位も上がっていくでしょう。
ブログの記事数を増やすとSEO以外にこんなメリットがある!
SEOと記事数には直接的な関係はありませんが、記事数を増やすメリットはあります。具体的なメリットは主に以下の3つあるので、それぞれ詳しく紹介していきます。
- 集客力アップが期待できる
- ユーザーの回遊率が高まる
- サイト全体の評価が高まる
①集客力アップが期待できる
記事数を増やすひとつ目のメリットは、集客力アップが期待できることです。
というのも、記事数が増えるとその分ブログへの流入経路が増えるから。記事数が増えるとさまざまな検索キーワードを経由してユーザーがそれぞれの記事を読みにくるので、より多くのユーザーを集客できるのです。
また、ユーザーを集客する目的で記事を書くなら集客に特化した集客記事を書くのが良いでしょう。例えば筋トレブログの場合、「筋トレ 効果」「筋トレ 自宅」「ベンチプレス やり方」など読者のお悩み解決をする記事が集客記事に該当します。
ちなみに集客記事を書く際は、SEOライティングを駆使して書くのがおすすめです。なぜならSEO対策になるのはもちろん、読みやすい文章になってユーザーが離脱しにくくなるからです。
そのため、集客力をアップさせたいなら高品質な記事を増やしていきましょう。
②ユーザーの回遊率が高まる
記事数が増えると、ユーザーの回遊率も高まります。回遊率とはユーザーが1回のブログ訪問で何ページ訪れたかを表す数値のことで、回遊率が上がるとPV数が増えたり滞在時間が伸びたりして結果的にSEOの向上が期待できます。
なぜ記事数が増えると回遊率が高まるかというと、記事を読んだユーザーが関連記事を読んでくれる確率が上がるからです。具体的には、記事内に内部リンクを貼ったり記事下に関連記事を並べたりすることで、ユーザーに興味を持ってもらいやすくなります。
回遊率が高まるとPV数が増えたり滞在時間が伸びたりしてSEO効果が高まるので、興味を持ってもらえるような記事づくりをしていきましょう。
③サイト全体の評価が高まる
最後に紹介するメリットは、サイト全体の評価が高まるというもの。特定のジャンルに関する記事の投稿を続けると、そのジャンルについての専門性が高まります。その結果、ブログ全体のE-A-Tが向上して評価が高まるのです。
また、回遊率の向上とも関連しますが、記事数が増えるとユーザーがさまざまな記事を巡回してくれる可能性が上がります。そうなるとPV数も上がって滞在時間も伸びるので、そういった観点からもブログ全体の評価が高まると言えます。
なお、サイト全体の評価を高めるには特定のジャンルに絞って投稿したり関連する記事どうしを関連記事として内部リンクでつないだりといった工夫が必要なので覚えておきましょう。
バラバラのジャンルの記事を投稿するような雑記ブログは、なるべく避けるべきです。
SEO効果を短期間で高める記事数の増やし方
これまで解説してきた通り、SEOと記事数には直接的な関係はありませんが、高品質な記事を積み重ねていくとSEO効果を高められます。
その際、以下のようなポイントを抑えておけばより短期間で効果を発揮できるでしょう。より詳しく理解するために、各ポイントについてそれぞれ深堀りして解説していきます。
- カテゴリを厳選する
- 優先順位の高い記事から書いていく
- SEOライティングを身につける
①カテゴリを厳選する
ブログに記事数を増やしていくうえで、カテゴリはなるべく厳選して少なめにしておきましょう。多くても3〜5つくらいに留めておくのがおすすめです。
前述した通り、ジャンルやカテゴリを厳選して特化させると専門性をはじめE-A-Tが高まります。E-A-Tが高まるとSEO評価も上がるので、なるべくカテゴリを厳選するようにしましょう。
②優先順位の高い記事から書いていく
記事の優先順位を決めて、優先順位の高い記事から書いていくのも重要です。前述した通り、優先度の低いような需要のないキーワードの記事は、いくら書いても大きなアクセス数を獲得するのは難しいでしょう。
それよりも、キーワードボリュームの大きい(=需要の高い)記事を優先的に書くことが大切です。 ラッコキーワードなどのツールを活用してキーワードを取得し、キーワードプランナーなどを活用してキーワードボリュームを調べましょう。
優先順位の高い記事から書いていくことで記事が読まれる機会が増えるので、アクセス数も増えてSEO評価が高まります。
③SEOライティングを身につける
最後に、SEOライティングを身につけるとSEO効果をさらに効率よく高められます。SEOライティングのコツは以下8つあるので覚えておきましょう。
SEOライティングのコツ
- キーワードから読者の欲求を読み解く
- タイトルやhタグにキーワードを含める
- 共起語を使う
- 画像にaltタグを設定する
- URLにキーワードを含める
- 冗長表現を避ける
- 代名詞を使わない
- 結論を先出しする
なお、本記事の内容は僕のvoicyで音声配信もしています!「音声で学習したい」という方はぜひこちらも試聴してみてください↓
上記の中でも、特に⑧「結論を先出しする」はとても重要です。ブログは、本のように最初から最後まで順番に読んでもらえるような文章ではありません。そのため、普段の数倍わかりやすく書く必要があります。
なお、結論から書くわかりやすい文章は、「PREP法」に当てはめるだけで今すぐにできちゃいます。やり方は、結論→理由→具体例→結論の順番で文章を当てはめていくだけなのでかなり簡単ですね。
PREP法についての詳しい解説は以下の記事にて行っているので、参考にしてPREP法をマスターしましょう↓
ブログの記事数を増やす際の注意点5つ
記事数を増やすメリットや増やし方について紹介していきましたが、記事数を増やせればなんでもいいというわけではありません。むしろ、場合によってはSEOの評価が下がってしまう危険もあります。
そのため、以下5つの注意点を守って安全に記事数を増やしていきましょう。
- キーワードやSEOを無視した適当な記事を書かない
- 優先度の低い記事ばかり書かない
- コピペばかりの記事を書かない
- 質の低い文字数稼ぎばかりの記事を書かない
- 別の記事とのカニバリが起こる記事を書かない
それぞれの注意点について、詳しく解説していきます!
①キーワードやSEOを無視した適当な記事を書かない
繰り返しになりますが、低クオリティの適当な記事を量産しても意味はなく、むしろGoogleからの評価が下がる場合もあります。適当な記事とは、例えばSEOやキーワードを無視した記事を書くことです。
記事を書く際、基本的にはあらかじめキーワードを設定し、それに沿って記事を書いていきます。もしキーワードを無視して記事を書いてしまうと、誰のためにもならない独りよがりな記事になってしまうでしょう。
また、SEOを無視して書くというのは、例えばタイトルや見出し・本文にキーワードを入れなかったり、1記事内に関係のない情報をごちゃまぜに入れてしまったりしてしまうような状況です。
こういった記事は、検索にヒットしなくなるうえに読みづらい記事になってしまうのでやめましょう。
②優先度の低い記事ばかり書かない
次に、優先度の低い記事ばかり書かないようにしましょう。記事は各キーワードをもとに書いていきますが、需要のないキーワードで記事を書いてばかりいてもユーザーの集客は厳しくなってしまいます。
なぜかというと、需要のないキーワードは検索するユーザーが少ないので、記事に流入する可能性が低いからです。
それよりも、需要のあるキーワードの記事を優先的に書きましょう。その方が集客力もアップするので、ブログへの流入数が増えてSEOが向上していきます。
③コピペばかりの記事を書かない
コピペばかりの記事を書くのはやめましょう。コピペばかりの記事はコピーコンテンツとして扱われてしまい、Googleからの評価が下がるだけでなく、最悪な場合はペナルティを受けることもあります。
とはいえ、コピペはすべてNGかというとそうではありません。他サイトの一部を引用して参照元のURLを掲載したり、異なる構成や言い回しなどによる類似率60%未満の記事であれば同じような内容でも容認されることがあります。
ではどんなコピペがNGかというと、具体的には以下のような内容となります。
- 他サイトの一部をコピペしたうえで参照元を記載しない行為
- 類似率60%を超えるほどコピペだらけのコンテンツ
- 語尾を変えただけ・順番を入れ替えただけのようなもの
こういったコピペを行ってしまうと、最悪の場合ペナルティを受ける可能性もあります。具体的には、記事の削除や検索結果に表示されなくなる他、ブログの閉鎖や損害賠償を請求されることもあるかもしれません。
コピペは絶対NGとし、他サイトの文章を一部引用する際は参照元の記載を忘れないようにしましょう。
④質の低い文字数稼ぎばかりの記事を書かない
また、文字数稼ぎばかりの記事を書くのもNGです。そういった記事は内容が薄い割に文字数が多く、読みづらいうえに参考にならないからですね。ユーザーからはもちろん、Googleからの評価も下がるでしょう。
「SEOの評価を高めるためには、文字数は多ければ多いほど良い」という勘違いをしている人もいるようですが、それは間違いです。2018年までは低品質な記事の順位を不正に上げるようなブラックハットSEOのひとつとして有効な手法でしたが、現在では規制されていて通用しません。
そのため、文字数稼ぎをするような低品質な記事は書かないようにしましょう。
文字数を稼ごうとして関係ない内容を書いたり回りくどい言い方にしたりするのではなく、より詳しく具体的に書けば自然と文字数は増えていきます。
⑤別の記事とのカニバリが起こる記事を書かない
記事数を増やす際は、カニバリに注意しましょう。ここでいうカニバリとは「キーワードカニバリゼーション(共食い)」のことで、複数の記事で同じキーワードが競合している状態のことを指します。
なぜカニバリが良くないかというと、記事の評価が分散されて検索順位が上がりにくくなってしまうから。同じキーワードのコンテンツが複数あると、どの記事を評価していいのかGoogleが混乱して検索順位が不安定になってしまうのです。
もし1記事に集約できていたら評価が分散せずに検索順位も上がっていたかもと思うと、もったいないですよね…。
カニバリが起こる原因として考えられるのは、複数の記事でタイトルや内容が似ている場合などです。もしカニバリが発生していたら、そのキーワードでの上位表示を狙っていない方の記事は別のキーワードでリライトしたりnointdexにしたりして対応しましょう。
また、どの記事がカニバリしているか調べる際は、「Google Search Console」や「ahrefs」などのツールを使えば各記事がどのキーワードで評価されているのかを確認できます。
まとめ:SEOと記事数は関係ないが、良質な記事を増やすことが大切
今回は、SEOと記事数の関係や記事数を増やすメリットや注意点について紹介しました!
本記事の要約
- SEOと記事数に直接的な関係はない
- SEOで記事数以上に大事な要素5つ
- ①量より質を重視する
- ②ユーザーの検索意図を汲み取る
- ③E-A-Tを意識した記事を書く
- ④キーワードに対する網羅性を高める
- ⑤オリジナリティのある記事を書く
- ブログの記事数を増やすメリット3選
- ①集客力アップが期待できる
- ②ユーザーの回遊率が高まる
- ③サイト全体の評価が高まる
- ブログの記事数を増やす際の注意点5つ
- ①キーワードやSEOを無視した適当な記事を書かない
- ②優先度の低い記事ばかり書かない
- ③コピペばかりの記事を書かない
- ④質の低い文字数稼ぎばかりの記事を書かない
- ⑤別の記事とのカニバリが起こる記事を書かない
- SEO効果を短期間で高める記事数の増やし方
- ①カテゴリを厳選する
- ②優先順位の高い記事から書いていく
- ③SEOライティングを身につける
「SEO効果を高めるためには、とにかく記事数を増やせばいい」と思っている人も少なからずいるでしょう。
しかし、いくら記事数を増やしても、質の低い記事ばかりだとGoogleからの評価は上がらないどころか下がってしまいます。なので記事数を増やしていくなら、1記事ずつ内容を充実させた良質な記事を作っていきましょう。
質の高い記事は、積み上がれば積み上がるほど強力な武器となります。地道ではありますが、コツコツ書き続けていきましょう!