【決定版】検索順位とクリック率(CTR)の関係を徹底解説!鉄板の改善策も紹介
「記事は上位表示されているのにクリック率が低い」
「クリック率を上げるにはどうすれば良いの?」
「そもそも、クリック率は検索順位と関係あるのだろうか…」
記事が上位表示されるようになってきたものの、クリック率が思ったより増えずに悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
じつは検索順位とクリック率は密接に関わっており、検索1位では約28%、5位では約7%と4倍の差があります。
しかし、これらはあくまで平均値であり、たとえ上位表示されていても、クリックされなければ集客にはつながらない点に注意が必要です。
そこでこの記事では、下記の内容を解説いたします。
- 検索順位とクリック率の関係
- 一般的な順位別の平均クリック率
- クリック率の調べ方3ステップ
- クリック率が平均を下回る3つの要因
- クリック率を上げる3つの方法
- クリック率が平均より高くなる3つの要因
改善する方法も紹介するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください!
なお、EXTAGE株式会社では、検索順位やクリック率向上のSEOコンサルティングを実施しています。
無料相談も実施しているので、オウンドメディア運営にお悩みの方は、ぜひお気軽にご連絡ください!
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SEOの検索順位とクリック率(CTR)には密接な関係がある
SEOにおいて、検索順位とクリック率は相互に影響し合う関係にあります。検索順位が上がれば、クリック率も上昇する傾向です。
ここでは以下2点の詳細を把握し、現状を正しく認識できるようにしておきましょう。
- 【用語解説】クリック率とは
- 検索順位とクリック率の関係
それぞれ順番に解説します。
1.【用語解説】クリック率とは
クリック率とは、Google検索した際に「記事の表示回数に対して何回クリックされたか」の割合を指す数値です。英語表記の「Click Through Rate」を略して「CTR」と呼ばれることが多いです。
クリック率は以下の計算式を使って求めます。
クリック数÷表示回数× 100
検索結果の表示順位によってクリック数は変わります。上位に表示されているサイトほど、クリック率は高くなるのが一般的です。
そのため、検索上位に表示されることは最低条件といえます。
さらに、タイトルやメタディスクリプションといった、設定内容によってもクリック率は変わります。一般的な数値と同等か、それ以上になっているかも重要なポイントになるでしょう。
2.検索順位とクリック率の関係
検索結果で上位にランキングされているサイトほど、目につきやすいため、クリック率は高くなります。しかし、検索した全員がページを訪問してくれるわけではありません。
実際、どれくらいの確率でクリックされるのか見ていきましょう。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 28.5% |
2位 | 15.7% |
3位 | 11.0% |
4位 | 8.0% |
5位 | 7.2% |
6位 | 5.1% |
7位 | 4.0% |
8位 | 3.2% |
9位 | 2.8% |
10位 | 2.5% |
1位のサイトのクリック率は28.5%と圧倒的で、2位との差は約2倍です。2位は15.7%、3位は11%となっており、上位3つでクリック率の約75%を占めていることがわかります。
4位以下になると10%にも届きません。さらに、10位以降になると3%を下回ります。
検索順位を上げることも、クリック率の向上に重要な施策といえます!
なお、記事の上位表示に重要なポイントは、関連記事「【誰でもできる】SEOにおける12の内部対策!検索上位に表示させるポイントも紹介」で解説しています。
記事を検索上位に押し上げてクリック率を高めたい方は、ぜひあわせて参考にしてください。
クリック率(CTR)の調べ方3ステップ
クリック率を調べるツールは、無料の「サーチコンソール」がおすすめです。サーチコンソールはサイトにログインするだけで使えます。
クリック率の調べ方は、以下の3ステップです。
- 検索パフォーマンスをクリック
- グラフ上部の「平均CTR」にチェック
- グラフ下の左から2番目「ページ」をクリック
図を使って解説します。
1.検索パフォーマンスをクリック
はじめにGoogleサーチコンソールを開きます。画面左側のサイドメニューが表示されていなければ、ナビゲーションメニュー(※①)をクリックし、表示させましょう。
次にサイドメニュー内の「検索パフォーマンス」(※②)をクリックすると「合計クリック数」「合計表示回」「平均CTR」「平均掲載順位」がグラフで表示されます。
2.グラフ上部の「平均CTR」にチェック
次にグラフの上部にある「平均CTR」のチェックボックスにチェックを入れます。(※③)これで、サイト全体のクリック率が表示されます。
・合計クリック数
・合計表示回数
・平均掲載順位
これらも同じ方法で表示できますよ。
3.グラフ下の左から2番目「ページ」をクリック
次にページごとのクリック率を見てみましょう。
グラフの下に表があります。表の上部にタグがあり、左から2番目の「ページ」をクリックしてください。(※④)
そうすると、各ページのURLの横に以下が表示されます。
- クリック数
- 表示回数
- CTR(クリック率)
検索順位は変動するので、2週間から1か月に1回くらいのペースで確認しましょう!
検索順位における平均クリック率(CTR)を下回る際に考えられる3つの要因
検索では上位表示されていてもクリック率が平均よりも低い原因は、検索者のニーズに答えられていないケースがほとんどです。
自社のサイトに、以下の項目が当てはまっていないか確認してみてください。
- ターゲット設定が適切ではない
- 読者の興味を引けていない
- Google広告が掲載されている
順番に見ていきましょう。
1.ターゲット設定が適切ではない
「誰に見て欲しいのか」「どのような人が検索しているのか」を想定してキーワードを設定することが重要です。ターゲット設定が適切でないと、平均クリック率を下回る傾向にあります。
検索ニーズとマッチしないキーワードを選定すると、検索結果の上位に表示されても興味を持ってもらえません。
たとえば、スマホを買い替えたいと思って検索したときにパソコンの商品ページが表示されても、興味がなければクリックされないでしょう。
このように、ターゲット設定を誤ると、上位表示されてもクリックされなくなってしまいます。
ターゲットは正確に設定しましょう。
詳しくは、関連動画「【完全網羅】ブログ記事の書き方の基礎講義+文章テンプレ配布【1.5億稼ぐ文章のプロが解説】」のなかで解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
2.読者の興味を引けていない
読者の興味を引けていないことも、平均クリック率を下回る要因です。Googleで検索すると、タイトルとディスクリプション(ページの概要)が表示されます。
タイトルとディスクリプションを読んで「自分の探していることが書かれていない」と思えば、クリックしてみたいと思わないでしょう。
検索者は最初にタイトルに目がいきます。タイトルが魅力的だと思えば、次にメタディスクリプションを読むのです。
つまり、どちらも魅力的にしなければクリックしてもらえない可能性が高くなります。
クリック率を上げるためには、タイトルやメタディスクリプションにも気を配りましょう。
書き方の詳細は、関連記事「【テンプレあり】メタディスクリプションの効果的な書き方5ステップ!例文や注意点も解説」で解説しています。
サクッと作成しておきたい方は、テンプレをぜひ活用してください!
3.Google広告が掲載されている
Googleで検索すると、上位に広告が掲載されていることも多く見かけます。このことも、平均クリック率が下がる要因のひとつです。
広告は優先的に上位に表示されるため、検索結果が広告の下になってしまいます。さらに、商品画像付きの広告は目をひきやすく、目的のサイトが検索者の視線から外れやすくなるのです。
広告の掲載量が多ければ多いほど、検索結果が下部に表示されます。そのため、うっかり広告をクリックしてしまうこともあるでしょう。
通常より上位に表示されなければ、たとえ1位を獲得していてもクリック率は低下します…!
なお、多くのページで検索上位を獲得するには、しっかりとしたサイト設計が不可欠です。
詳しくは、関連動画「【超入門】月10万円稼ぐ特化ブログの作り方完全マニュアル【極秘8ステップ公開】」で解説しています。
戦略的にSEOで集客したい方は、ぜひ参考にしてください!
SEOでクリック率(CTR)を上げる3つの方法
SEOでクリック率を上げるには、「クリックしたくなるような見た目にすること」が有効です。
以下に、クリックされやすくするための方法を3つ紹介します。
- 目をひくタイトルにする
- メタディスクリプションを変更する
- 定期的に記事を更新する
ひとつずつ、解説します。
1.目をひくタイトルに変更する
検索結果にはタイトルが表示されるため、クリック率を上げるためには、タイトルでひきつけることが重要です。タイトルには検索者の視線をひきつける効果があります。
たとえば「◯◯の意外な真実」や「◯◯ランキング」など、好奇心をくすぐるタイトルが有効です。
また、【】や!などの記号も効果があります。単にキーワードを詰め込んだだけでは、ユーザーの興味は引けません。
タイトルを見て「読んでみたい」と思ってもらえるように工夫しましょう!
とくに文字数の制限はありません。しかし、パソコンなら30文字ほど、スマホなら40文字程度しか表示されない点に注意が必要です。前半は25~30文字・後半も含めて最大でも40文字までに収めましょう。
また、狙っているキーワードは前半の30文字までに入れましょう。読者の悩みに答えていることを伝える効果があります。
2.メタディスクリプションを変更する
タイトルの次に重要なのがメタディスクリプションです。メタディスクリプションは、ページの内容を簡潔に説明する役割があります。
タイトルの下に表示されるため、多くの検索者が書いてある内容を読んで、記事を読むかどうかを判断するのです。
サイトの要点がわかりやすく示してあり、さらにはクリックしてみたくなる工夫もあれば読まれやすくなります!
ただし、パソコンでは70文字~120文字程度、スマホでは60文字程度しか表示されません。そのため、内容は簡潔にまとめましょう。
3.定期的に記事を更新する
クリック率を上げるためには、定期的に記事を更新することが不可欠です。検索者は常に最新の情報を求めているため、更新されていないサイトは情報が古いと思われます。
たとえば、スマホを購入したときに使い方がわからず検索した際、更新日が1年前のままだとクリックされません。
逆に、定期的に新しいコンテンツを提供し続ければ「このサイトの情報はいつも新しいから見てみよう」とリピーターが増え、クリック数が積み重なっていきます。
ただし、更新ばかりに注力して内容が薄くなってしまっては本末転倒です。
検索者のニーズや特性を踏まえた上で、適切な頻度で更新する必要があります。
なお、SEOで集客するには、サイト全体で評価を高める必要があります。しかし、社内のリソースだけでは、そこまで手の回らない方がほとんどではないでしょうか。
EXTAGE株式会社では、無料のSEO相談を実施しています。メディア方向性や全体の設計について知りたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください!
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SEOの検索順位におけるクリック率(CTR)が平均より高くなる3つの要因
キーワードによっては、クリック率が平均よりも高くなることがあります。つまり、検索数が多少小さかったとしても、サイトへの流入が期待できるわけです。
そこで、クリックされやすいキーワードに共通する3つの要素を解説します。
- キーワードの種類
- キーワードの組み合わせ数
- キーワードと目的の近さ
キーワードを選定するときのひとつの要素として参考にしてください。
それぞれ順番に見ていきましょう。
1.キーワードの種類
記事がクリックされるかどうかは、狙っているキーワードの種類が関係しています。制作したコンテンツと検索ニーズが合致していれば、クリック率は自然に高くなるからです。
検索者の意図は大きく次の3つにわけられます。
- 情報を知りたい
- 何かを購入したい
- 特定のサイトにいきたい
たとえば、商品購入を検討している人には「◯◯通販」や「◯◯購入」などのキーワードでなければ、クリックされないでしょう。
検索意図を反映したキーワード選定がとても重要です。
なお、SEOにおけるキーワードの選び方は、関連動画「【完全攻略】ブログのキーワード選定方法7ステップと稼げるキーワード32選【月5万円は余裕です】」で解説しています。
基礎知識から徹底的にお伝えしているので、ぜひ参考にしてください!
2.キーワードの組み合わせ数
複数のキーワードを組み合わせた長いキーワードほど、検索ニーズとのマッチ度が上がります。たとえば、家族で東京に旅行に行きたいと考えている人がいたとしましょう。
この場合「東京 家族旅行」よりも「東京 家族旅行 子連れ おすすめ 口コミ」のほうが、より検索ニーズに合っています。
「東京 家族旅行」だけでは、いろいろなニーズが考えられます…!
このように、狙うキーワードの組み合わせ数を増やすことで、検索意図とのマッチ度が高くなります。上位表示されたときに、クリック率が高まることが期待できるでしょう。
ただし、検索数も同時に少なくなっていくため、場合によっては網羅的な記事を書く必要が出てくることもあります。ケース・バイ・ケースで対応していってくださいね。
3.キーワードと目的の近さ
検索者が望んでいる目的と、キーワードが近いほどニーズを満たせる可能性が高くなり、クリック率が高くなります。
たとえば、東京でランチをしたい場合「東京 飲食店」よりも「東京 ランチ 人気 予約」などランチの予約を想定したキーワードのほうが、目的に合っているためクリック率が高くなるのです。
クリックしてもらいやすくするためには、検索者の目的を想定して細かくキーワードを設定することが効果的になるケースもあります!
ただし、細かく設定したキーワードで記事を制作するかどうかは、総合的に判断する必要があります。検索数や競合の強さ・ターゲットとの関連性も考慮して判断してください。
ぜひ本記事を参考に、クリック率について細かく分析し、効率よく対策を進めていきましょう。
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