【プロ直伝】オウンドメディアのマネタイズ法を7ステップで解説!成功事例や注意点も紹介
「オウンドメディアでマネタイズはできる?」
「オウンドメディアのマネタイズ方法が知りたい」
「マネタイズに成功しているメディアを参考にしたい」
認知や採用のために運用しているオウンドメディアで、うまく収益化できないかと計画する企業も多いのではないでしょうか。
結論、オウンドメディアでマネタイズを図ることは可能です!
ただし、オウンドメディアでマネタイズを発生させるには、専門的な知識や戦略的な運用が必要です。
そこで本記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- オウンドメディアとマネタイズの相性
- マネタイズの方法や手順
- マネタイズの成功事例と注意点
オウンドメディアでマネタイズを成功させたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
なお、EXTAGE株式会社では、これまでに500以上のメディア運営をしてきた経験を活かし、企業のオウンドメディアの立ち上げから運用を支援しています。Web集客やコンテンツ販売のプロに相談したい方は、ぜひお気軽にお声がけください。
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オウンドメディアはマネタイズにつながる重要なコンテンツ
オウンドメディアは、商品やサービスの認知拡大やブランディングを向上させる目的がメインですが、商品やサービスによっては、マネタイズを図ることも可能です。
顧客が商品・サービスを購入する流れとして、マーケティングファネルと呼ばれる消費者行動モデルがあります!
ファネル(funnel)とは日本語で「漏斗(じょうご)」という意味で、顧客が商品・サービスを認知してから購入に至るまでのプロセスを図解に表したマーケティング用語の1つです。
具体的に認知から購入までの流れは、以下の4ステップで表されます。
- 認知
- 興味・関心
- 比較・検討
- 購入
漏斗の形は、入り口から出口に至るまで少しずつ狭くなる逆三角形になっています。同様に、商品・サービスを認知している多くの見込み客数に対して、購入に至る顧客数が少なくなっていくイメージです。
商品・サービスの価格や形態によって、オウンドメディアで一気に購入まで進められるケースもあれば、興味・関心までしか進められないケースもあります。
マネタイズで大切なことは、顧客の行動データをもとに問題を把握し、コンテンツを改善していくことです。オウンドメディアは、顧客の行動データを集める入り口になり、コンテンツマーケティングにおいて非常に重要な役割を担っているといえます。
オウンドメディアでマネタイズする3つの方法
オウンドメディアでマネタイズを図るための方法はさまざまで、正解は1つだけではありません。
以下では、オウンドメディからマネタイズする代表的な方法をあげています。
- 事業貢献でマネタイズする
- 有料コンテンツでマネタイズする
- 広告収入でマネタイズする
それぞれのマネタイズ方法を解説していきます。
1.事業貢献でマネタイズする
オウンドメディアでマネタイズするためには、本来の目的である事業にしっかり貢献する行動が大切です。
事業貢献した結果、マネタイズ(収益)につながるケースがほとんどです!
以下の表では、事業貢献から収益につながるケースをまとめています。
項目 | 内容 |
---|---|
お問い合わせ | お問い合わせフォームから自社商品・サービスの購入につなげる |
資料請求 | ホワイトペーパーを用意してダウンロードにつなげる |
メルマガ登録 | ビジネスのお役立ち情報や商品・サービスに関する内容を発信するメルマガ登録につなげる |
無料ウェビナー参加 | 有益な情報を提供する無料ウェビナーまたはセミナー参加につなげる |
自社商品・サービス販売 | オウンドメディアで商品・サービスを活用して悩みや課題解決できるコンテンツを提供し直接販売につなげる |
事業貢献は、商品やサービスの提供によって顧客のニーズを満たしたり悩みや課題を解決したりすることで収益化します。さらに顧客の満足度が高ければリピーターになる可能性も高く、さらなる売上アップにつながるでしょう。
事業貢献に注力して困っている顧客のために行動することが信頼関係を生み出します!
また事業貢献でマネタイズを図るには、顧客の信頼度を高める必要があるため、接客や問い合わせなどの対応も重要です。
オウンドメディアでのマネタイズは、事業貢献のさまざまな入り口をきっかけに、商品・サービスに興味・関心を持ってもらうことから始めましょう。
2.有料コンテンツを販売する
オウンドメディア内で有料コンテンツ販売や案内を促すことで、マネタイズを狙うことも可能です。
有料コンテンツからのマネタイズは、以下2つの方法が可能です。
項目 | 内容 |
---|---|
有料記事 | 記事などのコンテンツを有料化する |
有料ウェビナー | ウェビナーやセミナー資料を有料化する |
無料記事がある中であえて有料にする理由は、自社商品やサービスを購入する想定顧客をより絞り込めるためです。
有料コンテンツにすることで、顧客は本当に必要なコンテンツなのか本気で考えるでしょう!
またお金を出してでも必要としている「濃い客層」が集まるため、企業側にもメリットがあります。
ただし、さまざまな情報が無料で簡単に手に入る今の時代は、有料コンテンツの期待値が高まっています。有料にする場合は内容の網羅性や独自性を高め、無料情報との差別化を図るなどの工夫が必要です。
3.広告掲載による収益を得る
オウンドメディア内に広告掲載することで、収入を得られる方法があります。
以下、代表的な5つの広告収入について見ていきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
純広告 | オウンドメディア内に特定のスペースを設け、広告枠を販売 |
アフィリエイト広告 | 掲載した企業広告から商品やサービスを購入・登録する広告 |
インフィード広告 | コンテンツとコンテンツの間に表示される広告 |
SSP (Supply Side Platform) | 広告枠管理や広告収益を最大化するツールを使った広告 |
記事広告 (タイアップ広告) | メディア内の記事で広告主の商品やサービスを宣伝する広告記事自社オウンドメディア内で企業の商品・サービスを紹介する広告 「PR記事」とも呼ばれる |
このように、オウンドメディア内に広告掲載してマネタイズする方法はさまざまです。
取り扱っている商品やサービスによって、マネタイズにマッチする広告種類が異なります!
僕も副業時代にやっていたブログでアフィリエイト広告からマネタイズした実績があります。別記事「【月100件売れる】アフィリエイト記事の書き方を徹底解説【3種類の例文付き】」を参考にしてみてください。
またEXTAGE株式会社は、Webコンテンツを活用して自社商品・サービスの売り上げをあげるプロ集団です。オウンドメディアの立ち上げから運用に関するお悩みがある際は、ぜひ気軽にお問い合わせくださいね!
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オウンドメディアでマネタイズする7ステップ
オウンドメディアのマネタイズを「事業貢献」で狙う際のステップは、以下の通りです。
- 戦略的なオウンドメディアを設計する
- オウンドメディアに顧客を集める
- メディアを回遊してもらう
- 想定顧客と信頼関係を構築する
- CTA設置でコンバージョンにつなげる
- 魅力的案オファーを用意する
- 改善を繰り返しファンになってもらう
順番に詳しく見ていきましょう。
1.戦略的なオウンドメディアを設計する
オウンドメディアでマネタイズする際は、収益化を図る前に「戦略的なメディア設計」が重要です。
そもそもオウンドメディアとは、想定顧客に商品やサービスを知ってもらうことが目的の1つにあります。
戦略的な設計をおこなわずに運用してしまうと、マネタイズどころか顧客からの信頼を失ってしまうこともあるため、注意しましょう!
オウンドメディア立ち上げを詳しく知りたい方は、別記事の「【もう悩まない】オウンドメディア立ち上げ完全ロードマップ!費用相場や成功事例を解説」を参考にしてみてください。オウンドメディアをは初めて立ち上げる方でもわかる内容のコンテンツです。
2.オウンドメディアに顧客を集める
オウンドメディアでマネタイズを成功させるためには、多くの想定顧客を集めることが必須です。
商品やサービスを購入する顧客数は、興味・関心を持っている顧客数より圧倒的に少なくなる傾向があります。
たとえば、想定読者をオウンドメディアに集客できたとしても、顧客が抱えているニーズを解決できなければ顧客は離れていくでしょう。
ニーズを満たさない記事はGoogleからの評価も下がるので、SEO対策としてもマイナスポイントになり得ます!
メディア運営とマーカティングは関係性が深いため、メディア担当者はSEOやマーケティングの知識をつけておくことが大切です。
3.メディアを回遊してもらう
SEOを強化してオウンドメディアの回遊率を上げる仕組みを作りましょう。
メディアの回遊率が上がると記事を多く見てもらえるため、広告収入が増加したりリード獲得につながります。
見込み客の情報のこと。主に名前や電話番号、メールアドレスなどを指します。
回遊率が上がり多くのコンテンツに触れると興味関心が深まり、信頼してもらいやすくなるメリットも!イメージや信頼度が上がると商品・サービスの購入率もアップするので、結果的に収益化が叶うでしょう。
また長時間のメディア滞在はGoogleの評価も高くなり、上位表示につながります。上位表示による認知度アップ=見込み客の増加も期待できます。
メディアの回遊率アップには、悩みを解決する読みやすい記事や最新情報が網羅的に書かれている記事など、読者の役に立つコンテンツを揃えることが重要です。
関連記事を内部リンクでつなげる設定も回遊率をあげるのに効果的でしょう!
なお、メディア回遊率を含めたSEO対策については、関連動画「【有料級】ブログで成功するSEO脳を一撃で作る方法【完全保存版】」にまとめています。オウンドメディアで上位表示を目指したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
4.想定顧客と信頼関係を構築する
自社商品・サービスを顧客に購入してもらうまでには、信頼関係の構築が必要です。
販売している企業の実態が不透明だったり、押し売り感の強い表現が多いコンテンツだったりすると顧客の信頼を得るのは難しいでしょう。
信頼関係は短期間で構築できるものではありません!
企業はオウンドメディアにアクセスした顧客に信頼してもらえるよう、実態を明らかにして有益で役立つ情報提供を心がけることが大切です。
また無料ウェビナーやメルマガ配信などで、顧客との接点を増やすことも信頼関係の構築につながります。
5.CTA設置でコンバージョンにつなげる
オウンドメディア運用からマネタイズにつなげるには、適切な場所にCTAを設置することが大切です。
Call To Actionの略で、サイトに訪問した読者を具体的な行動に誘導すること。商品やサービスを利用してもらうための「問い合わせ」や「資料請求」につなげる。
読者が商品やサービスについて気になったときに適切な場所に問い合わせフォームや資料請求ボタンが見当たらないと、機会損失を起こしてしまいます。
CTAを設置する際は、顧客ニーズを想定したわかりやすい導線を作り出しましょう!
自社商品やサービスを必要な方に届けられるよう、記事内には適度にCTAを設置することをおすすめします。
アクセス数は高いのに成約につながらない方は、関連記事「【売上アップ】CVR(コンバージョン率)の改善方法5選!低下する原因や分析ツールも紹介」を参考にしてみてください。現状の問題を見つけ、成約率が高いメディアに改善していきましょう。
6.魅力的なオファーを用意する
顧客がCTAやCVRの具体的アクションを起こしてくれたあとは、魅力的なオファーを出しましょう。
オファーとは売り手が買い手に出す条件のことで、商品やサービスに特典などの付加価値をつけて販売することを指します。
アクションを起こした顧客は、少なからず興味・関心を持ってくれているでしょう!
たとえば「期間限定の有料ウェビナーの無料配信」や「誰でも実践可能なリード獲得方法」など、顧客にとって有益なオファーは、マネタイズにつながる可能性が高まります。
信頼してくれた顧客の気持ちに応えるためにも、魅力的な商品やサービスを用意して悩みを解決してあげましょう。
7.改善を繰り返しファンになってもらう
オウンドメディアは、読者ファーストを意識した発信が大切なので定期的な改善が必須です。
コンテンツの自由度が高くファン獲得に適している媒体をしっかりと活用し、読者にとって役立つ情報や興味関心をそそるコンテンツを発信しましょう。
見込み客に向けて自社商品やサービスの魅力を広く伝えることは、ファンを増やすきっかけとなります。
既存顧客がコアなファンへと変化した先には、リピーターとして安定したマネタイズも期待できます。長期的な運用を計画する大切さは、リピート獲得にもつながることがわかりますね。
なおEXTAGE株式会社は、500以上のメディアを支援してきた経験をもとに最適な施策を提案します。ぜひお気軽に相談してください。
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オウンドメディアでマネタイズを図る際の注意点
オウンドメディアでマネタイズをする場合は、3つの注意点があります。
- 短期間で成果を求めない
- 知識がない状態で始めない
- 先に売れる仕組みを作る必要がある
それぞれの内容を確認してみましょう。
1.短期間で成果を求めない
オウンドメディアは、長期間運用により成功が見えてくるため、短期間で成果を求めるのは難しいのが現実です。
検索エンジンのアルゴリズムを考えると、成功まで6ヶ月~1年間の運用期間が必要でしょう!
オウンドメディア立ち上げからマネタイズまでの運用には、設計⇒記事コンテンツ制作⇒認知⇒信頼関係⇒販売などの過程があります。
メディアの設計から戦略的かつ綿密な計画を立て、じっくりと取り組むことが大切です。
日々の発信や顧客対応もマネタイズに関わる重要な業務なので、丁寧に取り組みましょう。
2.知識がない状態で始めない
Webコンテンツを活用して商品やサービスを購入してもらうのは、想像以上に難しいことです。知識がない状態で始めた場合、99.9%挫折するので注意しましょう。
商品やサービスの販売には、SEOやSNSの専門知識が必要不可欠です!
さらに集客後は、資料請求やメルマガ登録、LINE登録など企業側が求めるアクションを起こしてもらわなくてはいけません。
つまり、オウンドメディアの立ち上げ時点から専門的な知識を必要とするため、知識がない状態で始めてしまうと時間やコストを浪費してしまう可能性があります。
メディア運用に関する知識が浅い場合は、Webコンテンツ作成のプロへ依頼するのも効率的に成功をおさめる方法の1つでしょう。
3.先に売れる仕組みを作る必要がある
中小企業の場合は、集客より先に「売れる仕組み」を作る必要があります。
通常のマーケティングは【集客⇒教育⇒販売】なのですが、中小企業が成功するための基本は【販売⇒教育⇒集客】です。
「集客できれば商品が売れる」というわけではないので、注意しましょう!
また、集客ができたとしても「顧客を教育する仕組み」や「問い合わせしたいと思わせる動機付け」がないとマネタイズはできません。
そもそもオウンドメディアでの収益化が適切なのかといった見極めや、販売方法が適切であるかどうかを検討する必要があります。
ただ適切な販売方法を見極めるのは難しいのも事実です。
なおEXTAGE株式会社では、多くの中小企業や個人へのコンサルで実績をあげてきた経験をもとに、Webマーケティングの支援をおこなっています。「どうして売り上げが伸びないの?」「何につまずいているかわからない…」といった方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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オウンドメディアのマネタイズ成功事例
どのようなオウンドメディアがマネタイズに成功しているか、ここでは2つのメディアを紹介していきます。
- 株式会社LEC
- EXTAGE株式会社
1つずつ成功事例を見てみましょう。
1.株式会社LEC
株式会社LECは『English OSARU(イングリッシュおさる)』というオウンドメディアを運用している企業です。
読者に役立つコンテンツ制作をおこない、長期間にわたるオウンドメディア運用の結果、月200人を超えるLINE登録を成功させています。
高品質な記事の発信で、運営者と顧客の信頼関係ができているのでしょう。
オウンドメディアからマネタイズする仕組みとしては、メディア内の適切な箇所にLINE登録のCTAを設置しています。
2.EXTAGE株式会社
『EXTAGE WORKS』は、EXTAGE株式会社が運用しているWebメディアです。
オウンドメディアからメルマガ登録6,000人以上のリード獲得に成功し、現在ではEXTAGE㈱が運用する講座の販売でも毎月成果が出ています。
SEOやブログ、Webライティングやマーケティングなどに関する内容を発信することで、ブロガーやWebライター、マーケターから人気のメディアに成長中です。
「Web記事で収益をあげたい」「個人で稼ぐスキルを身につけたい」と考えている方に向けた、メルマガ登録や問い合わせのCTAボタンを配置しています。
EXTAGE株式会社では、これまでに500以上のメディアを運営してきた経験を活かし、企業のオウンドメディアの立ち上げから運営をサポートしています。オウンドメディアの運営やWeb集客にお悩みの方は、ぜひお気軽にお声がけください。
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