【プロが語る】オウンドメディアのメリットデメリットやホームページとの違いを解説!
「オウンドメディアって必要?」
「オウンドメディアのメリット・デメリットが知りたい」
「ホームページと何が違うの?」
オウンドメディアを立ち上げて運用を始めたけど、あまり成果を出せずに悩んでいる企業は多いのではないでしょうか。
コンテンツの作成は時間がかかるだけでなく、成果がでる保証もないため、オウンドメディアの必要性に悩むところです。
ただしオウンドメディアは、運用次第で認知拡大によるブランディング向上や潜在顧客の獲得、売上アップなど、メリットがたくさん詰め込まれています。
オウンドメディアのメリットとデメリットをしっかり理解しておきましょう!
そこで本記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- オウンドメディアの概要
- オウンドメディアのメリット・デメリット
- ホームページとの違い
- 立ち上げから運用までの流れ
オウンドメディアのメリットとデメリットを理解したうえで始めたいと検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
なお、EXTAGE株式会社では、これまでに500以上のメディア運営をしてきた経験を活かし、企業のオウンドメディアの立ち上げから運営まで支援しています。Web集客やコンテンツ販売のプロに相談したい方は、ぜひお気軽にお声がけください。
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オウンドメディアとは?基礎知識をサクッと解説
オウンドメディアとは、自社で運用するWebメディアのことです。
自社商品やサービスに関する、お役立ち情報や顧客が抱えている悩みを解決できるコンテンツを意識して作成します。
企業によってオウンドメディアの運用目的はさまざまです!
たとえば認知度アップやブランディング、顧客情報の獲得など、運用目的は1つに限りません。
運用のやり方は大きく2つあり、自社で立ち上げから運用まで行うか、専門家のWeb制作会社へ外注する方法に分かれます。
自社で運用しているWebメディアということから、比較的自由度が高いコンテンツを発信できるのが特徴です。
オウンドメディアのメリット8選
オウンドメディアが自社にもたらすメリットを8つあげています。
- ブランディング強化
- 顧客との信頼関係を構築
- 見込み顧客の増加
- 自社コンテンツの資産化
- 広告費コストの削減
- 競合他社との差別化
- 顧客ロイヤリティの向上
- コンテンツの自由度
それぞれ詳しく解説していきます。
1.ブランディング強化
オウンドメディアを活用して自社の認知度を上げ、ブランディング強化を行います。
認知度アップやGoogleの評価による上位表示を狙いたい場合は、特定のジャンルに絞って発信する「特化サイト」にするのがおすすめです。
「〇〇のことなら〇〇企業」というような企業イメージの定着に加え、上位表示による認知度アップで一般顧客へ浸透させることが大切です。
特定のジャンルに絞ったサイトは、ブランディングと認知の両方に効果があります!
オウンドメディアのコンテンツでは、自社の強みやカラーを出しながら情報発信を行うことでブランディング強化をしていきましょう。
2.顧客との信頼関係を構築
オウンドメディアは、顧客に役立つ情報を発信することで信頼関係の構築を深められます。
今まで解決できなかった困りごとや悩みが、自社の商品やサービスを使うことで解決できると伝えていくことが大切です。
有料級のコンテンツを無料で手に入れられる時代のため、出し惜しみをすることなく伝えていきましょう!
顧客は、解決方法を無料でわかりやすく教えてくれたオウンドメディアに対し親近感が沸きやすい傾向にあります。
さらに「開発者へのインタビュー」や「商品完成の秘話」などを盛り込むことで、より信頼関係が構築されていくでしょう。
3.見込み顧客の増加
オウンドメディアを強化することで自社商品を知らない顧客の目に留まり、未来の見込み顧客になるメリットがあります。
Web上で、自社に興味のない人を自動的に呼び寄せてくれるため新規顧客の増加につながります。
コンテンツを充実させることで自社に興味を持ってもらえるほか、商品やサービスの購入で売上アップが図れますよ!
また安定的な売り上げのためにはリピーターを増やすことも重要です。そのためは見込み客を増やすことが必要なので、集客の基本と言ってもよいでしょう。
顧客が満足するコンテンツを増やし、まだ見ぬリピーターへのアプローチをおこないましょう。
4.自社コンテンツの資産化
高品質のコンテンツを資産として積み上げていけば、集客や利益の向上に期待できます。
資産となるコンテンツは、いわばネット上の営業マン。広告費や営業時間、人件費の削減を叶えながら営業をしてくれます。
人材だけに頼る営業は、コストや時間を消耗するほか人材確保の労力も必要でしょう。営業マンが辞めてしまえばそれまでです。
一方でオウンドメディアは、コンテンツを削除しない限りメディアの効力は継続します。
まさに企業の資産となり、コンテンツの質によっては集客力が2倍、3倍へと増えつづけるでしょう。
ただしコンテンツ作成を含めオウンドメディアの運用は簡単ではなく、成功させるためにはコツがあります。
EXTAGE株式会社では、SEOだけでなくマーケティングにも知見のある専門家が、状況に合わせて最適な施策を提案をしています。
「そもそもオウンドメディアが必要なのか」という相談も受けていますので、ぜひ以下のボタンからお気軽にご相談ください。
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5.広告費のコスト削減
オウンドメディアの資産化が成功すれば、広告費のコスト削減もできるでしょう。
たとえばリスティング広告は、認知拡大や売上向上が目的であり、広告費や人件費などランニングコストがかかります。
体力がない企業にとって、成果が出るまで時間がかかるランニングコストは長く続けていくのはむずかしいでしょう!
オウンドメディアは成果を達成するまでの期間に即効性はありませんが、正しく運用することで長期にわたって認知拡大や集客の効果があります。
戦略的な運用が成功すれば、毎月の広告費コストを抑えることも十分可能でしょう。
6.競合他社との差別化
オウンドメディアは、自社の商品やサービスに関する内容を発信できるため、他社と差別化しやすいコンテンツです。
企業によっては商品情報だけじゃなく、社員インタビューや企業同士のコラボレーションのニュースなどを載せているコンテンツもあります。
他社と差別化ができると顧客にとって価値があるコンテンツと評価されるでしょう!
ブックマークやお気に入り登録をしてもらえれば、商品購入のリピーターや見込み顧客としてリード獲得が期待できます。
オリジナル内容をもとに自由度の高いコンテンツを作り、競合他社と差別化を図っていきましょう。
7.顧客ロイヤルティの向上
見込み顧客やファンとの距離が縮まるコンテンツや親近感が持てるコンテンツを用意することで、顧客ロイヤルティ向上につながります。
顧客が企業やサービスに対して感じる信頼や愛着・親しみを感じること。
ホームページや公式サイトは少し固い雰囲気ですが、オウンドメディアは顧客に寄り添うコンテンツを揃えられます。
企業側から積極的にコミュニケーションを取るためのイベント開催もおすすめです。
たとえば、ウェビナーであれば場所を問わず顧客の参加が可能です。リアルタイムで質問を受けたり、アンケートに回答してもらったりすることでロイヤルティ向上のきっかけ作りになります。
顧客と信頼関係を築き、ロイヤルティの向上が高れば、結果的にLTVの向上も見込めるでしょう!
8.コンテンツの自由度
オウンドメディアは、内容やデザイン、動画挿入などの自由度が高いコンテンツ制作がメリットです。
そのためSNSで拡散された内容を取り上げたり、インフルエンサーとのコラボ情報を掲載したりと、顧客の興味を惹けるコンテンツ発信もできます。
一方ホームページは、基本情報を載せているメディアというポジションです!
オウンドメディアを運用する企業の方針や目的にもよりますが、ホームページよりコンテンツの自由度は高いでしょう。
オウンドメディアのデメリット5選
オウンドメディアにはメリットだけではなくデメリットもあります。
以下、デメリットは5つです。
- 成果がでるまでに時間がかかる
- 必ず成果が出るとは限らない
- 作業時間や人件費を確保する必要がある
- 専門的なスキルや知識が必要である
- 低品質な記事は逆効果になる
1つずつ確認していきましょう。
1.成果がでるまでに時間がかかる
オウンドメディアは短気間で成果が出ないことを理解するのが大切です。
そもそもサイトを構築すまでには「設計・準備・制作・運営」など一連の工程が必要で、完了するまで数ヶ月かかります。
さらに記事を公開してから検索上位に表示されるまで数ヶ月かかるため、6ヶ月~1年間は様子を見る必要があるでしょう。
見込んでいた成果が出ないとき、簡単に運用をストップしないように注意してください。
これまでの時間や労力をすべて無駄にしないよう、焦らず戦略を立てる必要があります。
オウンドメディア運用で挫折しないためにも、成功している企業の事例を参考にするのもおすすめです。
2.必ず成果が出るとは限らない
粘り強く運用してみたものの必ず成果がでるとは限らないのがオウンドメディアのデメリットです。
「コンテンツ量も十分なのにどうして成果がでないの…」と悩む担当者もいるかもしれません。
実際にオウンドメディアの運用は、誰でも気軽に成功できるものではありません。
運用方法を間違えてしまうと、成果を得るのはむずかしいでしょう!
しかし、オウンドメディアは何度でも改善可能です。何から改善していいかわからないときには、専門家に相談してみるのも成功へ近づくポイントです。
なおEXTAGE株式会社では、500以上のメディア運用をおこない効率的に成果を残すノウハウを備えた専門家が運用支援をしています。
短期的な収益だけでなく、長期的な安定につながるサポートも実施。オウンドメディアをしっかりと育てたいという方は、ぜひ以下のボタンからお気軽にご相談ください!
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3.作業時間や人件費を確保する必要がある
簡単に立ち上げられるオウンドメディアですが、作業時間や人件費はかなり必要とします。
効果が出るまでのコンテンツ制作はジャンルによって異なりますが、数10記事~100記事以上と考えておきましょう!
1記事が完成するまでには、最初にディレクターがキーワード選定を行い、Webライターが記事を執筆します。
記事のチェックや編集などを含めたメディア全体の指揮・管理を行う業務をする人。ライターの調整なども業務に含まれる。
記事の完成までには各担当者のチェックや修正が入るため、約1~2週間以上かかるケースも少なくありません。
このように、オウンドメディアを立ち上げる際は、十分な作業時間や人件費を確保できるか検討する必要があります。
4.専門的なスキルや知識が必要である
時間や労力をかけて作成したオウンドメディアを検索上位に表示させるには、専門的な知識やスキルが必要です。
Googleから評価されるには、Googleが掲げる10の事実に沿ったコンテンツを作ったり、顧客やSNSなどで評価されるたりするのが大切でしょう。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
- 1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
- 遅いより速いほうがいい。
- ウェブ上の民主主義は機能する。
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる。
- 世の中にはまだまだ情報があふれている。
- 情報のニーズはすべての国境を越える。
- スーツを着なくても真剣に仕事はできる。
- 「すばらしい」では足りない。
SEOやWebライティングスキル、コピーライティングなどを駆使して作ることで効率的な成果が出せます!
キーワード選定やSEO対策を行うには、専門的な知識やスキルが必要です。
「自社で対応するのはむずかしい…」と感じている方は、関連動画「【有料級】ブログで成功するSEO脳を一撃で作る方法【完全保存版】」をぜひ視聴してみてください。
5.低品質な記事は逆効果になる
低品質な記事は、Googleの評価にとっても逆効果です。
読者に読んでもらえないことに加え、読者のニーズを満たしていないとしてGoogleからの評価も低下。結果的に上位表示が難しくなり、集客や認知効果が得られません。
売り上げや利益を最優先に考えたコンテンツは、顧客に違和感を与えてしまう可能性があります!
たとえば、時間や労力ばかりかかってしまい企業の売り上げにつながらない場合でも、顧客に有益と感じてもらえるコンテンツを作ることが遠回りのようで一番効果があります。
アンケート調査やFAQなどを活用して、顧客ニーズを満たす良質なコンテンツを作りましょう。
「良質なコンテンツと言われてもわからない…」という方は、別記事「良質なコンテンツとは何を指すの?【Googleやユーザーの真意を知ろう】」を参考にしてみてください。Googleやユーザー目線に寄り添ったコンテンツ制作のポイントが理解できます。
なおEXTAGE株式会社では、SEOやマーケティングなどのWebスキルはもちろん、質の高いSEO記事の作成も承っています。上位表示を目指す記事や高品質の記事で、効率的に認知や集客の効果を得たい方は、ぜひ弊社へご相談ください。
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オウンドメディアとホームページの違いは「目的」
自社で所有するWebメディアの1つにホームページがあります。企業によっては、コーポレートサイトや公式サイトと呼んでいるところもあるでしょう。
しかし、オウンドメディアとホームページの役割をきちんと分けて運用している企業も増えています。
以下の2つは、オウンドメディアとホームページ違いです。
- ホームページは自社の情報公開が目的
- オウンドメディアはマーケティングを視野に入れた情報発信が目的
順番に詳しく解説していきます。
1.ホームページは自社の情報公開が目的
ホームページの主な目的は、自社の基本情報を公開することです。
たとえば、以下のような基本情報を公開している企業が多いでしょう。
- 企業情報
- 商品情報
- 導入事例
- 採用情報
- アクセス
ホームページの基本情報を見てみると、企業の自己紹介に近いイメージです!
企業理念や社長メッセージなど、商品紹介や採用情報など普遍的な内容が多いことがわかります。
すでに企業の商品やサービス、名前などを知っている顧客が企業のホームページへ訪問するケースが多いです。
2.オウンドメディアはマーケティングを視野に入れた情報発信が目的
オウンドメディアは、マーケティングを活用して自社の目的を達成するためのWebメディアです。
まだ企業の商品やサービスを知らない潜在顧客へアプローチができるのが利点です!
目的を達成するためには、主にSEOを攻略して記事コンテンツで上位表示を狙う必要があります。
記事コンテンツで上位表示を目指す際には、以下のようなポイントがあります。
- 顧客のニーズに沿った内容にする
- 顧客の悩みを解決できる内容にする
- 記事内に検索キーワードを含める
- 読者の読みやすさを意識する
- オリジナルコンテンツを作成する
他にも細かな対策があり、マーケティングとSEOの掛け合わせが必要です。
ただし、どこで商品を訴求すればよいのか、問合せや購買行動につなげるにはどういったキーワードを狙っていけばよいのかといった戦略には経験や専門的な知識が必要です。
なおEXTAGEでは自社でマーケティング講座を販売しており、月7桁の成果を上げているクライアントを多く排出してきた経験があります。
これらのノウハウをオウンドメディアに活用しているので、成果につながりやすい運用をしたい方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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【かんたん解説】オウンドメディアの立ち上げの流れ
オウンドメディアのメリットとデメリットを理解したうえで、立ち上げたいと思った場合、正しい手順で行うことが大切です。
以下は、立ち上げから運用までの流れをまとめました。
- 運営する目的・ゴールを明確にする
- ペルソナを設定する
- 競合他社を調査する
- 運営担当者をアサインする
- サーバー・ドメイン・CMSを選定する
- キーワードを洗い出し取捨選択する
- SEOを意識してサイト設計を行う
- 記事制作のためのリサーチと構成を考える
- 記事を執筆する
- 画像挿入・装飾・推敲をする
- 長期的な運用を行う
- 検索順位によるリライトを実施する
オウンドメディアは、環境さえ整えてしまえば誰でも立ち上げられるメディアです。
そこで大切なのは、立ち上げから運用までの流れを把握しておき、継続する力をつけること。
しかし、専門的知識やスキルを必要とするケースが多いため、成果が出にくくなることも考慮しておくことが大切です。
なんとなく立ち上げた結果、先が見えずオウンドメディアの運用をあきらめる企業も少なくありません。
オウンドメディアで効果的に成果を出したいと考えている場合、専門家に外注するのも1つの方法です!
EXTAGE株式会社は、オウンドメディアをはじめLPやYouTube動画などのコンテンツ制作で企業の商品やサービスの販売につなげる支援を得意としています。
Webコンテンツを作って売上につなげたいけれども何からやればいいかわからない方は、ぜひ弊社コンテンツ制作の専門家に任せてください。
一緒に立ち上げからゴールまでの道筋を立てていきましょう。
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