【今さら聞けない】オウンドメディアマーケティングの5つの目的|メリットやマネタイズも解説

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「オウンドメディアマーケティングって具体的に何をするの?」
「記事を書いているのに成果が出ない…」
「自社に合ったオウンドメディアの活用法を知りたい」

オウンドメディアマーケティングとは、自社メディアを使って見込み客を集め、売上につなげるマーケティング手法です。

ただし、記事を量産するだけでは成果は出ません。導線設計からコンバージョンまで一貫して設計することで、初めてオウンドメディアは「営業資産」として機能します。

本記事では、オウンドメディアマーケティングの3つの型(コンテンツSEO型・SNS連動型・メルマガ連携型)の使い分けから、型ごとの具体的なやり方までを解説します。

この記事でわかること
  • オウンドメディアを「営業資産」にする考え方
  • 3つのマーケティング型と選び方
  • 型ごとの具体的な実践ステップ

最後まで読めば、自社に合ったオウンドメディアの活用法がわかり、記事を書いているだけの状態から脱却できます。ぜひ参考にしてください。

監修者
福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
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福田卓馬

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目次

オウンドメディアマーケティングとは

オウンドメディアマーケティングとは、自社で運営するWebメディアを使い、見込み客の獲得から売上創出までを設計するマーケティング手法です。具体的には以下の2つの視点で理解しておきましょう。

この章のポイント
  • オウンドメディアは「集客装置」ではなく「営業資産」
  • オウンドメディアの活用法はマーケティングだけではない

それぞれ詳しく解説します。

オウンドメディアは集客ではなく「営業」のための資産

オウンドメディアについて、記事を書いて検索流入を集めるものだと考えている方は少なくありません。しかし、記事で人を集めるだけでは売上にはつながりません。

オウンドメディアマーケティングの本質は、記事で集客することではなく「集めた見込み客を売上に変える仕組みを作る」こと。以下のような一連のプロセスを設計して初めて、営業資産として機能します。

プロセス具体的にやること
集客SEO記事やSNSで見込み客をメディアに呼び込む
接点獲得ホワイトペーパーやメルマガ登録でリード情報を取得する
顧客教育メルマガやLINEで段階的に情報を届け、信頼関係を構築する
コンバージョン問い合わせ・商談・購入など、売上につながるアクションに誘導する

EXTAGEでは、1記事いくらで書くかではなく「その記事がいくらの売上を生むか」を常に考えて設計しています。

福田卓馬

記事制作は「コスト」ではなく小さな経営投資です。この視点を持てるかどうかが、オウンドメディアマーケティングの成否を分けます。

オウンドメディアの活用法はマーケティングだけではない

オウンドメディアの活用目的は、マーケティング(売上創出)だけではありません。採用・社内広報・ブランディングなど、企業によって目的は多様です。

活用目的概要
マーケティング見込み客の獲得・育成・売上創出
採用(リクルーティング)企業文化や働き方を発信し、ミスマッチのない採用につなげる
ブランディング専門性の高い情報発信で業界内の第一想起を獲得する
社内広報社員向けにナレッジや企業理念を共有する

本記事ではマーケティング目的に絞って解説しますが、採用目的でオウンドメディアを活用したい方は「オウンドメディアリクルーティングとは?メリット・成功事例・始め方を解説」の記事を参考にしてください。

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オウンドメディアマーケティングの種類

オウンドメディアマーケティングには、主に3つの型があります。自社の目的やリソースに合わせて選ぶことが大切です。

主な目的向いている企業
コンテンツSEO型リード獲得BtoB全般・BtoC
SNS連動型認知拡大・ブランディングBtoC・D2C
メルマガ・LINE連携型ナーチャリングリスト保有企業

SNS連動型やメルマガ連携型もありますが、EXTAGEでもっとも多くの企業におすすめしているのはコンテンツSEO型です。記事が資産として蓄積され、広告費に依存しない集客チャネルを構築できるため、BtoB・BtoC問わず幅広い業種で成果が出やすい型です。

本記事では、コンテンツSEO型に絞ってやり方や成功事例を解説していきます。

オウンドメディアマーケティングのメリット・デメリット

オウンドメディアマーケティングには、大きなメリットがある反面、覚悟すべきデメリットもあります。両方を理解したうえで取り組むことが成功のカギです。

メリット

オウンドメディアマーケティングの主なメリットは以下の3つです。

オウンドメディアマーケティングのメリット
  • 広告費を抑えて長期集客できる
  • コンテンツが資産として蓄積される
  • 顧客教育を仕組み化できる

一度公開した記事は、削除しない限り検索エンジンから集客しつづけます。広告と違い、掲載を止めても流入がゼロにはなりません。記事が増えるほどサイト全体の評価が高まり、新しい記事も上位表示されやすくなる好循環が生まれます。

なかでも「顧客教育の仕組み化」は、広告にはないオウンドメディアならではの強みです。広告は「今すぐ客」にしかアプローチできませんが、オウンドメディアなら記事・メルマガ・LINEを組み合わせることで、まだ検討段階の見込み客を時間をかけて育成し、自社のファンに変えていけます。

デメリット

一方で、以下のデメリットも理解しておく必要があります。

オウンドメディアマーケティングのデメリット
  • 成果が出るまでに時間がかかる
  • 運用体制・専門知識が必要
  • 導線設計がないと記事が無駄になる

コンテンツSEO型の場合、検索流入が安定するまでに6ヵ月〜1年ほど必要です。SEO・ライティング・分析など複数のスキルも求められるため、片手間では成果が出にくいでしょう。

とくに注意したいのが「導線設計がないと記事が無駄になる」点です。記事を量産しても、CVポイントや導線がなければ売上にはつながりません。記事制作を外注する際も書くだけの代行ではなく、導線設計から収益化ルートまでセットで考えられるパートナーを選びましょう。

オウンドメディアマーケティングのやり方

ここでは、コンテンツSEO型のオウンドメディアマーケティングを5つのステップで解説します。ステップに沿って進めてみてください。

コンテンツSEO型の5ステップ
  • ペルソナ・カスタマージャーニーを設計する
  • キーワード選定・サイト設計をおこなう
  • SEO記事を制作する
  • CVポイント・導線を設計する
  • 効果測定・リライトで改善する

とくに重要なのはSTEP1の設計フェーズとSTEP4の導線設計です。ここを飛ばして記事制作から始めてしまうと、あとから大幅な手戻りが発生します。それぞれ順番に解説します。

STEP1:ペルソナ・カスタマージャーニーを設計する

まずは誰に・どんな順番で・何を伝えるかを設計します。理想の顧客像となる「ペルソナ」を具体的に定め、そのペルソナが認知から購入に至るまでのプロセスを可視化しましょう。

ペルソナ設計で決めること
  • 業種・役職・企業規模(BtoBの場合)
  • 抱えている課題・悩み
  • 情報収集の手段(検索・SNS・セミナーなど)
  • 購買の意思決定プロセス

ペルソナがどのようにして購買に至るのか、設計や考え方について「カスタマージャーニーとSEOの関係|検索意図に沿ったコンテンツ設計の方法を解説」の記事で詳しく解説しています。

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STEP2:キーワード選定・サイト設計をおこなう

ペルソナが検索しそうなキーワードを洗い出し、サイト全体がどのような記事群で構成されるのかを全体設計します。キーワードは検索ボリュームだけでなく、検索意図を基準に選びましょう。

サイト設計では、トピッククラスターを意識すると、サイト全体の評価が高まりやすくなります。

トピッククラスターモデル

キーワード選定の具体的な方法は「SEOキーワード選定のやり方|無料ツールを使った実践手順を解説」の記事を参考にしてください。

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STEP3:SEO記事を制作する

キーワードごとに検索意図を満たす記事を制作します。

ただし、競合の上位記事を真似るだけでは差別化できません。自社の支援実績や独自の見解を盛り込み、あなたの会社だから読む価値があると思われるコンテンツを目指しましょう。

福田卓馬

EXTAGEでは、一般論の寄せ集めではなく独自の視点を入れた記事制作を徹底しています!

SEO記事の書き方の詳細は「コンテンツSEOとは?成果を出すための戦略と実践手順を解説」の記事をご覧ください。

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STEP4:CVポイント・導線を設計する

コンテンツのなかには、読者を次のアクションに誘導するコンバージョンのポイントを設計します。記事を読んで終わりにさせず、リード情報を獲得する仕掛けを組み込むことがかかせません。

CVポイントの例
  • ホワイトペーパーのダウンロード
  • 無料相談・お問い合わせフォーム
  • メルマガ・LINE登録
  • 無料セミナー・ウェビナーへの誘導

リード獲得の具体的な手法については「リード獲得の方法|BtoBで成果を出す施策と成功事例を解説」の記事で詳しく紹介しています。

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STEP5:効果測定・リライトで改善する

記事を公開したあとは、Googleアナリティクス(GA4)やサーチコンソールといったツールで効果を測定し、改善を繰り返します。主に使用するツールと、見るべき指標を以下にまとめました。

ツール見るべき指標
Googleアナリティクスページの表示回数
セッション
ユーザー数
コンバージョン数
回遊率
Googleサーチコンソールインデックス状況
検索結果への表示回数
検索順位
獲得しているキーワード

各数値を見て、適切な改善施策を立てましょう。

たとえば、ページの表示回数に対してコンバージョンが少なすぎる場合は、CTAボタンのデザインや配置を変えるといった施策が考えられます。

オウンドメディアの改善手法については「オウンドメディアの改善方法|成果が出ない原因と具体的な改善施策を解説」の記事も参考にしてください。

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なお、EXTAGEではオウンドメディアからのリード獲得ノウハウをまとめた資料を無料で公開しています。

福田卓馬

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オウンドメディアマーケティングの成功事例

ここでは、オウンドメディアマーケティングの型ごとの成功事例を紹介します。

株式会社HERO’ZZ様|ゼロから6ヵ月で月7,000PV・LINE登録月15件

項目内容
業種SNSスクール事業(株式会社HERO’ZZ)
課題検索流入ゼロ(オウンドメディア未構築)、SNS広告への依存度が高く採算性が悪化
施策キーワード設計・計測ツール導入・独自コンテンツ制作・CTA最適化
成果月間PV:0→7,000 / LINE登録:月15件を安定獲得
期間6ヵ月

「HEROZZ UNIVERSITY」はオウンドメディアを持っておらず、集客をSNS広告に依存していました。CPAの高騰により採算性が悪化し、広告に頼らない集客チャネルの構築が急務でした。

EXTAGEではキーワード設計からスタートし、一次情報(実際のスクール運営データや受講生の声)を記事に組み込むことで、競合が書けない独自コンテンツを制作しました。

ゼロからの立ち上げにもかかわらず、6ヵ月で月間7,000PVを達成しています。

株式会社SPB様|CTA改善で2ヵ月でLINE登録8倍・セミナー申込5倍

項目内容
業種コミュニケーションスクール(株式会社SPB)
課題8ヵ月間毎日更新で月1万PVあるが、CVほぼゼロ。LINE登録は月5件のみ
施策CTA配置の最適化・ベネフィット訴求型コピーへの変更・モバイルUI改善
成果LINE登録:月5件→月40件(8倍) / セミナー申込:月1件→月5件(5倍)
期間2ヵ月

メディア「NLPナンパ研究所」は、月1万PVのアクセスがありながらコンバージョンにほぼつながっていない状態でした。8ヵ月間毎日記事を更新していたにもかかわらず、LINE登録は月5件のみという深刻な課題をかかえていました。

EXTAGEでは記事の新規制作に加えてコンバージョン導線を設計し直した結果、わずか2ヵ月でLINE登録を8倍に引き上げました。CTA配置を記事末尾のみから3箇所に変更し、コピーをベネフィット訴求型に修正したことが成果の決め手です。

株式会社マイルーム様|リライトで2ヵ月でPV2.7倍・売上前年比197%

項目内容
業種二次会・パーティー向け景品EC(株式会社マイルーム)
課題オウンドメディアの集客力不足。リピートにつながらない
施策既存記事のリライト・SEO改善
成果売上:前年比平均197%アップ / ユーザー数:1.8万→4.3万(2ヵ月) / PV:8万→22万(2.7倍)
期間約2ヵ月で成果が顕在化

景品ショップマイルーム」は、二次会やパーティー向けの景品アイテムを販売するECサイトです。オウンドメディアは持っていたものの、集客力が弱くリピートにもつながらないという課題をかかえていました。

EXTAGEでは既存記事のリライトとSEO改善を実施し、2ヵ月でPVを8万→22万(2.7倍)に伸ばし、売上は前年比平均197%アップを達成しました。新規記事を大量に書くのではなく、既存コンテンツの改善から着手したことで、短期間で成果を出した事例です。

福田卓馬

EXTAGEでは上場企業を含む200社以上の支援実績があります。自社に合った戦略を知りたい方はお気軽にご相談ください!

オウンドメディアの成功事例をさらに詳しく知りたい方は「オウンドメディアの成功事例|BtoB・BtoCの業界別に成功パターンを解説」の記事もあわせてご覧ください。

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よくある質問

オウンドメディアマーケティングの費用はどのくらいかかりますか?

内製なら月数万円から、外注なら月10〜100万円が相場です。記事制作のみの外注で月10〜30万円、戦略設計・運用代行を含めると月30〜100万円程度になります。「書くだけ外注」は費用対効果が低くなりがちなので、導線設計まで含めて依頼できるパートナーを選びましょう。

外注先の選び方については「オウンドメディア運用代行おすすめ会社|選び方と費用相場を解説」の記事で詳しく紹介しています。

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小規模な会社でもオウンドメディアマーケティングはできますか?

可能です。むしろ広告費を大量に投下できない中小企業ほど相性がよい手法です。まずはニッチなキーワードに絞って月2〜4本の記事を制作し、ホワイトペーパーなどCVポイントを1つ設置するところから始めましょう。

中小企業のオウンドメディア活用については「中小企業のオウンドメディア戦略|少ないリソースで成果を出す方法を解説」の記事も参考にしてください。

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オウンドメディアマーケティングで成果が出るまでの期間はどのくらいですか?

コンテンツSEO型は6ヵ月〜1年、SNS連動型は3〜6ヵ月、メルマガ連携型はリストがあれば1〜3ヵ月が目安です。期間が長いぶん、フェーズごとにKPIを設定して進捗を可視化しましょう。

KPIの設定方法は「オウンドメディアのKPI設定方法5ステップ|成長段階別に見るべき指標を解説」の記事で解説しています。

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オウンドメディアの運用は外注すべきですか?自社でやるべきですか?

理想は「自社主導+専門家の支援」の体制です。戦略や方向性は自社で決め、記事制作・分析・改善を専門家と分担するのが最も成果の出やすいパターンです。避けるべきは「書くだけ外注」で、導線設計や改善が放置されると記事は増えても売上にはつながりません。

EXTAGEでは、戦略設計から記事制作・導線設計・改善まで一貫して支援しています。まずはお気軽にご相談ください。

オウンドメディアマーケティングで成果を出すには、自社に合った型を選び、導線設計からコンバージョンまでを一貫して設計することが欠かせません。

EXTAGEでは、オウンドメディアの戦略設計から記事制作・導線設計・改善まで一貫して支援しています。

福田卓馬

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監修者
福田 卓馬
EXTAGE株式会社 代表取締役社長
SEO歴10年。上場企業を含む200社以上のSEO・Webマーケティング支援を実施。KADOKAWA社より『文章で金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』を出版。
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