【例文あり】リード文とは?役割や書き方をライティング初心者向けに解説
リード文って何を書けばいいの?書き方を具体的に教えてほしい!
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- リード文とは何か
- リード文の2つの役割
- リード文を書くときのポイント3つ
- リード文の書き方を例文つき5ステップで解説
この記事を書いている僕には、Webライターを始めとする様々な副業経験があります。起業した今ではWebライターに仕事を発注する立場になりました。
本記事の執筆者
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
Webライティングでは、リード文が非常に重要です。というのも、リード文は読者が記事を読み進めるかどうかを判断する基準になるからですね。
とはいえ、難しく考える必要はありません。読者の心を掴むリード文は、ポイントをおさえるだけで簡単に書けるんです。
そこでこの記事では、リード文を書くときのポイントを紹介しつつ、真似するだけでリード文が完成する文章の型を5ステップで解説します。記事の続きを読んでもらえるリード文を書きたい人は、ぜひ参考にしてみてください!
【基礎知識】リード文とは?
まずは基礎知識から。リード文とは文章の冒頭部分を指す言葉で、導入文と呼ばれることもあります。本記事で言うと、以下の部分のことですね。
文字数はケースバイケースですが、150文字~300文字程度が一般的でしょう。
リード文は、読者が記事を開いて最初に読む部分。「この記事にはこんなことが書かれているんだな」と記事の方向性を理解できれば、理解度が深まってスムーズに文章を読み進められます。逆に、リード文で読者の心を掴めないと、どんなに良いことが書かれている記事でも離脱されてしまうでしょう。
記事が読まれるかどうかはリード文次第と言っても過言ではありません!
リード文の役割とは?重要と言われる2つの理由
次に、リード文の役割について解説していきます!
リード文が持つ2つの役割
- 読者に興味を持たせる
- 読者に記事の続きを読ませる
役割①読者に興味を持たせる
役割の1つ目は、読者に「この記事は自分に関係がある」と興味を持たせることです。そのためには、記事の内容を自分事として捉えてもらうのが一番。
具体的には、以下のような内容が書かれていると良いです。
- 読者が抱える悩み(問題)は何なのか
- 悩みに対する共感や問題提起
- 悩みの解決策
- なぜ悩みを解決できるのか
これらの要素を入れれば、記事に興味を持ってもらいやすくなります!
役割②読者に記事の続きを読ませる
役割の2つ目は、読者に記事の続きを読ませることです。リード文で「この記事を読むと、こんな良いことがあるのか」と読者に思ってもらえれば、大抵読み進めてもらえます。
例えば、こんな要素を盛り込むと良いでしょう。
- 記事から得られる情報
- 記事を読むとどんな未来があるのか
- 執筆者の権威性
- 読者の後押し
せっかく記事を開いてくれた読者の時間を無駄にしないためにも、リード文は要点を絞って簡潔にまとめてくださいね。
ちなみにWeb記事の場合、続きを読んでもらえると記事の滞在時間が伸びます。滞在時間が長いと、Googleから「質の高い記事」と評価されるので、検索上位に表示されやすくなるという効果もあります!
リード文を書くときのポイント3つ
役割がわかったところで、リード文を書くときのポイントを3つ紹介します。
リード文を書くときのポイント
- 読者像を明確にする
- 記事の内容を簡潔に説明する
- 記事を読むメリットを提示する
ポイント①読者像を明確にする
1つ目のポイントは、読者像を明確にすることです。そうすれば、自然と読者の共感を得られる文章が書けます。年代・性別・職業・生活パターンなど思いつく限りの項目を設定し、目の前のたった1人のために記事を書くつもりになると、より読者に刺さる文章を書けます。
特に読者が抱える悩みや「なりたい未来」は、できるだけ具体的にイメージしましょう。ちなみに、本記事で想定したのは以下のような読者像です。
読者像
- 30代・会社員・男性
- 妻と子供が2人いる
- 子供に習い事をさせるために収入をアップしたい
- 副業でライティングを始めようと思っている
読者の悩み・希望する未来
- ライティングで稼げるようになりたい
- リード文の書き方がわからない
- リード文が重要さがわからない
- リード文を書くポイントが知りたい
- 悩まずにリード文が書けるようになりたい
このように読者像を決めたうえで、悩みを解決するリード文を意識しましょう。
読者像を細かく設定するほど、「この記事は自分に向けて書かれた記事だ」と思ってもらえるリード文を書けます!
ポイント②記事の内容を簡潔に説明する
2つ目のポイントは、記事の内容を簡潔に説明することです。
読者は無数にある記事の中から、自分が読むべき記事を探しています。さらに、「すぐに答えを知りたい」と思っているので、記事選びに時間をかける暇はありません。そんな状況で、リード文が長々と書かれていて、何を言いたいのかもわからなければ、読みたくないですよね。
よって、リード文では記事の内容を簡潔に説明する必要があります。本記事では、記事の内容を以下のようにまとめて記載しました。
- リード文とは何か
- リード文の2つの役割
- リード文を書くときのポイント3つ
- リード文の書き方を例文つき5ステップで解説
要点を絞って、箇条書きにすると簡潔でわかりやすい文章を書けますよ!
ポイント③権威性を提示する
3つ目のポイントは、筆者の情報を明記して権威性を示すこと。信憑性のある情報だと分かれば、読者は安心して読み進められるからです。
例えば、以下の2人が、本記事のようなリード文に関する記事を書いたとします。
- 筆者A:ブログ歴1ヶ月で収益は0円
- 筆者B:ブログで月収100万円稼いだ経験がある
どうせ読むなら、実績のある筆者Bが書いた記事を読みたいと思いますよね。
なお、権威性を示すときは、実績や経歴を数字を使って記載すると読者にも伝わりやすいです。本記事では、以下のように筆者の実績をまとめました。
提示できる権威性がある人は、積極的にリード文に記載しましょう!
【例文付き】リード文の書き方を5ステップで解説
それでは、リード文の書き方を解説します。リード文は記事の中でも重要な要素ですが、難しく考える必要はありません。基本的には以下の型を真似すればOKです。
リード文の型
- 読者の悩みを提示する
- 記事を読んでわかることを記載する
- 情報の信頼性を提示する
- 記事を読んだあとの未来を見せる
- 読者の背中を押す
「ダイエット 自宅」の検索キーワードを例にして解説しますね!
ステップ①読者の悩みを提示する
まずは、読者が抱える悩みや問題を提示しましょう。リード文を読んで「私が抱えている悩みと同じだ」と感じてもらえれば、読者に興味を持ってもらえます。
「ダイエット 自宅」で検索してる人が読者なら、以下のような悩みを提示してあげると良いでしょう。
読者の悩み
- 自宅でできるダイエット方法がわからない
- 仕事や家事、育児で忙しいから短時間でできるダイエット法を知りたい
ちなみに、本記事では以下の部分で悩みを提示しています。
僕は読者の悩みを代弁する形にしていますが、以下のように箇条書きにするのもいいですね。
- リード文の書き方がわからない
- リード文の重要性がわからない
- リード文の書き方を教えて欲しい
ステップ②記事を読んでわかることを記載する
次に記事を読んでわかることをまとめて記載します。箇条書きにすると一目で記事の内容を理解できるので、読者に負担をかけません。
「ダイエット 自宅」で記事を書く場合は、以下のようにまとめると良いでしょう。
本記事の内容
- ダイエットをする上で重要な心構え
- 自宅でできるダイエット方法
- 自宅でダイエットをするときの注意点
ちなみに、本記事では以下のように記載しました。
見出しの内容をピックアップして、簡潔にまとめるだけでもOKです!
ステップ③情報の信頼性を提示する
内容を示したあとは、読者が安心して記事を読み進められるように、情報の信頼性を提示しましょう。筆者の実績や経験を記載すると信頼を得やすいです。
ダイエット関連の記事を書く場合は、以下のような情報があると良いですね。
- 10kgのダイエットに成功
- スポーツジムでインストラクターをやっている
- SNSでダイエットに関する情報発信していて、フォロワーが1万人
実績がない人は、専門家監修のもとに書いている記事であるなど、他者の権威性を借りる方法も有効です。
本記事では、以下のように筆者の情報を記載。
執筆者の情報に実績やエピソードを含めていれば、形式は自由です!
ステップ④記事を読んだあとの未来を見せる
次に、記事を最後まで読みたくなるように、読んだあとの未来を読者に見せましょう。
本記事では、「真似するだけでリード文を書ける」という未来を記載しました。他のジャンルの記事では、以下のような表現方法があります。
- ダイエットの記事:この記事で紹介する方法を実践すると1ヵ月で10kg痩せる
- 転職の記事:求人情報でホワイト企業を選ぶポイントが分かるようになる
- 家電の記事:調理を自動化して子どもと遊ぶ時間が増える
「記事を読むとこんないいことがあるのか」と思える内容が書けるといいですね!
ステップ⑤読者の背中を押す
最後に、ポジティブな気持ちで本文を読み進められるよう、読者の背中を押しましょう。
キーワードが「ダイエット 自宅」の記事なら、以下のような表現ができます。
1日10分、自宅で運動するだけで痩せられます。本記事で紹介するダイエット方法を実践して、10kg痩せましょう!
本記事では、「〇〇の人は、ぜひ参考にしてみてください!」を採用しました。直前に「簡単に〜できる」や「誰にでも〜できる」など、ハードルを下げる表現があるとさらに読者の背中を押してあげられます。
以上でリード文の完成です。この型は多くのWeb記事にマッチするので、ぜひ使ってみてくださいね。
まとめ:リード文の書き方を覚えて読まれる記事を書こう!
今回はリード文の書き方を紹介しました。
リード文の型
- 読者の悩みを提示する
- 記事を読んでわかることを記載する
- 情報の根拠を述べる
- 記事を読んだあとの未来を見せる
- 読者の背中を押す
繰り返しにはなりますが、リード文は記事を開いて最初に読まれる文章。リード文で離脱されたら本文を読んでもらえないので、記事の中でも特に重要な役割を持っています。
今回紹介した書き方をマスターして、読者の心を掴んでくださいね!
「ライティングで月100万円稼ぎたい!」と思っている方は、こちらの動画もどうぞ↓