【丸わかり】被リンクを増やす方法10選!具体例や注意すべきポイントも紹介
「被リンクを増やして検索上位を狙いたい」
「被リンクの増やし方がわからない」
「被リンクを増やすときに気をつけるべきことは?」
被リンクとは、他のサイトに自分のサイトのリンクが設置されていることをいいます。被リンクを増やすとSEO対策に効果的で集客や売上アップが見込めます。
一方で「どのように被リンクを増やせばよいかわからない…」という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、企業のSEOコンサルをこなし月100万円以上稼ぐメディアを運営した経験のある僕が、以下の内容を詳しく説明します。
- 被リンクを増やす施策をしたほうが良い理由
- 被リンクを増やす方法
- 被リンクを増やすうえで注意すべきポイント
実践すると記事の上位表示を目指せます。参考にしてみてください!
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
なお、EXTAGE株式会社では、被リンクの増やし方を含めたSEOコンサルティングをおこなっています。
「サイト運用の実績がある専門家にアドバイスをもらいたい」という人は、お気軽にお問い合わせください!
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SEO対策において被リンクを増やす施策をしたほうが良い理由3選
SEO対策において被リンクを増やす施策をしたほうが良い理由は次の3つです。
- 検索上位を獲得できる可能性が高まる
- ドメインパワーの向上が期待できる
- クローラーに訪問してもらいやすくなる
それぞれ順番に解説します。
1. 検索上位を獲得できる可能性が高まる
被リンクが増えると検索エンジンから「読者にとって有益な記事である」と評価されやすくなるため、検索上位を獲得できる可能性が高まります。
たとえるなら、検索エンジンは被リンクのことをユーザーの「投票」と判断していますね!
投票数が増えると順位も上がっていくので、検索上位に表示されやすくなります。
検索上位を獲得できると、検索からの流入(トラフィック)の向上が見込めるため、より多くの人に自社サイトの存在を知ってもらいやすくなります。
自社商材の売上アップも期待できるので、被リンクは積極的に実施すべき施策といえます。
2. ドメインパワーの向上が期待できる
ドメインパワーとは、Webサイトの実績や信頼性を数値化したものです。つまりWebサイトの強さをあらわしているといえます。
良質な被リンクが多くなると、Webサイト自体の信頼性が高くなり、ドメインパワーが向上しやすくなります。
ドメインパワーの数値が高いサイトは、検索上位を獲得しやすくなります!
たとえば同じ内容の記事が2つあり、A記事のドメインパワーが90、B記事のドメインパワーが80の場合、A記事のほうが上位に表示される可能性が高いです。
ドメインパワーはSEO対策で重要な要素です。集客や売上アップのためにも、しっかりとした対策をおこないましょう。
こちらの記事「【決定版】ドメインパワーを上げる6つのテクニック!調べ方や目安まで徹底解説」では、ドメインパワーを上げる方法を解説しています。
ドメインパワーをアップさせる方法をより詳しく知りたい人は、参考にしてみてください!
3. クローラーに訪問してもらいやすくなる
クローラーとは、GoogleがWebサイトの内容を評価し、検索結果に反映させるプログラムのことです。検索結果はクローラーによる調査(クロール)で決まります。
記事を書いたとしても、クローラーがこなければ検索結果に反映されません!
被リンクが増えると、クローラビリティ(クロールのしやすさ)が向上するため、クローラーがページを訪れやすくなります。
自社サイトをみつけてもらうまでの時間が短縮され、早い段階で検索結果に表示される可能性も高まります。
書いた記事をいち早くクローラーにみつけてもらうためにも、被リンクの獲得は欠かせません。
被リンクを増やす方法10選【具体例を交えて紹介】
被リンクを増やす方法は、以下の10個です。
- 他の人にも紹介したいと思ってもらえる記事を制作する
- SNSを活用する
- シェアボタンを置く
- 寄稿する
- 相互リンクをする
- 発信元を明確にする
- リンク切れページを差し替える
- 運営している他サイトにリンクさせる
- インフォグラフィックを作る
- 自社商材を作る
具体例も交えて順番に解説します。
1. 他の人にも紹介したいと思ってもらえる記事を制作する
被リンクを増やすためには、思わず紹介したくなるような要素を取り入れた記事を作成する必要があります。
- 専門性が高い記事
- 有益な情報が書かれた記事
- 共感できる、もしくは心を動かされる記事
たとえば、専門性が高い記事や、有益な情報が書かれた記事をつくる場合は、E-E-A-Tをアピールします。
E-E-A-Tとは、Googleが明記している指標で、4つの英単語の頭文字から取っています。
- 経験 (Experience)
- 専門性 (Expertise)
- 権威性 (Authoritativeness)
- 信頼性 (Trust)
これらを記事内容に盛り込むことで、読者の信頼はもちろん、Googleからの信頼も得られます。
不動産に関する記事であれば、宅建を所持していると「専門性」を示せます。
E-E-A-Tを意識しながら記事を制作すると、他の人にも紹介したいと思ってもらえる記事が完成しやすいため、被リンクの獲得につながるでしょう。
2. SNSを活用する
SNSと自社サイトを連携させるのも、被リンク獲得の有効な手段の一つです。検索エンジンだけでは届けられなかったユーザーにも、情報を届けられるからです。
SNSで情報を発信すると、異なる媒体のユーザーからアクセスしてもらいやすくなります。しかし、ただたんにアカウントを作成して、発信をおこなっても意味がありません。
被リンク獲得の可能性を高めるためには、SNSの育成が欠かせません!
Webサイトを運営するのと同時に、SNSも成長させていきましょう。
3. シェアボタンを置く
被リンクを増やすためには、より多くのユーザーに自社サイトを知ってもらう必要があります。
記事内にSNSへつなげるシェアボタンを設置すると、有益な情報だと感じた読者に、記事を拡散してもらいやすくなります。
気軽にシェアしてもらえるために、わかりやすいところにシェアボタンを設置するのがおすすめです!
記事の最初や最後、フローティングで常に目にとまる場所に設置するとよいでしょう。
4. 寄稿する
他サイトにコンテンツを寄稿すると、被リンク獲得につながります。寄稿とは、雑誌やWebメディアなどの媒体に記事を提供したり、掲載してもらったりすることです。
信頼性の高い大手メディアに寄稿した場合、自社サイトのE-E-A-Tの指標が高まる傾向にあります。
寄稿先は、自社の繋がりやクラウドソーシングサイトなどで探します。
寄稿先を探す場合は、先方のサイトがどのような内容を作成しているかをチェックしましょう。
相手先のメディアが金融ジャンルで、自社のサイトが不動産ジャンルの場合、寄稿先から断られる可能性があります。
5. 相互リンクをする
相互リンクは、従来からある被リンクの獲得方法です。自社サイトはもちろん、相手メディアも被リンクを増やせるというメリットがあります。
相互リンクを依頼するときは、双方にメリットがある点を伝えるとよいでしょう。また、依頼前に先方のサイトのジャンルを調べておく必要もあります。
相手側のサイトと自社サイトとの関連性が薄い場合、依頼を断られる場合があるため注意しましょう。
6. 発信元を明確にする
誰が発信しているのか、もしくはどのような人が記事を作成しているのかを自社サイトに記載すると、被リンクを獲得しやすくなります。
発信者が明確になると、情報の信頼性が高くなり、被リンクしてもらいやすくなるからです。
一方で、誰が書いたかわからない情報は、信頼性を生み出しにくく、被リンクを獲得しづらいといえます。
発信元を明確にするときは、サイトを運営している会社の概要を充実させるとよいでしょう。
より専門的な内容を発信する場合は、監修者を紹介するのも一つの手段です。
発信元は「E-E-A-T」にも関連します。読者からの信頼を勝ち取るためにも「発信者は何者なのか」をしっかりと明記しましょう。
7. リンク切れページを差し替える
リンク切れとは、Webサイトに掲載されているリンクが存在せず、アクセスできない状態のことです。
他メディアで自社サイトと関連性のあるコンテンツのリンク切れがある場合、リンクの差し替えの依頼をしてみましょう。リンク切れページが自社サイトに切り替わり、被リンクを獲得できます。
なお、Googleによると、リンク切れはSEOに直接影響がないと明記されています。しかし、リンク切れはユーザーからすると不便です。
サイトからの離脱率の増加やアクセス数の減少につながったりします。
このようにリンク切れは、SEOに間接的に悪影響を及ぼすため、できるだけ防いだほうがよいといえます。
リンクの差し替えを依頼するときは、リンク切れのデメリットを説明すると、依頼を受けてもらえる可能性が上がるでしょう。
8. 運営している他サイトにリンクさせる
複数のメディアを運営している場合は、自社サイト同士で相互リンクさせるのも一つの手です。双方のサイトで被リンクを増やせます。
ただし、被リンクを目的とした質の悪いメディアの量産はやめましょう。
Googleから中身のないスパムリンクと判断され、ペナルティを受けるおそれがあります。
自社サイト同士をリンクさせる際は、高品質なコンテンツ(読者にとって有益な記事)をリンク先に設置しましょう。アクセス数や滞在時間が増え、サイト全体の評価アップにつながります。
9. インフォグラフィックを作る
インフォグラフィックとは、情報やデータを可視化させてユーザーに素早く内容を伝える方法です。
- 表
- 年表
- 地図
- 相関図
- ロードマップ
- ピクトグラム
- フローチャート
読者が一目で理解できる図解や表などを作成すると、他社サイトに引用してもらいやすくなるため、被リンク獲得の機会が増えるでしょう。
自社での作成が困難であれば、業務委託もおすすめです!
スキル販売サイトや、クラウドソーシングサービスなどで依頼できます。
10. 自社商材を作る
自社商材をつくって、商品やサービスを解説する記事を制作するのも、被リンク獲得に有効な方法です。
他社サイトのツールを紹介しているメディアに、自社商材の解説記事のリンクをはってもらえる機会(被リンク獲得の機会)をつくれるからです。
一方で、自社商材の作成には膨大な時間が必要です。
自社商材を活用した被リンクの獲得をおこなう場合は、長期的な目線で良質な被リンクを増やすという目的をもって、対策をおこなっていきましょう。
なお、被リンク獲得はSEOにおける外部対策のひとつであり、ほかにもやっておくべきことがいくつかあります。
徹底的に対策を進めたい方は、関連記事「【これでOK】SEOに効果的な5つの外部対策!やってはいけない行動と役立つツールも紹介」もあわせて参考にしてくださいね!
被リンクを増やすうえで注意すべきポイント3選
被リンクを増やすうえで注意すべきポイントは以下の3つです。
- 量ではなく質を重視する
- 質の低い被リンクがある場合は否認する
- リンクの購入は避ける
それぞれ順番に詳しく解説します。
1. 量ではなく質を重視する
質を度外視した被リンクの獲得はやめましょう。Googleからの評価が上がらないばかりか、ペナルティを受けてしまうおそれがあります。
サイトの評価を上げるためには、良質な被リンク(ナチュラルリンク)の獲得が欠かせません。
自社サイトのリンクが、自然に外部のサイトに設置されたもの
ナチュラルリンクを獲得するためには、読者にとって有益で質の高い記事が必要です。
読者ファーストを意識したコンテンツづくりを常に心がけましょう。
2. 質の低い被リンクがある場合は否認する
質の低いサイトからの被リンクがある場合は、ツールを活用してリンクの否認をおこなったほうがよいでしょう。放置していると、サイトの評価に悪影響を与えてしまう場合があります。
被リンクの否認は、Googleが無料提供しているツール「サーチコンソール」でおこなえます。
自社サイトの管理や改善などサイトパフォーマンスの確認ができるもの
被リンクを否認する方法は以下のとおりです。
- サーチコンソールにアクセスし、サイドメニューにある「リンク」をクリック
- 「外部リンクをエクスポート」をクリックして、その他のサンプルリンクを選択
- 否認するリンクだけが残るようにし、ファイルに保存
- 「リンクの否認ページ」にある「否認リストをアップロード」に、3で作成したファイルをアップロードして送信する
良質な被リンクまで否認しないように注意しましょう。
3. リンクの購入は避ける
被リンクの獲得のために、リンクの売買をするのはやめましょう。Googleのガイドラインに違反する行為です。
サイトの評価が下がってしまったり、メディアが削除されてしまったりするおそれがあります。
自社サイトを成長させるためには、質の高いコンテンツを制作し、ナチュラルリンクを獲得していく必要があります。
ぜひ本記事を参考に、良質な被リンクを獲得するキッカケにしていただければ幸いです。
EXTAGE株式会社では、被リンク施策はもちろん、検索上位を狙えるサイト設計やSEOを意識した記事作成などサイト運営に関わるすべての業務を専門家がサポートします。
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