良質なコンテンツとは何を指すの?【Googleやユーザーの真意を知ろう】
良質なコンテンツって一体何のこと?具体的にどんなコンテンツ?
そのようにお悩みの方へ、以下について解説していきます!
本記事の内容
- そもそもコンテンツとは何か?
- 良質なコンテンツは何を指すのか
- 良質なコンテンツを作る重要性
- 良質なコンテンツを作るための3つのポイント
この記事を書いている僕はWebマーケティング会社を経営しており、現在では上場企業をはじめ複数の企業コンサルを承っています。
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
SEOで上位表示させるには「良質なコンテンツ」がしばしば重要視されますが、具体的にどのようなものを指すのでしょうか。定義は受け取り手によってさまざまだと思うでしょう。
しかし、実はGoogleのガイドラインで良質なコンテンツについて定義がされているんです。さらに、ガイドラインからユーザーが求める良質なコンテンツも推測が可能に。
そこで本記事では、良質なコンテンツを作るためにどうすれば良いのかを詳しく解説していきます!
【大前提】そもそもコンテンツとは?
そもそもコンテンツとはどのような意味なのでしょうか。コンテンツは直訳すると「内容」「中身」という意味がありますが、Web業界で使用されるコンテンツは「情報の中身」とされています。表面的な情報だけでなく、ユーザーの求めている情報がコンテンツにきちんと含まれているかが重要視されるんですね。
ちなみに、コンテンツには大まかに「モバイルコンテンツ」「デジタルコンテンツ」「Webコンテンツ」の3種類があります。
モバイルコンテンツ | TwitterやInstagramなどのSNSやスマホ・タブレット端末で利用できるアプリなど。 |
デジタルコンテンツ | 音楽や映画、アニメなどデジタル形式で構成されているもの。 |
Webコンテンツ | 動画やブログ、SNSなど、Web上で扱われているもの。 |
SEOで取り扱っているものはWebコンテンツに分類されますが、Googleの検索品質評価ガイドラインではさらに下記のように分類されています。
Webページのすべてのコンテンツは、次のいずれかに分類できます。メインコンテンツ(MC)、補足コンテンツ(SC)、または広告/現金化(広告)。
Google検索品質評価ガイドライン(General Guidelines)
このガイドラインでは英語で書かれていますが、日本語訳をしてみると「一般的なタイプの1つはユーザーがWebサイトの他の部分にアクセスできるようにするナビゲーションリンク。」が例としてあげられています。(11ページ目)つまり、メインコンテンツであるテキストや画像だけでなく、一見意味のなさないような部分(例:ナビゲーションリンク)もコンテンツとして見なされるんですね。
良質なコンテンツとは何を指すのか
では、具体的にどのようなものを良質なコンテンツとするのでしょうか。
正直なところ、良質なコンテンツかどうかは受け取り手によって左右されるもの。そこで、Googleがガイドラインなどで定義している内容から読み取れる良質なコンテンツを、Google目線とユーザー目線で解説していきます。
Googleが定義している良質なコンテンツ
まず、Googleが定義している良質なコンテンツが何か知るためには、ガイドラインなどを参考にすると良いです。例えば「検索エンジン用にサイトを最適化する」といった記述では以下があげられています。
- わかりやすい説明を記載する
- 完全な情報を提供する
- 話題性を考慮する
- サイトを最新の状態に保つ
- テキストを使用する
- 紹介してもらう
「紹介してもらう」とは、要は被リンクを集めることですね!
さらに「SEOスターターガイド」では以下のようなことも。
- コンテンツを最適化する
- 興味深く有益なサイトにする
- 読者が求めているものを把握して提供する
- ユーザーの信頼を得られるようにサイトを構築する
- 専門性と権威性を明確にする
- テーマに応じた適切な量のコンテンツを提供する
- 気が散る広告を避ける
- リンクを上手に使う
- 画像を最適化する
いずれもサイトやコンテンツを最適化するためにした方が良い施策を、わざわざGoogleから提示しているんです。そのため最低限Googleがしてほしいと思っていることを徹底していけば、Googleにとっての良質なコンテンツを作れるでしょう。
ユーザーにとっての良質なコンテンツ
ユーザーにとっての良質なコンテンツは、ユーザーの求めている情報が書かれていることが大前提。なぜならユーザーは解消したい悩みがあるから検索して、その記事にたどり着いているからですね。そこにユーザーが欲しい答えがなければ良質なコンテンツとはいえません。
コンテンツの網羅性があり、かつオリジナリティがあることも重要です。
たとえば、「筋トレ 初心者 始め方」と調べたとします。始め方の手順は書かれているけれど、筋トレに必要なものが書かれていなければ再検索する必要がありますね。この場合、網羅性がないといえるでしょう。顕在ニーズはもちろん、ユーザーが気付いていない潜在ニーズも汲み取ってコンテンツを作成することが網羅性に繋がります。
ただし、競合サイトが書いていたからといって同じ内容を書いているだけだと、競合との差がなくなり読まれなくなるので注意が必要。なので、オリジナリティを追加することで、競合と差別化し、ユーザーから「新しい情報が書かれている」と見てもらいやすいコンテンツに仕上げる必要があります。
良質なコンテンツを作る重要性
では、良質なコンテンツを作る重要性とは一体何なのでしょうか。
結論、良質なコンテンツを作れば、Googleから評価され、上位表示されます。すると、以下3つのメリットが生まれます。
- 集客や流入がアップしコンバージョンに繋がる
- ユーザーのニーズを満たし認知度拡大やファン化に繋がる
- 商品やサービスのブランディングをし、イメージを良くできる
ちなみに、Googleが良質なコンテンツを集める理由としては、Google自体を利用し続けてもらうため。わからないことがあって検索したのに、自分の意図していない内容や役に立たない情報が表示されたら、誰もGoogleという検索エンジンを使わなくなってしまいますよね。
一方で、検索したときに自分がほしい情報が表示されれば、Googleを使い続けたいと思えるはずです。そうすればGoogle側も自分の利益も増やせるので、Googleが良質なコンテンツを集める重要性がお分かりいただけるのではないでしょうか。
良質なコンテンツを作るための3つのポイント
最後に、良質なコンテンツを作るための3つのポイントを紹介します!
- 自社・競合・ユーザーを徹底的に分析する
- ユーザーにとって読みやすい記事を提示する
- 記事をリライトして改善する
①自社・競合・ユーザーを徹底的に分析する
まず、自社の商品やサービスについて分析しましょう。
何を売りにしていて、どのような特徴やメリットがあるのか。コンテンツ内できちんと訴求できるように、ユーザーに利用してもらうまでを意識した上で紙などに書き出しておくことをおすすめします。
そして、競合分析も行ってください。記事コンテンツの場合、狙いたいキーワードで最低上位10サイトは分析するようにしましょう。網羅性はクリアできているか、オリジナリティを出せる部分はどこか徹底的に洗い出してくださいね。
そのうえで、想定されるユーザーは何を求めているのか分析します。繰り返しますが、ユーザーは自分の悩みを解消したくてコンテンツを検索し訪れます。その悩みを解消できるものこそが良質なコンテンツ。詳細なペルソナを設定すると、ユーザー像が明確になるので訴求しやすくなるでしょう。
②ユーザーにとって読みやすい記事を提示する
次に、ユーザーにとって読みやすい記事を提示します。良質なコンテンツを読者に届けるためには、そもそも最後まで読んでもらわなければ意味がありません。
読んでもらいやすい記事にするポイント
- 一文一義にする
- 誤字脱字がないように推敲を徹底する
- H2見出しまではキーワードを入れる
- 見出しごとに画像を載せる
- 吹き出しや文字装飾を使って読者を飽きさせない
これらは一例にすぎませんが、ライティングなどの文法はもちろん、文字装飾や画像、表の有無なども非常に重要になってきます。
③記事をリライトして改善する
コンテンツは、公開してそれでおしまいではありません。Googleアナリティクスやサーチコンソールを用いて効果測定をしながら、読者にさらに読まれるよう改善していく必要があります。
例えば、読了率を調べれば読者が本当にコンテンツを最後まで読んでいるのかが測定できます。ヒートマップを使えば、読者がコンテンツのどこで離脱しているかも分かるでしょう。
いきなりSEO上位表示させることは難しいかもしれませんが、リライトを重ねるごとにコンテンツは改善され上位表示される可能性が高くなります。
まとめ:良質なコンテンツを意識して記事を書こう!
本記事では良質なコンテンツについて解説しました!
本記事の内容
- Web業界でコンテンツとは「情報の中身」と訳される
- 良質なコンテンツはGoogleとユーザー目線で解釈できる
- 良質なコンテンツを作る重要性
- 集客や流入がアップしCVに繋がるから
- ユーザーのニーズを満たし認知度拡大やファン化に繋がるから
- 商品やサービスのブランディングをし、イメージを良くするから
- 良質なコンテンツを作るための3つのポイント
- 1:自社・競合・ユーザーを徹底的に分析する
- 2:ユーザーにとって読みやすい記事を提示する
- 3:記事をリライトして改善する
良質なコンテンツを作れば、必然的に読者が欲しいものを提供することになります。また、本当に読者が欲しいものを提供していれば、Googleから評価され上位表されるのも夢ではありません。
良質なコンテンツの作成は、僕の会社でもお手伝いが可能です。お困りの方は、お気軽にお問い合わせページよりご連絡ください!