Webライターの副業は初心者でもできる?【むしろ今すぐ始めよう】
Webライターの副業って難しい?
初心者でもできるのかな?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 初心者がWebライターの副業を始める手順5つ
- 初心者副業Webライターがぶつかりがちな3つの壁
- 初心者副業Webライターが収入を増やす方法2つ
この記事を書いている僕には、Webライターを始めとする様々な副業経験があります。起業した今ではWebライターに仕事を発注する立場になりました。
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
Webライターの副業を始めたいけど、初心者でもできるのか不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、Webライターはパソコンさえあれば誰でもできます。経験も年齢も関係ありません。なので興味があるなら今すぐ始めましょう。
そこで当記事では、初心者がWebライターの副業を始める手順とあわせて、「初心者副業Webライターがぶつかりがちな壁」についても解説します!
Webライターって何?というところから詳しく説明するので、ぜひ参考にしてくださいね!
Webライターの副業を初心者が始める手順5ステップ
では早速、Webライターの副業を始める手順を5つのステップに分けて説明します。
- Webライターの仕事内容を知る
- ライティングの知識をつける
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 案件に応募する
- 受注した仕事を仕上げる
ステップ①Webライターの仕事内容を知る
Webライターとは、「Web上のあらゆる文章を書く人」のこと。なのでこれを書いている僕は、自分のメディアなので報酬さえないものの今まさにWebライターの仕事をしていると言えます。
「文章を書くのが苦手なんだけど、できるかな…」と思われたかもしれません。実際僕も、昔は文章を書くのがとても苦手でした。しかし、Webライティングにおける文章の書き方には、ある程度の法則があります。基本を叩きこんでしまえば、何気ない会話をするようにスラスラ書けるようになるでしょう。
なお、1つの記事が完成するまでには、主に以下6つの工程があります。
Web記事を作る6つの工程
- KW(※)を選定する
- 記事のテーマを考える
- タイトルや記事構成を考える
- 構成に沿って執筆する
- 文章を装飾する(画像の挿入、太字やマーカーを入れるなど)
- WordPressなどに入稿する
(※)読者がGoogleの検索窓に入れる言葉のこと
これらの工程のうち、どの部分をWebライターが担当するかは案件次第です。もちろん全工程ができる人は重宝されますが、初めての方は「執筆」および「装飾」辺りから始めてみると良いでしょう。
ステップ②ライティングの知識をつける
そしてWebライターを始めるなら、ある程度はライティングの知識をつけておいてください。前述したとおり、Web記事には紙と違った書き方の法則があるからです。
とはいえ、時間をかける必要はありません。通勤中などの隙間時間に本を数冊読んでおく程度でOKです。サッと読んで、なんとなく頭に入れておきましょう。
ちなみに僕がおススメするのは以下の3冊。これさえ読んでおけばそれなりの知識がつきます。
①20歳の自分に受けさせたい文章講義
②沈黙のWebライティング
③10年つかえるSEOの基本
ライティングの勉強方法はいろいろありますが、最初から全部やろうとするといつまで経っても仕事が始められません。
軽く知識を入れたら、すぐ実践に取り掛かりましょう!
ステップ③クラウドソーシングサイトに登録する
次に、クラウドソーシングサイトに登録します。クラウドソーシングサイトとは、発注者と受注者をつなげるプラットフォームのこと。ライティング案件だけではなく、動画作成やアンケート回答など様々な仕事が掲載されています。
そんなクラウドソーシングサイトの良いところは、主に以下の2つ。
- ライティング案件の数が多い
- 契約や支払いに関する手続きを代行してくれる
クライアントとのやり取りもサイトを通して行うので、個人情報を明かす必要もありません。
なので初心者はクラウドソーシングサイトで仕事を探すのが手っ取り早いです!
なお、クラウドソーシングサイトにも色々ありますが、最低でも以下2社には登録しておいてください。
登録すべきクラウドソーシングサイト
ステップ④案件に応募する
クラウドソーシングサイトに登録したら、早速案件に応募しましょう。僕に言わせると「ライティングは習うより慣れろ」です。数をこなせばスキルもテクニックも自然と身につきます。
なお初心者は、単価やジャンルを気にせずどんどん応募すると良いです。最初から文字単価の高い案件に応募しても、実績がないうちはそうそう獲れません。また、最初から得意ジャンルが決まっている人もいないでしょう。
とはいえ、どうやって案件を選べば良いか分からないと思いますので、ポイントを2つ紹介しますね。
初心者Webライターが案件を選ぶポイント
- マニュアルが用意されている
- 調べれば書けそうな内容である
なかでも「調べれば書けそうな内容である」のはわりと重要です。ぶっちゃけ多少知識があるものの方が書きやすいですが、それを言い出すと最初はなかなかマッチするものが無いでしょう。
そもそも、全く知らないことでも調べて文章にまとめ上げるのがWebライターの仕事。なので調べることには最初から慣れておいた方が良いと言えます。
よって「知識はないけど調べたら情報が取れそうだな」と思えるものならチャレンジするのが吉。とにかく、考えるより先に行動しましょう!
初心者のうちは「できそうなことなら何でもやる!」の心意気が大切です!
ステップ⑤受注した仕事を仕上げる
そして案件が獲れたら、自分にできる精一杯の仕事をしてください。執筆にとりかかる前にマニュアルを熟読してルールを覚えることや、納期厳守、誤字脱字なしなどは当たり前。クライアントはあなたを信用して仕事を依頼しています。その期待に応えられるように頑張りましょう!
また、ライターの仕事は期日通りに記事を仕上げることだけではありません。大抵の場合修正依頼が来るので、指摘されたことを反映してクライアントのOKを貰うまでが仕事です。
修正時に指摘された点は自分でメモなどにまとめておき、次回以降に活かしましょう。これを繰り返していれば、自ずとスキルもテクニックも身につきます。
ライターの仕事は、あくまでもクライアントファーストです。クライアントの要望通りに記事を仕上げることを心掛けてくださいね。
副業Webライター初心者がぶつかりがちな3つの壁
とはいえ実際にWebライターの副業を始めてみると、誰でも壁にぶち当たります。例えば以下の3つは「初心者副業Webライターあるある」です。
- 仕事が獲れない
- 作業時間が足りない
- 修正依頼が多くて落ち込む
もし上記のように思ったとしても「自分はWebライターに向いてないんだ…。」と諦めるのは早いです。そもそも、最初から全部できる人はいません。逆に、これらの壁を乗り越えて継続した人だけが生き残っていくとも言えます。
では、詳しく解説しますね。
①仕事が獲れない
1つ目は、とにかく仕事が獲れない。これに尽きます。断られるどころか、応募に対する返信すら来ないことも多々あります。
なので最初の頃は10件応募して1件受注できたら上々だと思っておいてください。というのも、現状はWebライターが溢れていて、採用枠をはるかに上回る数の応募が来るのも珍しくないからです。
とはいえ応募するだけでもそれなりに時間がかかるので、できるだけ受注率を上げたいですよね。そんな時は、以下のことに注意してみてください。
案件応募時のポイント
- 初心者をアピールしない
- できるだけ早く応募する
- 提案文に工夫をする
- ポートフォリオを作る
なかでも初心者アピールは絶対にやめましょう。募集要項に「初心者歓迎」と書かれていたとしても、それは「難しい内容ではない」という意味です。そもそも初心者をアピールするのは「できなくても許してね」と言ってるようなもの。ビジネスの相手に使う言葉ではありません。
僕なら、提案文に「初心者です」と書かれている時点で選考対象外にします!
②作業時間が足りない
2つ目の壁は、作業時間が足りないことです。できると思って受注したのに、本業が忙しくて手が回らない、思った以上に時間がかかる…。これもよくある話です。それでも1度受けた仕事は、何があってもやり遂げなければいけません。あなたの都合は、クライアントに関係ないからです。
自分のできる作業量をある程度正確に見積もれたら良いのですが、慣れないうちはなかなか思い通りにはいかないでしょう。なので最初のうちは、予想の3倍以上の時間を見込んでおくのをおススメします。
例えば「2000文字なら3時間くらいで書けるかな」と思うなら、最低9時間は確保しておくということ。
「そんなに時間かからないよ」と思われたかもしれませんが、予測不能の事態はいつでも起こり得ます!
そして執筆する時は必ず時間を測ってください。作業開始から終了まで毎回きちんと計測し、1記事仕上げるのにどのくらい時間がかかるかを把握しておきましょう。そうすれば、徐々に正確な見積もりができるようになってきます。
③修正依頼が多くて落ち込む
3つ目の壁は、修正依頼が多すぎて落ち込むこと。自分のベストを尽くした文章に、これでもか!というくらい修正が入るとヘコみますよね…。ただ、落ち込む必要はありません。むしろ修正依頼が来るのは、伸びしろがある証と言えます。
発注者から言わせてもらうと、ライターに修正依頼するより自分で直した方が圧倒的に早いです。それでも修正をお願いするのは、あなたに期待しているから。
修正依頼を通じてライティングのノウハウを授けているようなものなんです。
初心者の頃は「そんなことまで?」と思うような指摘もしばしばあるでしょう。ですが、そこで諦めず「二度と同じことは言わせないぞ!」という気持ちで頑張ってください!
脱・初心者!副業Webライターで収入を増やす方法2つ
次に初心者を抜け出すための方法を紹介します。そもそも、初心者っていつまでのことを指すの?という話ですが、僕は「継続的に稼げるようになるまで」だと考えています。そのためには、以下の2つを意識してみてください。
- ブログを始める
- 継続案件を獲得する
それぞれ詳しく見ていきましょう!
方法①ブログを始める
1つ目の方法は、ブログを始めることです。その理由は以下の5つ。
ブログは記事の集合体なので、ライティングに役立つ要素が満載です。おまけにお金も稼げるので、ライターにとってブログは神ツールと言っても過言ではありません。自分のブログがあれば他のライターとの差別化要素にもなります。なので案件応募時の採用率はグンとアップするでしょう。
そもそもですが、ブログを運営するにはそれなりの知識やスキルが必要です。ブログは稼げるといっても、ライターのように文章を書けばお金になるのとは少し違います。ブログの収入源は主に広告で、簡単に言うと記事内に広告リンクを入れておき、読者が広告をクリックして商品やサービスを購入すれば報酬が発生する仕組みです。
ブログで収益を得るためには、読者に「購入」というアクションを起こさせないといけません。そのためにはWeb集客の仕組みを知ったり、読者の心に響く文章を書いたりするスキルが必要です。
つまりブログを運営すれば、ライティングに活かせる知識やスキルが自然と身につくんです!
Webライターで確実に収入を得ながら、ブログでプラスαの収益を得るのも可能。ブログが軌道に乗れば無双状態です。Webライターがブログを始めると、良いことしかありません!
方法②継続案件を獲得する
収入を増やす方法の2つ目は、継続案件(同じクライアントから1週間や1ヵ月のスパンで定期的に依頼を貰える案件)を獲得することです。クライアントからの要望に誠意をもって対応すれば、比較的早く実現できるでしょう。
というのも、納品物のクオリティはもとより、クライアントはライターの人柄にも着目しているからです。
正直、スキルはあっても過不足のないコミュニケーションや納期厳守など、基本的な能力が欠けているライターが多いのが現状。その辺りは心がけ次第でどうにでもできる部分なので、逆に初心者でも他のライターと差別化ができるポイントと言えます。なので「クライアントの手間や負担を減らすにはどうしたら良いか」を常に考えながら仕事に取り組みましょう。
継続案件を獲得できれば、案件探しやテストライティング、応募結果待ちなどの時間が全て節約できます。案件のルールをイチから頭に叩き込む必要もありません。
純粋に書ける本数が増えるので、その分収入アップが見込めるということです!
まとめ:Webライターの副業は初心者でもできるがスキルアップは必須
今回は、初心者が副業Webライターを始める方法やぶつかりがちな壁、収入を増やす方法について解説しました。
本記事の要約
- Webライターの副業を初心者が始める手順5ステップ
- Webライターの仕事内容を知る
- ライティングの知識をつける
- クラウドソーシングサイトに登録する
- 案件に応募する
- 受注した仕事を仕上げる
- 副業Webライター初心者がぶつかりがちな3つの壁
- 仕事が獲れない
- 作業時間が足りない
- 修正依頼が多くて落ち込む
- 脱・初心者!副業Webライターで収入を増やす方法2つ
- ブログを始める
- 継続案件を獲得する
Webライターは誰でも始められますが、稼げるようになるまではある程度の時間やスキルが必要です。だからこそ、始めるなら少しでも早い方が良いと言えます。
なお、あなたが初心者であることはクライアントには関係ないということも忘れないようにしてください。対価を得る以上、プロ意識をもって仕事に取り組みましょう。
難しいことは何もありません。必要なのは、地道な努力と継続だけ。当記事の内容を実践していただければ、同時にスタートを切った初心者より早く稼げるようになるはずです。
ぜひ副業Webライターにチャレンジしてみてくださいね!