【副業Webライターの全容】未経験から始める手順3つとスキルアップのコツ
副業Webライターはどんな仕事をするの?自分にもできるのかな…。
今回はこんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 副業Webライターの仕事内容
- 未経験Webライターの収入目安
- 副業Webライターのメリット、デメリット
- 副業Webライターとして働く際のリスク
- 未経験から副業Webライターを始める手順3ステップ
- 副業Webライターとしてスキルアップするためのコツ4つ
この記事を書いている僕は、副業で本業以上に稼いだ起業家。Webライターとしての経験もあり、今では発注者側になりました。
本記事の執筆者
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
Webライターとは、サイト上のあらゆるコンテンツ文書を執筆する人のこと。特別なスキルや知識は不要なので、副業を含めて誰でもチャレンジしやすい職業でしょう。
とはいえ、最初のうちは収益が上がりづらかったり、会社にバレるリスクがあったりと、副業ならではの大変さがあることも事実です。
Webライターとして稼ぐコツやリスク対策を知らないままでは、正直一人前のWebライターを目指すのは難しいでしょう。
そこで今回は、副業Webライターの仕事内容やメリット・デメリット、副業Webライターを始める手順、スキルアップのコツまですべてお伝えしていきます!
副業Webライターの仕事内容
まずはじめに、副業Webライターの仕事内容について見ていきましょう。
WebライターはWeb上の文章を書く職業なので、「執筆」が主な仕事内容です。
仕事の進め方としては「クライアントから依頼を受ける→記事を執筆する→収入を得る」といった流れ。
ただし、ライティングする「ジャンル」にはたくさんの種類があります。
例えば以下のようなものですね。
- SEO記事
- 取材記事
- ニュース記事
- LP
- YouTubeなどの台本
- コラム
また、受注する仕事によっては構成づくりや画像選定まで請け負う場合もあります。それぞれに必要なスキルや知識は異なりますが、できることが増えると執筆だけよりも得られる収入は上がるでしょう。
いずれにせよ、Webライターの仕事はどんな内容であれ基礎知識さえ身につければ、あとは実践しながらスキルアップしていくものばかりです!
特別な知識やスキルがなくても、誰でもスタートできることがWebライターの魅力です。ぜひ怖がらずにチャレンジしてみてください!
未経験でも副業Webライターとして稼いでいける?
副業でWebライターとして仕事をこなす際に、「自分でも本当に稼げるのかな…」と不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
そこで、ここからは未経験でも副業Webライターとして稼いでいけるかについてお話しします。
結論、未経験でも副業Webライターとして収益をあげるのは十分可能でしょう。なぜならWebライターの仕事は、基礎さえおえたら誰でもすぐにスタートできて、書いた分だけ収入が得られるからです。
以下の収益目安表をご覧ください。
文字単価 | 執筆本数と文字数 | 収入目安 |
---|---|---|
1文字0.5〜0.9円 | 3,000字×5記事 | 7,500〜13,500円 |
3,000字×10記事 | 15,000〜27,000円 | |
3,000字×20記事 | 30,000〜54,000円 | |
1文字1.0〜1.5円 | 3,000字×5記事 | 15,000〜22,500円 |
3,000字×10記事 | 30,000〜45,000円 | |
3,000字×20記事 | 60,000〜90,000円 | |
1文字1.6〜2.0円 | 3,000字×5記事 | 24,000〜30,000円 |
3,000字×10記事 | 48,000〜60,000円 | |
3,000字×20記事 | 96,000〜120,000円 |
副業Webライターの多くはクラウドソーシングから初めて仕事を受注しますが、未経験であれば、最初は文字単価1円未満の仕事しか取れないケースがほとんどです。
しかし、表を見ても分かるように、たとえ文字単価1円未満であっても3000字を10記事書いたら15,000〜27,000円の収益が得られます。
つまり、未経験であっても基礎さえおさえれば、最初から1万円稼ぐことも十分可能です。
実績を積んだら文字単価アップの交渉もできるため、Webライターだけで月10万、20万も夢ではありません。
実践しながらどんどんスキルアップして、稼げるWebライターを目指しましょう!
副業Webライターとして働くメリット・デメリット
次に、副業Webライターとして働くメリットとデメリットについてお伝えしていきます。
副業Webライターとして働くメリット
副業Webライターとして働く主なメリットは以下の通りです。
副業Webライターとして働くメリット
- スキルに応じて収入が増える
- 専門的なスキルが身に付く
- 本業で培ったスキルが活かせる
- 時間や場所を気にせず働ける
この中でも特に、「専門的なスキルが身に付くこと」は非常に大きなメリットと言えるでしょう。
Webライターの仕事をしていると、その過程でさまざまなスキルが身に付きます。例えば以下のようなものですね。
- ライティング
- マーケティング
- SEO
- セールス
これらのスキルを磨くと、自分で商品を販売したり、ブログでアフィリエイト収入を得たりと、Webライター以外でも「個人で稼ぐ力」がつきます。
Webライターはスキルを磨くほど収入アップが期待できるため、副業で稼ぎながら将来性も高めているでしょう。
副業Webライターとして働くデメリット
対して、主なデメリットは以下の通りです。
副業Webライターとして働くデメリット
- 時間管理が大変
- 実績、スキルがないうちは文字単価が低い
- ライバルが多い
Webライターは簡単に始められる仕事ですが、その分ライバルが多く、初めは単価も上がりづらいため低収入の時期が続くことも珍しくありません。
実績やスキルがないうちは、受注案件のほとんどが文字単価一円未満でしょう。
しかし逆に言うと、スキルを磨いて高めていけばクライアントからも評価されるため、文字単価を上げていけるということです。
Webライターは自分次第で収入を増やせるので、まずは諦めずにコツコツ実績をつくりましょう!
会社が副業禁止ならWebライターの仕事がバレるリスクも加味すること
なお、副業Webライターとして仕事をするならリスクも加味しておく必要があります。
あなたが副業禁止の会社に勤めている場合、Webライターの仕事がバレる可能性がゼロではないからです。
とはいえ、あくまでも「可能性」なので圧倒的に稼がないとバレにくいことも事実です。
リスクをなるべく回避するたに最低限の対策は取りましょう。
例えば以下のような対策ですね。
- ライター業で本名や顔写真は使わない
- 確定申告で住民税の徴収方法を「自分で納付」にする
- SNSに投稿しない
- 不用意に周りの人へ副業の話はしない
できる限りの対策を取り、安心して副業Webライターの仕事に取り組みましょう。
なお、詳しい対策については僕のVoicyでも紹介しています。気になる方はあわせてチェックしてみてください。
未経験から副業Webライターを始める手順3ステップ
では、未経験から副業Webライターを目指すにはどんなステップを踏めば良いのでしょうか?
具体的なステップは以下の3つです。
- 仕事する環境を整える
- 参考書で基礎を学ぶ
- 仕事を受注する
順番に紹介していきます。
①仕事する環境を整える
未経験から副業Webライターを始めるためのステップ一つ目は、仕事する環境を整えることです。
まずは副業Webライターとして必要なツールを準備しましょう。最低限用意したいものは以下の通りです。
- パソコン
- インターネット回線
- 副業用のGoogleアカウント
アカウント作成は絶対ではありませんが、本業と副業のメールを間違えたり、仕事の連絡を見逃してしまうミスを防ぐために有効です。
WebライターはGoogleドキュメントやスプレッドシートもよく使うため、副業用のGoogleアカウントが1つあると便利でしょう。
また、副業時間の固定化も仕事環境を整える際に重要です。
本業と副業の両立は決して簡単ではありませんが、毎日コツコツ継続しない限り結果には繋がりません。副業の時間を決めておくと、「今日やろうかな?サボろうかな?」という迷いがなくなりモチベーションを保ちやすいでしょう。
あらかじめ副業時間を決めて習慣化すると「ライティングする=歯磨きする」ような感じで、意識せずとも自然に継続できます。
②参考書で基礎を学ぶ
ステップの二つ目は、参考書での基礎学習です。
Webライターは誰でもできるとはいえ、さすがに文章の基礎すら分かっていない状態では仕事できません。まずは参考書で文章の基礎をおさえましょう。
おすすめは以下の2冊です。
沈黙のwebライティング
20歳の自分に受けさせたい文章講義
なお、ライティング術については僕のブログでも動画とテキストを使って徹底解説しています。副業Webライターとして仕事を始める前に、ぜひ読んでみてくださいね。
③仕事を受注する
ステップの三つ目は、仕事の受注です。
「えっ、もういきなり仕事するの…!?」と思うかもしれませんが、Webライターとしてスキルアップするには机上の学習<実践の学習が大切になります。
実際にライティングしながら試行錯誤を繰り返すことが、一人前のWebライターになる唯一の道です。参考書での学習を終えたら、さっそくクラウドソーシングで仕事を受注していきましょう。
クラウドソーシングとは
インターネット経由で「仕事を発注したい人」と「仕事を受けたい人」をつなぐサービス。初心者Webライターは仕事を受けるために登録必須です。
代表的なクラウドソーシングであるクラウドワークス
ちなみに僕のYouTubeでも、Webライターの始め方や案件獲得術について徹底的に解説しています!未経験の方でもしっかり理解できる内容になっているので、ぜひ一緒に学んでみてください。
副業Webライターとしてスキルアップするためのコツ4つ
最後に、副業Webライターとしてスキルアップするためのコツをお伝えします。
具体的なコツは以下の4つです。
- 提案文を整える
- 作業を効率化する
- 単価交渉する
- 仕事受注のプラットフォームを増やす
ひとつずつ詳しく解説していきます。
①提案文を整える
まず副業Webライターとしてスキルアップするためのコツの一つ目は、提案文を整えることです。
Webライターにとって提案文=採用に直結する営業ツール。
提案文の内容が悪ければ、ライティング案件の獲得は難しいでしょう。
ライバルに勝つため、提案文には応募への熱意と相手へのベネフィットが提示できる内容を盛り込む必要があります。
提案文を書くコツを学んだりテンプレを取り入れたりしながら、自分だけのアピールポイントをプラスしてクライアントを惹きつける提案文を送りましょう!
②作業を効率化する
コツの二つ目は、作業を効率化することです。
Webライターを始めてすぐぶつかる壁のひとつに「執筆スピードの遅さ」が挙げられるでしょう。最初のうちは書くことに慣れず、どうしても執筆に時間がかかるものです…。
そこで、なるべく少ない時間で質の高い記事を生み出せるように、作業の効率化を図りましょう。
例えば効率化のためには以下のような工夫ができます。
- ショートカットキーの使用
- 提案文や文章の型のテンプレ化
- ポモドーロテクニックの導入(作業25分+ 休憩5分を繰り返す)
- 執筆前にすべてのリサーチを終える
特に初心者は「書く」と「調べる」を同時にやりがちですが、それではなかなか執筆スピードは上がりません。
事前に必要な情報はすべて調べあげたうえで、一気に執筆するよう心がけましょう!
さらに早く書きたい方はこちらも要チェック
③単価交渉する
コツの三つ目は、単価交渉することです。
作業の効率化を図って書くスピードが上がったとしても、一日で執筆できる本数には限りがあります。そのため、Webライターとして収入を増やすには文字単価を上げる努力が欠かせないでしょう。
ある程度の実績ができたら、クライアントへの単価交渉にはいります。
なお、単価アップしてもらいやすいタイミングは以下の通りです。
- 納品スピードを上げれる
- 請け負う作業範囲が拡大した
- できる仕事(スキル)が増えた
相手へのベネフィットを提示できる=単価アップが狙えるタイミングと言えます。
圧倒的な「信頼」と「質」を持って単価交渉していきましょう。
④仕事受注のプラットフォームを増やす
コツの四つ目は、仕事受注のプラットフォームを増やすことです。
Webライター未経験なら最初の頃は、ライティング案件を受発注できる一般的なプラットフォーム“クラウドソーシング”を使う方が多いはずです。
もちろん「実績づくりのため」「スキルを磨くため」にはとても良いプラットフォームですが、正直単価が安すぎる案件が多いのも事実です。
ですので、Webライターとしてさらにスキルアップを目指すならプラットフォームの幅を広げていきましょう。
例えば以下のような手段があります。
- 求人サイトで探す(indeedやタウンワークなど)
- Twitterで「#ライター募集」と調べる
- メディアに直接営業する
Twitterや直接営業は実績がないWebライターにとってハードルが高いですが、単価も高く、ジャンルも幅広いため、クラウドソーシングとは違った経験ができるでしょう。
まずはクラウドソーシングで実績をつくってから、他のプラットフォームを活用していくのがおすすめです!
なお、以下の記事ではプラットフォームごとのメリット・デメリットや、案件獲得のコツを紹介しています。詳しく知りたい方はあわせて読んでみてください↓
まとめ:副業Webライターで磨いたスキルは資産になる
というわけで今回は、副業Webライターの全容について徹底解説してきました!
本記事の要約
- 副業Webライターの仕事内容
- 未経験でも副業Webライターとして稼いでいける?
- 副業Webライターとして働くメリット・デメリット
- 副業Webライターとして働くメリット
- 副業Webライターとして働くデメリット
- 会社が副業禁止ならWebライターの仕事がバレるリスクも加味すること
- 未経験から副業Webライターを始める手順3ステップ
- 仕事する環境を整える
- 参考書で基礎を学ぶ
- 仕事を受注する
- 副業Webライターとしてスキルアップするためのコツ4つ
- 提案文を整える
- 作業を効率化する
- 単価交渉する
- 仕事受注のプラットフォームを増やす
- まとめ:副業Webライターで磨いたスキルは資産になる
Webライターとして仕事をすると、ライティング以外にもさまざまなスキルが身に付きます。
スキルは一生物なので、自分で試行錯誤しながら成長できる人にとって、Webライターの職業は将来性をどんどん広げてくれるものになるでしょう。
将来的にライターを本業として、今の会社員より稼ぐことも十分可能です。
副業Webライターとしてスキルを磨き、どんどん自分の資産を高めていきましょう!