顕在ニーズと潜在ニーズの違いや調べ方【攻略してブログの質を高めよう】
ブログについて調べるとよく目にする「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の違いって何…?どうやって調べるの…?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- 「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の違い
- ブログ記事の満足度を高める「潜在ニーズ」の調べ方
- 顕在ニーズ・潜在ニーズを満たすブログ記事を書く手順
この記事を書く僕は、ブログ歴3年。収益は50万円を突破しました。
本記事の執筆者
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
ブログにおいて、読者のニーズを理解し、満たす記事を書くことはとても重要ですよね。
とはいえ、ニーズには「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の2種類があり、ブログの質をより高めるなら、その違いを理解したうえでどちらも満たす記事を書く必要があります。
そこで今回は、顕在ニーズと潜在ニーズの違いや調べ方を紹介していくので、ブログを成長させたい方はぜひ参考にしてみてください!
ブログで意識すべき「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の違い
「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」の違いを簡単に説明すると、以下の通りです。
- 顕在ニーズ:キーワードを検索した時に「これだ!」と思える情報
- 潜在ニーズ:自分でも気づかなかったけど必要な情報
分かりやすく例をあげてみましょう。
Aさんはブログを頑張る主婦。週末のお昼に大阪でTwitterで出会った友人とオフ会の幹事をすることになり、「大阪 ランチ おしゃれ」と検索。
この場合の「顕在ニーズ」と「潜在ニーズ」は以下です。
- 顕在ニーズ:大阪でおしゃれなレストランを知りたい
- 潜在ニーズ:大阪のおしゃれなレストランと予算やコロナ対策状況を知りたい
つまり、顕在ニーズは検索したキーワードに対しての明確な情報、潜在ニーズは自分で気付かなかったけどそれも知りたかったという情報ですね。
質の高いブログ記事を書くのであれば、どちらのニーズも読み取り必須!
ブログでは顕在ニーズを100%解決する必要がある
大前提として、ブログ記事は、顕在ニーズを100%解決してこそ意味があります。
顕在ニーズこそ読者が「知りたい!」とハッキリ認知しているキーワードですから、これの解決はブログ運営において当たり前のことだと言えるでしょう。
なお、顕在ニーズの探し方は簡単で、書きたいKWに対する関連語句を調べるだけ。
例えば、「Ubersuggest」を使って「筋トレ やり方」と調べれば、以下のように複数の関連KWが表示されます。
キーワード=読者が真っ先に知りたいこと(顕在ニーズ)ですから、ここを解決できる記事を書けばOK。
顕在ニーズは簡単に読み取れるからこそ、100%満たしてあげましょう!
潜在ニーズの解決がブログの満足度をさらに上げる
潜在ニーズの読み取り・解決は、まさにブログ記事を書くうえでの課題です。
顕在ニーズだけでなく、「潜在ニーズ」も解決してこそ、本当にいいコンテンツと言えるでしょう。
検索した情報に加え、自分でも気づかないところや、次に知りたいと思うところを1つの記事で解決できる…。そんな潜在ニーズを活用した記事を書ければ、他のブログと差別化でき、SEOにもかなりいい影響を与えます。
つまり、潜在ニーズの攻略は最強のSEO対策ですね!
ブログ記事の満足度を高める「潜在ニーズ」の調べ方
読者の奥底にある欲求を満たし、コンテンツの満足度をさらに上げるためには「潜在ニーズ」の読み取り・解決が重要だということを分かっていただけたかと思います。
では、潜在ニーズはどうやって調べれば良いのかというお話なのですが、実は意外と身近なところにヒントが転がっているんですね。
潜在ニーズの調べ方
- 質問を深堀りする
- Yahoo!知恵袋で検索する
- Googleで競合を調査する
- SNSを活用する
順番に解説していきましょう。
潜在ニーズの調べ方①質問を深堀りする
潜在ニーズを見つけるためには、KWに対して「なぜ?」という問いを何度も繰り返し、ニーズや悩みを深掘りしていく必要があります。
例えばですが、「大阪 ランチ」というKWをなぜ検索したのか?→「デートにぴったりのレストランを知りたい」→なぜ知りたいのか?→「初めてのデートだからデートを成功させたい」といった具合ですね。
つまり、まずはユーザーがKWを検索した経緯(検索意図)を読み取り、潜在ニーズを調べるのです。この場合だと、「レストランの支払い方法」や「近隣のデートスポット」などが潜在ニーズだと想定できるでしょう。
「なぜ?」を繰り返して深掘りすれば、最初の悩みと関連した別の悩みが見つかります!
潜在ニーズの調べ方②Yahoo!知恵袋で検索する
Yahoo!知恵袋で検索すれば、ユーザーのリアルな声を聞けます。
例えば「大阪 ランチ」で検索してみました。
上記を読めば、質問者はランチの値段とドレスコードに合うおしゃれな店を探しているとわかりますよね。
大阪付近でオシャレだけど安価なレストランを紹介してあげればいいんだ!とユーザーの潜在ニーズを満たすアイデアが出てくるでしょう。
潜在ニーズの調べ方③Googleで競合を調査する
Googleでの競合調査は、潜在ニーズを探すときに非常に有効な方法です。
というのも、Googleで上位表示されている記事は、読者が求めている答えそのものなんですね。つまり、潜在ニーズを満たす解決策も書かれている可能性が高いのです。
上位表示されている記事を読み込めば潜在ニーズが見えてくるはずなので、最低でも上位10記事くらいはしっかり調査しておきましょう!
潜在ニーズの調べ方④SNSを活用する
SNSを活用して潜在ニーズを探せば、Yahoo!知恵袋などと同じくユーザーのリアルな声を聞けます。
実際に僕も当ブログを立ち上げるにあたり、Twitterでブロガーの悩みなどを探りました!
特に不満や愚痴は徹底的に探ってみましょう。不満や愚痴などは「こうして欲しい」「もっとこうしたらよくなる」という顕在化したニーズの前の段階にありますからね。
SNS上のリアルな声も、潜在ニーズの調査にぜひ活用してみてください!
顕在ニーズ・潜在ニーズを満たすブログ記事を書く手順
最後に、顕在ニーズ・潜在ニーズを満たすブログ記事を書く手順についてさくっと解説しておきます。
ニーズを満たす記事を書く手順
- ブログ記事を書くキーワードを決める
- 顕在ニーズを明確にする
- 深掘りして潜在ニーズを探る
- 顕在ニーズ・潜在ニーズに対する答えを記事にする
顕在ニーズが明確にならない限り、潜在ニーズの読み取りは難しいので、必ず上記の手順を守りましょう。
何度も言いますが、ブログの満足度を上げ、リピーターを増やすためには、顕在ニーズを100%解決したうえで潜在ニーズも満たす記事を書くことが重要。
キーワード選定後は、顕在ニーズ・潜在ニーズ共にしっかり調べる癖をつけておきましょう!
まとめ:ブログは顕在ニーズと潜在ニーズを理解して質の高い記事を書こう!
本記事は、顕在ニーズと潜在ニーズの違いや調べ方、活用法について紹介しました。
本記事の要約
- 顕在ニーズと潜在ニーズの違い
★顕在ニーズ:キーワードを検索した時に「これだ!」と思える情報
★潜在ニーズ:自分でも気づかなかったけど必要な情報 - 潜在ニーズの調べ方
1.質問を深堀りする
2.Yahoo!知恵袋で検索する
3.Googleで競合を調査する
4.SNSを活用する - 顕在ニーズ・潜在ニーズを満たすブログ記事を書く手順
1.ブログ記事を書くキーワードを決める
2.顕在ニーズを明確にする
3.深掘りして潜在ニーズを探る
4.顕在ニーズ・潜在ニーズに対する答えを記事にする
ブログの満足度を上げるなら、顕在ニーズ・潜在ニーズともに読み取り・解決が必要不可欠です。
特に、潜在ニーズは見落としがちですし、他のブログとの差別化に繋がるので慎重に調べましょう!
ユーザーのニーズを把握したら、あとは答えを記事にしていくだけです。
今回の記事を参考に、より良いコンテンツ作りに努めてみてください!