【webライター】仕事の取り方4つを徹底解説【提案文のテンプレあり】
webライターの仕事ってどこで取ればいい…?仕事を取るコツってある…?
今回は、こんな疑問にお答えします。
本記事の内容
- webライターが仕事を取る方法4つ【コツも紹介】
- 仕事を獲得できる提案文の書き方
この記事を書く僕は、ライター経験ありの副業ブロガー。文章で月50万円を稼いでいます。
本記事の執筆者
EXTAGE株式会社 代表取締役|上場企業を含むSEO担当社数は30以上|出版書籍『文章でお金持ちになる教科書』『Webライターが5億円稼ぐ仕組み』
EXTAGE株式会社 ライティング責任者|記事執筆・添削数は累計3000記事以上|Webライター100名以上が在籍する講座を運営
ということで今回は、「webライターが仕事を取る方法」をテーマにお話ししていきますが、この記事で紹介する仕事の取り方は以下4通りです。
それぞれのメリット・デメリット、具体的な仕事の取り方・コツについて詳しく解説し、提案文の書き方についても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
webライターが仕事を取る方法①クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、「仕事をしたい人」と「仕事を依頼したい人」をweb上で繋ぐサービスのこと。
結論から言って、webライターの仕事を取る難易度が一番低いのがこのクラウドソーシングです!
無料で登録できるうえ、登録後すぐに仕事を取っていくことも可能ですから、webライター初心者は基本的にクラウドソーシングデビューが多いですね。
なお、クラウドソーシングは主に以下2サイトが有名です。
登録必須のクラウドソーシング
どちらも案件数が豊富なので、初心者webライターは必ず登録しておきましょう!
とはいえ、ランサーズとクラウドワークスのどちらから案件を狙えばいいのか不安ですよね。
それぞれの「特徴」「違い」を口コミ付きで解説している記事を紹介します。自分の環境ならどちらが合うのかチェックしてみましょう。
クラウドソーシングで仕事を取るメリット・デメリット
クラウドソーシングで仕事を取るメリットは以下です。
クラウドソーシングで仕事を取るメリット
- 案件数が豊富(ジャンルも豊富)
- 仲介があるので安心
- 初心者でも仕事が見つかる
クラウドソーシング最大のメリットは、実績がなくても取り組める仕事が多く募集されていること。クライアントへ個人情報を提示する必要はなく、報酬の保証制度もあるので、安心して取り組めるでしょう。
対して、クラウドソーシングで仕事を取るデメリットは以下です。
クラウドソーシングで仕事を取るデメリット
- 単価が比較的安い
- クライアントとのコミュニケーションが薄い
現在、クラウドソーシングで初心者が取れる仕事の単価は、文字単価0.5円〜高くても1円ほどが相場。そのうえ、案件によっては仲介手数料がライター負担とされている場合もあります。
クラウドソーシングでは、「仲介を受けること」がメリットにもデメリットにもなり得ますね!
クラウドソーシングにおける仕事の取り方
クラウドソーシングでは色々な仕事の取り方がありますが、自分で案件を探し、応募するというのが最もベーシック。
具体的には、以下の手順で進めます。
クラウドソーシングにおける仕事の取り方
- クラウドソーシングへ登録し、プロフィールを設定する
- 案件を探し、応募(提案)する
- クライアントから承諾されれば作業開始
なお、クラウドソーシングの案件は主に、クライアントに選定されれば仕事ができる「プロジェクト」と、承諾なしにその場で作業できる「タスク」がありますが、ガッツリ稼ぎたい&継続案件が欲しいならプロジェクト一択です。
基本的にクラウドソーシングはライバルが多いので、できそうな仕事を見つけたら積極的にたくさん応募していくといいでしょう。
クラウドソーシングで仕事を取るコツ
クラウドソーシングで仕事を取るコツは、以下のようなものがあります。
クラウドソーシングで仕事を取るコツ
- 登録直後は「タスク」案件に登録して実績を作る
- 見本としてドキュメント等に数記事作っておく
- 「初心者です」とアピールしない(わざわざ言わなくてOK)
- 自分の売りを見つけてアピールする(大量納品できるとかでもOK)
- 自分を採用するメリットを提案文やプロフィールでアピールする
- 未経験歓迎と書かれている案件は採用されやすい
- 単価ではなく「書きやすい」ジャンルで選んでみる
webライターを始めたばかりの頃は実績がなくて当然ですが、判断材料を提示できなければ採用は難しいので、「こんな記事を書けますよ」といったサンプルを自分で作っておきましょう。
また、これはクラウドソーシングに限らずですが、webライターの仕事は単価よりも「書きやすい」で選ぶが吉。書きやすいジャンルで実績を作り、スキルアップして、単価交渉・次の仕事につなげる方が断然効率的ですからね。
実績を作れば、仕事を取る・稼ぐ難易度がかなり下がります!
webライターが仕事を取る方法②Twitter
最近では、Twitterでもwebライティングの仕事が溢れています。
Twitterでは主に企業やインフルエンサー、webディレクターといった方々がライターを募集しており、思いの外大きな仕事を取れることも珍しくありません。
実際に、僕の友人ライターも、Twitterで仕事を取り始めてから収入が2倍以上に跳ね上がりましたからね…。
ぶっちゃけ、Twitterは穴場です!
Twitterで仕事を取るメリット・デメリット
webライターがTwitterで仕事を取るメリットは以下です。
Twitterで仕事を取るメリット
- クライアントと深いコミュニケーションが取れる
- 高単価案件に出会える可能性がある
- インフルエンザーから仕事を取れる可能性がある
Twitterで仕事を取る1番のメリットは、クライアントと深い関係を築けることでしょう。さらに、Twitterはクラウドソーシングより高単価案件が多く交渉もしやすいうえ、自分の人間性もアピールできますね。
対して、Twitterで仕事を取るデメリットは以下です。
Twitterで仕事を取るデメリット
- 実績がないと難しい
- 信用できる相手か分からない
- クライアントとの相性が大きく影響する
Twitterで依頼をかけクライアントは、webディレクターや編集者などライティングのプロが多数。なので、採用されるためには相応の実績が必要ですね。
また、クラウドソーシングのように仲介を挟まないので、相手の信用性が分からないうえ、相性に左右されるのもTwitterならでは。実際、報酬未払い・ひどいFBを受けるなどのトラブルも発生しているようです。
Twitterは、いいクライアントに出会えれば最強ですが、見極めが必要です!
Twitterにおける仕事の取り方
Twitterにおける仕事の取り方ですが、ライターを募集しているクライアントへリプやDMで提案するのが一般的。
「#ライター募集」といったタグで検索すれば、割と多くの案件が出てくるので、ぜひ探してみてください。
クライアントのプロフィールやツイート、他の方とのやり取りなども目を通し、信頼できる相手なのか、自分と相性が合うのかといった点は必ず確認しておきましょう!
Twitterで仕事を取るコツ
webライターがTwitterで仕事を取るコツは、以下の通りです。
Twitterで仕事を取るコツ
- Twitterでライティング関係のツイートをしてみる
- プロフィールに「お仕事依頼受付中」のような文面を加えておく
- できるだけ露出を増やす
- 自分を採用するメリットをしっかり提示する
- 実績を提示する
- 応募方法に注意する
Twitterは、案件の応募だけでなく、スカウトがくる可能性も十分に考えられます。
なので、日頃から自分がwebライターとして実際にどんな活動をしているのか、またどんなことができるのかといったことが伝わるようなツイートを意識していれば尚良しかもしれません。
なお、Twitterでの応募方法についてですが、Twitterでお仕事依頼をかけているクライアントさんは基本的に多忙です。
クライアントさんの時間を割かないために「案件が気になります」といったDMは避け、1通目から自分の条件や実績等をきちんと提示するメッセージを心がけましょう。要は、クラウドソーシングの提案文と同じイメージですね。
Twitterで素晴らしい提案文を送れるライターさんは意外と少ないので、好印象を与えられます!
webライターが仕事を取る方法③メディアへ直接営業
3つ目は、メディアへ直接営業をかける方法ですが、結論から言うと、このやり方はかなり上級者向けです。
なぜなら、クラウドソーシング等で募集していないということは、ある程度ライターさんが足りているから。ライターが足りている状況で、わざわざ初級レベルの記事を欲しいとは思いません。
さらに、「直接契約」になりますから、信用性も分からないライターさんを雇おうとは思いませんよね…。
「初心者大歓迎!」などと大きく書かれていない限り、実績のない駆け出しライターには厳しいと思っておきましょう。
とはいえ、安定して仕事をもらえるケースが多いので、挑戦してみる価値はあり!
直接営業で仕事を取るメリット・デメリット
webライターが直接営業で仕事を取るメリットは、以下です。
直接営業で仕事を取るメリット
- 高単価案件が多い
- クライアントの信用性が高い
- 自分で単価や条件の交渉ができる
- 実績になる
メディアへの直接営業に限らず、基本的に「直接契約」の仕事は単価が高い傾向にあります。もしも大型メディアで仕事を取れた場合、自分の大きな実績となるのも嬉しいですね。
対して、直接営業で仕事を取るデメリットは以下です。
直接営業で仕事を取るデメリット
- 初心者には難しい
- 実績が必要
- コミュニケーションスキルが必要不可欠
先ほども紹介した通り、直接営業で仕事を取るなら、ある程度の実績やスキルが必要です。信頼性の高いメディアでの記名記事が数本あるなら、挑戦してみてもいいかもしれません。
直接営業は難易度が高いですが、採用されればかなり大きなメリットを得られます!
直接営業における仕事の取り方
直接営業で仕事を取る方法は、数パターンあります。
直接営業で仕事を取る方法
- ライターを募集しているメディアへメールや応募フォームから提案する
- 気になるメディアへ電話やメールで問い合わせをする
- アポをとって企業へ直接出向く
メディアへの直接営業は「ライター募集」と書かれていても、書かれていなくても、ガンガン応募してOKです。(返事がこない場合も多いですが…)
どちらにしても難易度は高いと考えられるので、募集をかけているメディアへ応募するというより、「自分が書きたいと思ったメディアへ応募する」というやり方がおすすめでしょう。
ちなみに、上級ライターさんは、直接企業へ出向いている方が多いですね!
直接営業で仕事を取るコツ
webライターが直接営業で仕事を取るコツは、以下のようなものがあります。
直接営業で仕事を取るコツ
- すぐに提示できるポートフォリオを用意しておく
- できるだけビデオ通話や対面応対がおすすめ(信頼性アップ)
- ライタースキルをアピールする
- メディアへの熱意を伝える
- 単価提示は低めに見積もっておく
- webライター・編集者の肩書きで活動している人はフォローしておく
一概には言えませんが、こんな感じですね。
直接営業で仕事を取る場合は、信頼性の提示が何よりも大切です。自分が何者なのか?どんなスキルを持っているのか?という点を、応募の段階から明確にさせておきましょう!
webライターが仕事を取る方法④ブログ
webライターの仕事は、ブログ経由でも獲得が可能です。
ただしブログで仕事を取る場合、「自分で応募する」のではなく「スカウトを待つ」形。
ライターとしての活動を記事にしたり、自分のスキルが伝わるライティングノウハウ記事を書いたり、ポートフォリオページを作り、アピールしておくといいでしょう。
ちなみにですが、あなたがwebライターに挑戦しているなら、ブログは絶対に作っておいた方がいいですね。理由は、仕事を取れるだけでなく、ライティングスキルを磨きながら収益も狙えるから。やらない理由はありません。
▼ブログの始め方は以下の記事で紹介しています▼
ブログで仕事を取るメリット・デメリット
webライターがブログで仕事を取る(待つ)メリットは以下です。
ブログで仕事を取るメリット
- 希望する単価・条件が通りやすい
- ブログが実績になる(実績提示を求められない)
そもそもですが、ブログで仕事を取る場合は相手から声がかかるので、自分の希望が通りやすいですね。スカウトしてくださったクライアントさんは、ブログ記事やポートフォリオをすでに読んでくれているはずなので、実績提示も必要ありません。
対して、ブログで仕事を取るデメリットは以下です。
ブログで仕事を取るデメリット
- 記事の質が低いと逆効果
- 相手の信頼性が分からない
- そもそも仕事依頼がくるか分からない
繰り返しますが、ブログで仕事を取る場合はスカウトを待つ「受け身」ですから、せっかく頑張って運営していても仕事依頼がくるかどうかは分かりません。
webライターがブログを運営するなら、仕事を取る以外の目的が必要ですね!
ブログにおける仕事の取り方
ブログでwebライターの仕事を取る方法は、基本的には待つしかありません。
仕事が欲しいなら、以下のポイントをおさえておきましょう。
- webライターであることを記載
- ポートフォリオページを作成
- 仕事依頼フォームの作成
なお、仮にあなたに実績がないなら発想を変え、「ブログ自体をポートフォリオ化」するのもおすすめ。
どういうことかというと、仕事はクラウドソーシングやTwitter、直接営業などで探し、運営しているブログを実績として提示するイメージですね。
ブログがあれば、初心者でも仕事を取りやすくなります!
ブログで仕事を取るコツ
ブログでwebライターの仕事を取るコツは、さっき紹介したポイントに加え、以下のようなものがあります。
ブログで仕事を取るコツ
- 得意ジャンルの記事をバンバン投稿していく
- 検索上位の記事を生成し、SEOの知識をアピール・露出を増やす
- ライティングに関する記事をたくさん書く
ブログを運営していれば、ブログ自体が実績になり、SEOの知識やデザインスキル等もアピールできます。
まずはあなたのことを知ってもらわなければならないので、検索記事の記事を作ったり、ランキングサイトに登録したりして、露出を増やしていきましょう。
ブログで実績を上げるのが最大のポイントです!
▼ブログの実績をあげるコツは以下を参考に▼
webライターの仕事を取れる提案文の書き方【テンプレ】
webライターはどこで仕事を取るにせよ、提案文の提出が必要不可欠です。
仕事を取るために、提案文へ記載すべき事柄は以下です。
提案文に記載すべきこと
- 挨拶と簡単な自己紹介
- 案件に応募した理由
- 作業・連絡可能時間
- 単価について※クライアントから指定がない場合
- 納期・納品本数について
クラウドソーシングだろうと、Twitterだろうと、直接営業だろうと、上記は必ず記載しましょう。
以下にテンプレートを記載しておくので、難しい方はこちらを利用してみてください!
はじめまして、●●●と申します。
この度は、●●様が募集されているお仕事に魅力を感じ、応募させていただきました。
webライティングは●●年から始め、現在はフリーライターとして活動しています。
以下に、経歴と実績を記載させていただきます。
<学歴・資格>
・●●大学●●学科卒業
・TOEIC●●点
<職歴>
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▶︎得意なジャンル
・(できるだけ案件に関係のあるジャンルを記載)
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<これまでの実績>
・参考記事や、ドキュメント、ポートフォリオのURL
・自分ができることややってきたことを具体的に(採用するメリットの提示)
なお、作業可能な時間帯は平日●時〜●時、土日祝日は●時〜●時でございます。
チャットワーク、スカイプ、お電話での対応も可能ですので、●●様のご都合のいい方法をお選びください。
納品数は、●文字の記事ですと、月間●本を予定しております。
迅速な納品・クライアント様に喜んでいただける記事の執筆を心掛けておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
上記に加え、メディアへ直接応募するなら「いつも読ませていただいており〜」のような、熱意を伝えられる文面があるといいですね。
自分なりにアレンジして、ぜひ使ってみてください!
まとめ:webライターは色々な方法で仕事を取ってみよう!
今回は、webライターの仕事の取り方を4つ、紹介しました。
webライターの仕事の取り方まとめ
- クラウドソーシング
★単価は低いが、仕事は取りやすい - Twitter
★相手の見極めは必要だが、いい関係を構築できる - メディアへ直接営業
★難易度は高いが、大きな実績になる - ブログ
★スカウトを待つ必要があるが、ブログが実績になる
webライターの仕事を取る方法はクラウドソーシングが最も一般的ですが、Twitterやブログでも案件獲得は可能です。
最近では、「indeed」や求人ペーパーでも稀に募集があるので、気になる方はチェックしておくといいでしょう。
クラウドソーシングだけに頼らず、色々な方法で仕事を取り、経験を積んでみてくださいね!