【徹底解説】Lステップの使い方を完全マスター!初心者向けロードマップ

こんにちは!LINEマーケターのいぶきです!

突然ですが、あなたは今こんな悩みを抱えていませんか…?

Lステップを使ってみようと思ったけど、使い方がわからない…。
何から設定したらいいの?

Lステップを導入したばかりの人にとっては、機能が多すぎて何から設定すべきか正直分かりづらいですよね…。

しかし、基本的な機能の使い方さえ覚えてしまえば、あなたの思い通りに使いこなせるようになります!

そこで今回は、1日16時間Lステップを触っている私が、Lステップの使い方を徹底解説します。

本記事の内容
  • Lステップの使い方をマスターするための3つのポイント
  • Lステップ初心者向けロードマップ
  • 自走式アンケートの作り方

この記事を最後まで読んだ頃には、Lステップの使い方を理解するだけではなく、あなたなりのステップの組み方までイメージできると思いますので、ぜひ参考にしてみてください!

【この記事を書いた人】
LINEマーケターいぶき(@LINEmarketeribu)
Lステップの構築を始めて3ヶ月で月収50万円を達成。
SNSの総フォロワーが20万人を超えるS級インフルエンサーのLステップの構築にも携わった実績を持つ。
現在は企業や個人のLINEマーケティングをチームで請け負う傍ら、自身のYouTubeチャンネルや自分で構築したLINE公式アカウントでも、Lステップ学習コンテンツを無料で公開している。

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Lステップの使い方をマスターする3つのポイント

Lステップ初心者の方は、まずこちらのポイントをチェックしておきましょう!
Lステップの使い方をマスターするための3つのポイント
  1. その機能を使う理由を考える
  2. あなたのアカウントなら何を設定するかイメージする
  3. いろんなアカウントを分析する

それぞれ解説します!

1. その機能を使う理由を考える

Lステップの使い方は、後述するロードマップに沿って覚えれば使いこなせるようになります。

ただ重要なのは、なぜその機能を使うのかを考えながら覚えていくこと。

「タグ付けするのは、のちにセグメントを分けてステップ配信できるようにするためだろうなぁ。」

「リマインダ機能は、リピート率を上げるため、セミナー出席率を上げるために使えそう!」

「自動応答機能によって、質問対応のやり取りを自動化できそう。」

といった具合に、その機能を使う理由を考えましょう!

その機能をなぜ使うのかを考えることで、ただ使い方を覚えるよりも早く設定方法を覚えられますし、応用も効きやすくなります!

2. あなたのアカウントなら何を設定するかイメージする

Lステップの使い方を学ぶときは、あなたのアカウントなら「その機能をどのように使えそうか」をイメージしましょう。

ただ丸暗記しようとしても、すぐに忘れてしまったり、応用が効かなかったりと、学習効率があまりよくありません。

あなたのアカウントや、あなたのクライアントのアカウントであれば、どのように設定できそうかをイメージすることで、体得スピードが早くなります。

例えばアンケートを作る際の設定について学ぶときも、「自分が作り込むアカウントなら、どんな質問が必要かな?」と想像してみることが重要です。

実際に管理画面を開いて、各機能を設定する場面をイメージすると、より早く使いこなせるようになります!

3. いろんなアカウントを分析する

Lステップの使い方をマスターするには、たくさんのアカウントに触れることが重要です。

Lステップで使える機能自体は、覚えてしまえば割とシンプルですが、その機能の使い方は、数え切れないほどたくさんあります。

例えば、管理画面上にある「回答フォーム」を使えば、以下のようなメリットがあります。

回答フォームの使用例
  1. 顧客のデータを集めるアンケートにできる
  2. 複雑な回答方法を設定できる
  3. データの添付ができる
  4. 期間限定の配信ができる

その機能をどのように活用するかのレパートリーを増やすためにはどうすべきだと思いますか?

そう、いろんなアカウントを分析することです!

今や多くのインフルエンサーや店舗がLステップを活用しています。

それぞれのアカウントがどのようにLステップの機能を使っているのか分析していくうちに、あなたなりの使い方ができるようになるでしょう。

私の公式アカウントもどんな設定をしているのか分析してみると、いろんな発見があるかも?

Lステップ初心者向け完全ロードマップ

ここからは、Lステップの使い方をマスターするためのロードマップをご紹介します!

Lステップ初心者向けロードマップ
  1. 友だち追加時メッセージを設定しよう!
  2. タグを設定しよう!
  3. 友だち情報を設定しよう!
  4. アンケートを作ってみよう!
  5. 一斉配信をしてみよう!
  6. シナリオ配信を設定してみよう!
  7. リマインダ配信を設定しよう!
  8. カルーセルパネルを作ってみよう!
  9. 自走式アンケートを作ってみよう!
こちらのロードマップに沿って、Lステップの使い方を覚えていきましょう!

1. 友だち追加時にメッセージを設定しよう!

まずは、友だち追加してもらった際に自動で送られるメッセージから設定しましょう。

Lステップを導入している場合、LINE公式アカウントではなくLステップの管理画面から設定します。

友だち追加時設定

下記、2パターンの友だちへのメッセージを設定しましょう。

友だち追加時の設定項目
  1. 新規友だち
  2. システム導入前からの友だち・アカウントへのブロックを解除した友だち

LINE公式アカウントでは、どちらも同じメッセージしか設定できません。

しかし、Lステップなら一度ブロック解除から再度友だち追加した方へのメッセージを分けることができます。

例えば、飲食店のアカウントでは、友だち追加してくれた方向けに「ドリンク1杯無料クーポン」をプレゼントすることがありますよね。

LINE公式アカウントであれば、ブロックを繰り返してクーポンをたくさんゲットする、なんてこんなことができてしまいます…。

友だち追加してクーポン使用、ブロック、ブロック解除、再度友だち追加でまたクーポン利用。これでは新規のお客様ではないのに、無料クーポンを利用されてしまうといったリスクが考えられます…。

しかし、Lステップであれば、本当に新規のお客様だけに、クーポンを配布できるんです。

2. タグを設定しよう!

Lステップでは、友だち一人ひとりにタグを付けられます。あらかじめ必要なタグを用意しておけば、回答フォームを作成するときなどに便利ですし、それぞれ付いたタグの情報に基づいてメッセージ配信を振り分けられます。

もはやタグ付は必要不可欠と言っても過言ではありません。

さて、タグはLステップ管理画面の「タグ管理」から設定しておきましょう。

ここでは、練習として性別、年代のタグを作成してみます。

まずは「新しいフォルダ」から、「性別」フォルダ、「年代」フォルダを作成しましょう。「性別」フォルダを選択し、「新しいタグ」から「男性」、「女性」を作成します。

性別タグ設定

次に、「年代」フォルダを選択肢、同様に「新しいタグ」から「10代」、「20代」、「30代」、「40代」、「50代以上」を作成しましょう。

年代タグ設定
この他にもあなたのアカウントで必要になりそうなものがあれば、フォルダ分けをして設定してみてくださいね!

3. 友だち情報を設定しよう!

友だち情報も、タグと同様に友だち一人ひとりに付けられる情報です。よく使用される例としては、「本名」や「電話番号」といった個人情報があります。

ここでは練習として個人情報に関連する友だち情報を設定してみましょう!

Lステップの管理画面「友だち情報管理」から「新しいフォルダ」をクリックします。

「個人情報」フォルダを作成し、「新しい友だち情報欄」から下記の項目を追加してみましょう。

友だち情報設定項目
  1. 本名
  2. 性別
  3. 住所
  4. 電話番号
  5. メールアドレス
友だち情報設定

「並び替え」から表示される順番を変えることもできますので、設定してみてください!

ここまで、しっかり設定できましたか?
上記で設定した内容を、以下で活用していきますからね!

4. アンケートを作ってみよう!

Lステップを導入するなら、アンケートは必須です!

ここでは、初心者の方向けに、回答フォームを使った簡単なアンケートの作り方をご紹介します。

Lステップ管理画面の「回答フォーム」から、「新しい回答フォーム」をクリックしましょう。

回答フォーム作成
  1. 本名
  2. 性別
  3. 年代

上記の情報を取得する回答フォームを作成してみて下さい。

お名前に関しては「記述式(テキストボックス)」を使い、「回答の登録先」は友だち情報「本名」に設定します。

性別、年代に関しては下記のとおり「ラジオボタン」を使いましょう。「選択時のアクション」を「タグ追加」に設定し、選択肢が「男性」なら「男性」タグといったように適切なタグを設定していきます。

性別を取得する回答フォーム

上記の画像を参考に、「年代」についても設定してみて下さい!

こうして年代や性別を取得しておくことで、年代別にメッセージを配信できるようになります!
フォームで取得した内容をもとに、以下では配信設定をしていきましょう!

5. 一斉配信をしてみよう!

一斉配信をセグメント別にできるのがLステップの魅力!
友だちを絞って一斉配信する方法を勉強しましょう!

Lステップの管理画面から「一斉配信」をクリックし、「新規配信」へと進みましょう。

「1.送信先を設定」のところが、Lステップの大きな魅力の一つです!

LINE公式アカウントではできない、セグメント別の配信がここで設定できます。

要は友だち全員に同じメッセージを送るのではなく、特定の友だちだけにメッセージを配信できるんです!

例えば、アンケートで「性別」、「年代」のタグを設定しましたよね。そのデータを活用して配信設定をしてみます。

「友だちを絞り込んで配信する」から、「絞り込み条件を設定」をクリック。「タグ名を入力」のところで「男性」、「20代」のタグを設定してみましょう。

20代男性に一斉配信

「この条件で決定する」をクリックすれば、送信先の設定は完了です。

配信日時、配信メッセージを設定して、その友だちに適切な配信を行うことで、ブロック率の低下や、コンバージョン率の向上が見込めます!

6. シナリオ配信を設定してみよう!

「メルマガよりもLステップ!」と言われる代表的な機能が「シナリオ配信」です!
あなたもLステップの使い方や魅力を体感できてくるはず!

シナリオ配信とは、あるアクションをきっかけに、あらかじめ登録した複数のメッセージを、決まったタイミングで自動的に配信できる機能です。

例えば、友だち追加から1日目には1通目、2日目には2通目、3日目には3通目といったように、事前に登録したメッセージが自動的に配信されます。

これによって友だち登録からセールスまでを全て自動化することができるのです!

シナリオ配信は、管理画面上の「シナリオ配信」をクリックし、「新規登録」から設定できます。

「時刻で作成する」と「経過時間で作成する」のどちらか選択するページが出ますが、ここでは「時刻で作成する」を選択しましょう。

「シナリオ名」は「テスト配信」と入力してみてください。

「メッセージを追加」をクリックすると、「配信メッセージ登録」のページに移ります。

どのタイミングで、何を配信するのかを設定できます。

「時刻指定」のところから、「1」日後の「9:00」に「昨日は友だち登録ありがとうございました!」とメッセージが送られるように設定し、「シナリオ登録」をクリックします。

テストシナリオ

上記のように表示されていれば設定できています!

加えて、「友だち追加時設定」の画面で「シナリオ」のところに、今作成した「テストシナリオ」を設定してみましょう。

これで友だち追加された翌日に、「昨日は友だち登録ありがとうございました!」というメッセージが自動で送信されるようになります!

7. リマインダ配信を設定しよう!

来店率、セミナー出席率を上げるために効果的な機能が「リマインダ配信」です!
飲食店やセミナー講師の方のLステップ構築に役立つので、ここで設定の仕方を覚えておきましょう!

リマインダ配信は、要するにリマインドを自動的に行なってくれる機能です。

特定のイベントがある日の7日前、3日前、1日前といったあらかじめ登録した配信タイミングで、自由にメッセージを送ることができます。

例えば、ジムのLINEアカウントでリマインド配信をするならこんな感じ↓

ここでは、セミナー出席が確定した方に対して、セミナー3日前、1日前のタイミングでリマインドの連絡をする設定を行ってみましょう!

設定方法ですが、管理画面の「リマインダ配信」から「新しいリマインダ」をクリックします。

リマインダ名は「セミナーリマインダ」と設定しておきましょう。

「配信タイミング追加」のところで、「3日前」の「10:00」に送信で「登録」をクリックします。

セミナーリマインダ

上記の画面になるので「新規作成して追加」をクリックして、「セミナー3日前です!」というメッセージを登録してください。

同様に「配信タイミング追加」から、「1日前」の「10:00」に「セミナー前日です!」というメッセージが送られるように登録してみましょう。

これにて「リマインダ配信」からの設定は完了です。

ただ、これだけではリマインダ配信はできません!

実際に送る際は、Lステップ管理画面の「友だちリスト」から友だちを選択します。

友だちリストからセミナーリマインダを設定

「リマインダ」のところから先ほど登録した「セミナーリマインダ」を選び、任意のゴール日時を設定して「開始」をクリックするとリマインダが自動で走るようになります。

8. カルーセルパネルを作ってみよう!

Lステップで大活躍するのが「カルーセルパネル」です!
超便利な機能なので、必ず設定できるようにしておきましょう!

「カルーセルパネル」とは、横並びにパネルを並べられる機能です。

ここでは、前述した「回答フォーム」部分で設定した「年代」を選択できるパネルを作成してみましょう!

Lステップ管理画面の「テンプレート」から「カルーセル作成(新)」をクリックします。

「テンプレート名」は「年代」としておきます。

「本文」に、「年代は?」と入力し、「選択肢名」に「10代」、「20代」、「30代」と入れてみましょう。

選択肢を増やすときは、「選択肢名」の下にある「追加」をクリックして増やせます。「アクション設定」では、作成しておいた「10代」、「20代」といったタグが付与されるように設定してみて下さい。

「40代」、「50代以上」に関しては、パネルをもう一つ増やして、同様に設定してみましょう!

テンプレート登録画面

上記のようにプレビュー画面が出てくれば、しっかりと設定できています。

9. 自走式アンケートを作ってみよう!

最後に、Lステップの代名詞といっても過言ではない「自走式アンケート」を作ってみましょう!
こちらが設定できると「診断」も作れるようになります!

「自走式アンケート」とは、回答フォームからアンケートを取るのではなく、トーク上でポンポン回答していけるアンケートのことです。

自走式アンケートならトーク画面上に質問事項を並べられるので、回答フォーム形式のアンケートと比べて答えてくれやすくなります。

このようなアンケートを作成するために、テンプレート機能と自動応答機能を組み合わせて設定していきます!

まずは前項で解説したカルーセルパネルを使用して、「性別」を聞くパネルを作ってみましょう。

性別を聞くテンプレート

テンプレート名を「性別」にして、上記のように作成してみてください。

ここで、選択肢のところの「アクション設定」からタグだけではなく、「テンプレート送信」の設定もしましょう!先ほど設定した「年代」のテンプレートが送信されるようにします。

テンプレートのアクション設定

「女性」を選択したときのアクションにも「年代」テンプレートが送信されるように設定しておいて下さい。

テンプレートの設定ができたら、「自動応答」機能と組み合わせていきましょう!

Lステップ管理画面の「自動応答」から「新しい自動応答」をクリックします。

自動応答登録設定

「自動応答名」は「テストアンケート」にしておきましょう。

キーワードは「アンケート」で設定します。

「2、反応する時間帯を設定する」のところは「指定しない」を選びましょう。

「3、絞り込み・反応条件を設定する」は、ここでは無視して構いません。

「4、反応時のアクションを設定する」では、「アクションを設定する」から「テンプレート送信」をクリックし、「性別」を選択します。「この条件で決定する」をクリックし、「登録」を押しましょう。

お疲れさまでした!
ここまで設定できたら、LINEのトーク画面を開いて、「アンケート」と送信してみてください!
自動応答で作成したパネルが反応してくれます!

余力のある方は、友だち追加時にアンケートが自動でスタートするように設定してみましょう!

まとめ:とにかくいろんな機能を実際に使ってみよう!

今回は、Lステップの使い方を徹底解説しました!

本記事のロードマップで学んだあなたなら、自分なりに設定ができるようになっているはず!

ただ、Lステップはまだまだ奥が深いです。最近は、自走式アンケートの仕組みを利用した「〇〇診断」が流行っていますが、日々いろんな見せ方が生み出されています。

記事前半でもご紹介した通り、いろんなアカウントを分析してみてください。そして、あなたが担当するアカウントに導入できそうなものは、どんどん取り入れてみましょう!

日々、Lステップに触れて、あなたなりのアカウントづくりを実践してみてくださいね!

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